ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

小池が勝って、藤井が負けた日

2017-07-02 22:04:16 | Weblog
いま、藤井君の敗戦の弁を聞きました。記者の稚拙なインタビューが続いたのですが、嫌な顔をせず、ひとつひとつ丁寧に答えていたのが印象的でした。

佐々木五段は見事な指し回しで、先輩の意地を見せました。佐々木君も奨励会時代から、非常に将来を嘱望されていた棋士ですからね。佐々木五段と藤井四段。どちらが絶対に負けられない戦いだったかといえば、佐々木君の方です。年齢差8歳というのは、谷川九段と羽生世代と同じです。この地点で、佐々木君が力負けするようなことになれば、今後、ひっくり返すのは至難です。佐々木君もインタビューで「ここで負けるようだと」というようなことを話していました。

藤井四段もいまは悔しさで一杯でしょうが、時が経てば、少し安堵する部分も出てくるのではないでしょうか?それくらい今回の藤井フィーバーは過熱しました。今後は、これまでの将棋界の常識を打ち破る、勝率8割棋士を目指してもらいたい。1年、2年単位でなく、10年、20年単位で。将棋はどんなに強い棋士でも、10回に3回は負ける世界ですが、藤井君にはその常識を覆してもらいたいです。そうなれば名人位も竜王位も自然と手に入ります。

少し静かにはなるでしょうが、藤井人気は根強く続くと見ています。彼は将棋が強いだけでなく、人間的にもクレバーで、謙虚で日本人に愛される要素をたくさん持っていますからね。


都議選は小池新党の圧勝に終わりそうです。自民党がこれだけ負けたのは記憶にないですね。小池人気と、安倍総理周辺への都民の不信が重なり、このような大差がついたと思います。

都民ファーストの会は、これから国政でも目玉になるでしょう。この先を読むと、かつて橋下前大阪知事が、国政に議員を送り込んだような形を小池都知事もとると思われます。出来れば100人は擁立したいところです。当然、死に体の民進党などは離党ドミノとなり、小池新党へ参加する議員が続出するのは間違いありません。

対する自民党は、小池陣営の準備が十分でないうちに、衆院解散に打って出たいところですが、今日の結果でそれも難しくなりました。長らく続いた安倍一強の終りの始まりと言えるかもしれません。

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