ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

今日のニュースから

2017-03-01 21:16:53 | Weblog
朝、ワイドショーを見ていると、小金井ストーカー事件の裁判員裁判で、被告に対し、懲役14年6ヶ月の判決が下ったことを伝えていました。こないだブログで取り上げた事件だけに興味深く見ていました。

キャスターやコメンテーターは一様に「量刑が軽すぎる」と発言していたが、僕は求刑17年、懲役14年半というのは、予想より重いものを出してくれたと感じました。理由は奇跡的に富田真由さんの命が助かり、犯人はあくまで殺人ではなく、殺人未遂として裁かれるからでした。

しかし、検察も裁判員もきわめて殺人に近いことを考慮し、また社会に与えた影響の大きさも鑑みた、精一杯の判断だったと思います。富田さんが「短すぎる」と感じるのは当然のことであり、また被告は何の反省もしていないことも誰の目から見ても明らかなのですが、この事件に限らず、一人の女性を数十回にわたって殺傷した人間が、反省している訳がありません。この事件は注目度が高かったため、人々の目に留まっただけで、これまでの他のストーカー事件の加害者も、おおよそ岩崎被告と同じような態度なのだと想像します。

こないだのブログで、「被害者に出所後の岩崎被告の居場所を教えるべき」と記しましたが、少し補足しておきます。この自分の意見にも課題があり、今回のような事件が何件、何十件と繰り返されていくうちに、被害者の家族などが加害者に復讐する可能性は否定できません。新たな事件を生まないために、そこの部分はよく考慮した上で、GPS監視導入を目指すべきでしょう。


もうひとつのニュース。
ネットで堀北真希引退を知りました。僕も好きな女優の一人で、ブログにも何度かは書いてきたと思うので、触れておきます。

なんとなく、彼女はそうした方向性なのではないかとは思っていましたが、きっぱりと区切りをつけた堀北さん。潔い決断ではないでしょうか。お疲れ様でした。しっかりとした型を持った女優でした。イチロー型か王貞治型といえば、後者のタイプでしたね。役者としてはカメレオンタイプではない。だから見方によると、つまらないかもしれないけど、その代わり、演技には安定感はありました。今回の決断にもそれが表われていたのかもしれません。芯の強さを感じます。男性ファンが多い女優さんでしたね。今後、山口百恵のように伝説になる可能性はあると思います。

「三丁目の夕日」「電車男」などで堀北さんを見た時、高い将来性を感じさせました。清純派、正統派女優という言葉が堀北さんにはよく似合いました。同い年のライバル的な立場だった新垣結衣が、昨年のドラマで脚光を浴びましたが、二人の物語もここに終焉しました。

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