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歯科医「金パラ合金」値上がりで悲鳴  “金相場”歴史的高値の背景は?

2020-08-31 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/articles/d8ed75471c4266fdd1e0726fc644779b51b43717

 歯の治療で、かぶせものや詰めものとして欠かせない「金パラ合金」。この素材となる金などが値上がり、街中の歯科医院から“悲鳴”があがっている。米中関係の悪化や新型コロナウイルス問題への不安感が長引けば、さらに金が注目されて高値が続きかねない。

【グラフを見る】金の価格の推移はこちら

*  *  *
 健康保険が適用される金パラ合金は、金12%、パラジウム20%を含んだものと規定されている。これに銀50%前後などを加えたものが、歯科治療で一般的に使われている。

「金やパラジウムなどの市場価格の動向で、歯科医の利益がプラスになったり、マイナスになったりする。とくに金パラ合金は材料費が高騰していて、利益は薄い。歯科医をやりたくなくなる」

 名古屋市の篠田デンタルクリニックの篠田鉄郎院長は嘆いた。歯科産業にとって、出荷額の半分近くを占めるのが金パラ合金だ。それだけに、金相場の値上がりは深刻だ。

 歯科の診療報酬は、半年ごとに改定されてきたが、今年4月からは市場価格の実勢に近づけるねらいで3カ月ごとの見直しへと縮まった。それでも金パラ合金は、診療報酬上の告示価格と市場実勢価格が大きくかけ離れているというのだ。

 東京都葛飾区のコージ歯科の貝塚浩二院長によれば、金パラ合金は通常、30グラム単位で取引されている。これが足元では、診療報酬改定の告示価格6万円超に対し、市場実勢価格が安くても7万円超で消費税も上乗せされてしまう。4月には、市場価格が9万円近くに跳ね上がっていたという。

「歯科医を開業した36年前に比べ、金パラ合金の価格は10倍くらいになっています。とくにここ2~3年は大変で、使うことを減らしています。診療報酬の見直しが追いついていません。健康保険の治療対象に、価格が変わるものを使うのはおかしい」と貝塚院長。

 金パラ合金の市場実勢価格が、診療報酬改定の告示価格を上回ってしまう「逆ざや」問題。全国保険医団体連合会もこれを生じさせないため、制度の抜本改善を求める談話を7月下旬に出した。連合会の担当者は話す。

「7月改定までパラジウムなどがものすごく上がっていて、長期の逆ざやとなっていました。7月改定でようやく実勢価格に追いつきましたが、歯科医には逆ざやの不安が10月改定以降もつきまとっています」

 神奈川県保険医協会も「基本的には追いかけっこ。上がり続けるのであれば、追いつけないことになります。
金パラ合金の問題で、歯科医の経営は苦しくなっています」(担当者)と説明する。

 逆ざや問題について、厚生労働省の担当者は次のように弁明する。「ルール上は数カ月前の値を反映させます。いままでの歴史をみると、逆ざやと利ざやの時期が同じくらいあり、バランスをとってもらっています」

 診療報酬の改定を半年ごとから3カ月ごとに縮めたので、その効果に関しては「ひとまず様子をみさせていただきたい」とした。

 金パラ合金の逆ざや問題は、金をはじめとする貴金属価格の高騰が背景だ。
田中貴金属工業のサイトによれば、1グラム当たりの金の価格は、税抜き参考小売価格(月平均)で、昨年前半は4千円台後半で推移していたが、同年8月に5千円台へ。年明け後にじわじわと上がって6月、7月と6千円台だった。そしてついに8月7日、税込み小売価格で7769円と過去最高値を更新。税抜きでも8月は7千円台となった。

「ここ数年は世界の中央銀行が買うだけでなく、年金資金でも買われています。株式の運用に比べて、金は安定しています。買うほうは安心感があり、乗り遅れてはいけないと、みなさんが買っています」

 田中貴金属の加藤英一郎・貴金属リテール部長は話す。同社では、7月の金販売が1年前の約3倍に増えた。「多い日は半分くらいが新規のお客さまで、リピーターも多い」という。

 金相場の長期的な値上がりは、中央銀行の金売却を制限する1999年のワシントン合意にあるとみるのは、日産証券調査部主席アナリストの菊川弘之さんだ。

「2000年以降は金相場が大きく上がりました。中国が市場に参加してきたほか、原油価格の上昇でオイルマネーも入ってきました。08年のリーマン・ショックで一時下げましたが、米国など中央銀行の金融緩和政策で、金市場にもお金が流入しました」

 さらに、金の市場規模が金融市場よりも小さいことも影響している。規模が小さいだけに、流れ込むマネーのインパクトはそれだけ大きくなる。

 金だけではない。金パラ合金に欠かせないパラジウムも値上がりし、金よりも高い状態が起きている。自動車の排出ガス浄化の触媒などにも使われるパラジウムは、「供給が限られている」(前出の加藤さん)ことが影響しているとみられる。

 銀も上昇傾向にある。金相場が上がるなか、昨年末から銀に割安感が出てきて買われるようになったという。

 金相場はどうなっていくのか。投資顧問会社マーケット・ストラテジィ・インスティチュートの亀井幸一郎代表は、乱高下があったとしても値上がりが続くとみる。

「欧米の投資家が大挙して金市場に資金を投じています。新型コロナ問題もあって各国の財政支出が膨らんでおり、インフレへの警戒感が欧米の投資家にはあります」

 金融緩和を続ける米連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシートは、ここ数カ月で3兆ドル(300兆円相当)ほど膨れ上がった。世界中で通用する“安全資産”と位置づけられてきた金の市場へ資金が流れ込み、値上がりしやすくなっているというのだ。

