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暗記に青ペン&<パーキンソン病>増加物質発見&発癌だけでない三次喫煙

2014-05-08 | 医療、健康

暗記したりするには、冷静になれ青ペンのほうが覚えやすいらしい。

先生が赤ペンで訂正するのも、攻撃性があるので、勉強が嫌になるから赤でないほうがいいらしい。

知らないで赤ペンでやっていました。今でも普通にそうだと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140507-00000088-mai-sociから

<パーキンソン病>増加物質を突き止め 東京都医学総研

毎日新聞 5月7日(水)20時49分配信

 神経難病「パーキンソン病」の原因となる細胞内の異常を除去する際に作り出される物質を突き止めたと、東京都医学総合研究所の田中啓二所長、松田憲之プロジェクトリーダーらの研究チームが、7日発表した。この物質の増加を検査で確認できれば、パーキンソン病を早期発見できる可能性がある。論文は英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。

 チームは、マウスやヒトの細胞を使い、環境や生活習慣と関係なく家族内で発症する遺伝性パーキンソン病(全体の1~2割)を調べた。遺伝性パーキンソン病は、二つの遺伝子「ピンク1」と「パーキン」が働かず、細胞内の小器官「ミトコンドリア」の不良品が蓄積し、神経細胞が失われて発病する。

 今回、二つの遺伝子が異常ミトコンドリアを除去する詳細な仕組みが分かった。ピンク1が異常ミトコンドリアを見つけると、「ユビキチン」というたんぱく質にリン酸を結び付ける。この結合が合図となってパーキンが働き始め、異常ミトコンドリアの分解を促していた。遺伝性でないパーキンソン病でも同様の仕組みが働いている可能性があるという。

 松田さんは「パーキンが働かない場合、もしくはピンク1やパーキンの処理能力を超える異常ミトコンドリアが生じた場合は、リン酸と結びついたユビキチンが急増し、パーキンソン病を発病する。このユビキチンを測定すれば早期発見できるようになるかもしれない」と話す。【永山悦子】

【関連記事】
◆松田憲之プロジェクトリーダーらが発表
蛋白質代謝研究室 -Laboratory of Protein Metabolism- - 東京都医学総合研究所

◆家族性パーキンソン病とは
変性疾患部門(家族性パーキンソン病) - 順天堂大学医学部 【脳神経内科】
パーキンソン病関連疾患(3)パーキンソン病(公費対象) - 通常遺伝はしませんが、若年発症の一部は、家族性に起きます。難病情報センター

http://mainichi.jp/feature/nationalgeo/archive/2014/03/24/ngeo20140324004.html

発癌リスクだけでない三次喫煙の懸念

2014年03月24日

 室内での喫煙による煙は空気中の汚染物質と結合し、発癌性が疑われる化合物を形成する。また、この物質は何十年にもわたって残存する可能性が指摘されている。

 喫煙が癌(がん)や心疾患、早期死亡の原因となることが証明されるまでには何十年もかかった。その後、二次喫煙が人を死に至らしめることが立証されるまでにはさらに年数を要した。

 そして今、研究者たちはタバコによるもう一つの現象を懸念している。それが三次喫煙(副流煙残留物)だ。三次喫煙は現実に、いたる所に存在している。室内喫煙者たちは、火をもみ消してから何年間も持続する有害な遺産を知らないうちに残しているのだ。

 タバコの煙の残留物はオゾンや亜硝酸といった室内汚染物質と結合し、新たな化合物を形成することが研究によって明らかとなっている。ホコリと混ざり合って堆積した残留物はカーペットや家具の表面にこびりつき、羽目板や乾式壁の多孔質材に深く入り込む。喫煙者の髪の毛や皮膚、衣服、爪に留まることもあるため、子供のそばを避けて外で喫煙する母親が部屋に戻って赤ん坊を抱えた場合、その子供は三次喫煙にさらされることになる。この新たな化合物は、除去が難しいだけでなく性質が長期にわたって持続し、発癌性も疑われる。

 中でも、NNAとして知られるタバコ特異的ニトロソアミンはDNAに損傷を与え、癌を引き起こす可能性がある。カリフォルニア州のローレンス・バークレー国立研究所で研究を行うボー・ハン(Bo Hang)氏は、今週この研究が発表されたアメリカ化学会(ACS)の年次総会で開かれた記者会見で、「三次喫煙はヒトの遺伝物質に有害」と述べた。「汚染物質の毒性は時間とともに強まる」。

◆20年以上

 三次喫煙は比較的新しい研究分野であり、煙と環境汚染物質からなる化合物がいつまで残存するのかは誰にもわからない。カリフォルニア大学で臨床薬理学部門を率いるニール・ベノウィッツ(Neal Benowitz)氏は、「こういった化合物の残存を示す証拠は、20年前から非喫煙者しか住んでない家のホコリや壁板からも見つかっている」と話す。ベノウィッツ氏は、2010年に始まったカリフォルニア州三次喫煙コンソーシアム(California Consortium on Thirdhand Smoke)で指揮を執っている。

 タバコの煙の残留物が染み込んでいるかもしれない絨毯の上をハイハイし、カーペットの上で眠りに落ち、家具をしゃぶる乳幼児や小児は、その毒性作用を最も被りやすい。

 研究者たちが心配しているのは発癌リスクだけではない。三次喫煙は、ぜんそく発作やアレルギー反応を含む他の健康問題にも関与する可能性がある。

 ホテルの喫煙室をほうきで掃き、掃除機をかけ、リネン類を交換し、ほこりを払う従業員は、そこに数泊する客よりも大量の三次喫煙にさらされる。健康に危険をもたらす暴露量はまだ数値化されておらず、具体的な健康リスクもはっきりとは特定されていない。しかし、バーやカジノ、レンタカー、あるいは過去に喫煙者を招いたことのある室内空間には、かなりの残留物が存在する可能性がある。

 過去に喫煙者が住んでいた家やアパートに引っ越した人がさらされる危険性もある。三次喫煙には、除去が困難という側面があるのだ。カリフォルニア州のサンディエゴ州立大学で心理学科長を務めるゲオルク・マット(Georg Matt)氏は、「三次喫煙にさらされた環境で測定値がゼロになったことは今までない」と話す。「フローリングや乾式壁を取り除かない限り、この物質を除去することはまず不可能だ」。

◆除去する方法

 室内環境から残留物を取り除くにあたっての重要なアドバイスには、次のようなものがある。「洗剤を使って徹底的に掃除すること。部屋の塗り替えを勧める人もいる」と話すのはハン氏。「最善の方法はカーペットを交換し、換気装置を清掃することだ。これだけでも役立つが、新世代の洗浄剤のような製品の登場を期待したい」。問題の重大性や健康リスク、化合物を除去する有効な方法については、まだ課題が山積みだ。

 また、ベノウィッツ氏は「(残留物が)どの程度存在し、どの程度の量で害を及ぼすのかはまだわかっていない」と指摘する。「子供の三次喫煙を防ぎ、喫煙者が使用した部屋や車を借りないよう親にアドバイスすべき。避けられるものは、避けるに越したことはない」。

Susan Brink for National Geographic News

「発癌リスクだけでない三次喫煙の懸念」(拡大写真付きの記事)

2014年03月24日

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