ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

才能や努力より巨大な力

2014-07-28 22:42:27 | Weblog
こないだ4日坊主で途絶えたジョギングを再開しました。以前は1周1キロ程度のコースを2周していたのですが、続かないので1周にしました。自分の場合、体重を落とすことが目的ではないので、この際妥協しました。

では、なぜ走ろうとするのか?漠然と強い自分を造りたいという願望はあるのですが、具体的には全身の血流を改善させたいのです。放っておくと、手足がすぐ冷たくなる体質なので。特に脳の血流量を増やしたいと思ってます。

眠くなったり、やる気が出ない。物事に対して興味が持てない。これらがすべて薬の副作用とは思えません。ささやかな努力など風の前の塵に同じということはわかってはいるのですが。

こないだラジオで70歳になった久米宏さんが言っていたのですが、人間の一番の不条理といったかな、「それは生まれてくることを選べない事だ」と。

才能や努力より確実に大きな流れがある。それは宿命だと思います。それは生まれた時にすでに埋め込まれているものです。

僕はメンタルで2つの病院に通院した事があるのですが、一番最初に何を聞かれたかといえば、どちらの医師にも「あなたの両親、あるいは親族に似たような症状の人はいますか」という事です。その時は少し意外な気がしましたが、いまは納得できます。自分の場合は18歳でパニック障害になってしまったのですから、これは宿命だったのかもしれません。

しかし、このどうにもならない宿命という巨大な流れに抗い、生きていくのもまた、ひとつの人生かなと思います。

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