ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

藤井聡太、大谷翔平 若き天才の明暗

2020-08-23 13:53:12 | Weblog
先の王位戦で挑戦者の藤井聡太棋聖が木村一基王位を4勝0敗のストレートで下し、18才1カ月で最年少二冠、ならびに八段昇段を達成しました。将棋棋士という職業が生まれて400年以上が経ちましたが、才能ではナンバーワンかもしれませんね。
それにしても封じ手の8三同飛車成は強く踏み込んだ手でした。最強の駒である飛車を切るのはたいてい終盤で、この将棋はまだ序盤と言ってもおかしくない局面でしたから。藤井君ならではの深い読みがなければなかなか指せないでしょう。

現時点での将棋界の情勢は、悲願の名人となった渡辺さんと藤井君がトップを併走し、豊島竜王と永瀬二冠が僅差で追う展開とみます。藤井二冠が抜け出すのか、誰かが立ち塞がるのか、まだまだ目が離せません。

文化系のスーパースターが藤井聡太なら、体育系の若きスーパースターは大谷翔平が思い浮かびます。しかし、最近の大谷選手には精彩がありません。コロナ渦で大幅に遅れた開幕。大谷は今年も投手にこだわりました。しかし、右肘手術による調整不足は明らかで早々に脱落。野手に専念していますが、打率1割台と大幅に出遅れています。才能を持ちすぎたが故の苦悩とも言えますが、この辺で思いきった決断を下すべきではないでしょうか。つまり、投手を諦め、打者に専念すべきではないかと。あのべーブルースも早い時期に決断したからこそ714本ものホームランが打てた。大谷君も26才。大きな記録を残すためにはそろそろという時期に来ています。


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