 日常生活において、金が値上がりして困っている人はそう多くはない。冒頭の歯科医のように、金相場に振り回されているケースは限定的だ。

 けれども亀井さんは指摘する。

「先行きの不安や不透明感で、市場心理が金相場を押し上げている側面があります。世の中としては、金相場の上昇はいいことではありません」

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より感染力のある新型コロナ変異株、インドネシアでも発見

2020-08-31 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/articles/d43c50cf3c24eed871895d9519eb996647439b6d

インドネシア・ジャカルタのエイクマン分子生物研究所は30日、新型コロナウイルスで、より感染力のある変異株が国内で見つかったと明らかにした。

ヘラワティ・スドヨ副所長はロイターに対し、同研究所が収集した検体の遺伝子配列データから、「まだ比較的軽めだが感染力のある」変異株が発見されたと語った。これが最近の同国での感染急増の背景にあるのかを判断するには、もっと研究が必要になるとも述べた。

今回の変異株は2月に世界保健機関(
WHO)が確認したタイプで、欧州や米州で既に広がっており、さらにインドネシア隣国のシンガポールやマレーシアでも見つかっている。

インドネシア大学の伝染病専門家、Syahrizal Syarif氏は、自身のモデルに基づくと、年末までに国内の累計
感染者数が50万人に拡大する可能性があると指摘し、警戒を怠らないよう呼び掛けた。

インドネシア保健省のデータによると、同国で30日に報告された新規感染者は2858人で、前日の最多記録3308人は下回ったが、過去1カ月の1日平均よりは多い。感染者数の累計は17万2053人で、死者は7343人。

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日本の最高気温の記録は46.3℃である

2020-08-31 | 気象 大気

https://news.yahoo.co.jp/byline/moritamasamitsu/20200831-00195642/

 8月も今日で最後。今年(2020年)も最高気温が40℃を超える地点が続出し、8月17日には静岡県浜松で41.1℃の最高気温を記録しました。これは2018年に埼玉県熊谷で観測した41.1℃と並び、日本歴代最高気温のタイ記録です。

 しかしながら、この暑さをはるかに超える温度が実は今から97年前の9月2日に東京で観測されているのです。

1923年9月2日、何があったのか

 気温というのは気象官署で測ったものしか正式には認められません。1923年当時、気象庁の前身である中央気象台は、麹町区元衛町(現在の竹橋付近)にありました。その正式な気象官署である中央気象台の温度計が、9月2日の未明に46.3℃の値を示したのです。

 もうお分かりだと思いますが、前日の9月1日の正午前、関東地方一帯に強い揺れを感じる大きな地震がありました。関東大震災です。

 このときの気圧配置は、8月30~31日に九州に上陸した台風が瀬戸内海から日本海へ抜けたあと、本州に再上陸。勢力を落としながら本州を横断していました。(参照「関東大震災の迫りくる炎の中で気象観測」饒村曜氏2015,9,1) 

 当初、東京ではこの台風に向かって南風が吹いていましたが、台風の通過にともない北風に変わりました。これが、地震直後におきた火災の範囲を広げることとなったのです。夜中まで大火災は続き、日をまたいで、9月2日の未明には中央気象台付近も火の海となりました。しかし、身に危険が迫る中、観測を続行した人物がいました。当時の中央気象台職員、三浦榮五郎です。当時の三浦の心境が気象百年史に記されています。

最も恐れたるは観測の中絶と記録の焼失にあり

「~吾人の最も恐れたるは建物の焼失にあらず,将又(はたまた),大金を以て購ひたる器具,機械にもあらず。実に観測の中絶と記録の焼失にあり。~中略~ 建物は灰となり煙となりて消え失せしも其観測の結果は永遠に之れを残す得たるはせめての幸なりとする所なり。~」(気象百年史 資料編より)

 最も恐れたことは、建物や高価な観測器具の焼失ではない。観測が途絶えることと、記録が失われることだと書かれています。三浦を含む観測員達は、猛火に包まれ、風速15m/s以上もの熱風が吹く中、観測原簿を抱えて火の粉のかからない場所へと運びだし、延焼を免れた風力塔で観測を続けました。その結果、気象台本館は焼け落ちてしまいましたが、観測記録は途絶えることなく残ったのです。

観測された日本記録

 このときの異常な高温について、その後の様々な文献では最高気温は45.2℃とするものや、46.4℃だったとするものも伝承されています。いったいどれが正しいのでしょう。

 実はそれぞれに理由があって、45.2℃は毎正時の観測(上グラフ参照)、46.4℃はのちの中央気象台長藤原咲平が調査報告に書いたもの。そして、46.3℃は観測原簿と中央気象台月報に記されたもの(上表参照)です。当時の温度計は水銀柱で測るもので、水銀柱が最高値を示した痕跡から最高気温を推定するものでした。したがって、いくつかの説があるとはいえ、やはり一番信頼度が高いのは月報に書かれている46.3℃と考えるのが妥当だと私は考えています。

 とはいえ、これらの数値は震災の火災によるものなので、公式記録からは消され、現代ではこうした事実があったこと自体忘れ去られようとしています。

 当時、火災の影響が少なかった品川や小石川駕籠町(現在の巣鴨)で観測された震災当日の最高気温は30℃前後、夜中の気温も25℃くらいでした。もし、火災が起きなければ、中央気象台でもそのくらいの気温だったと考えられます。

 尋常ではない時の46.3℃を正式な観測記録とするには無理がありますが、暑さの日本記録は関東大震災時の46.3℃で、それを火の海の中で命をかけて測っていた人がいたことは紛れもない事実なのです。 三浦榮五郎らが「永遠に之れを残す得たる」として観測した値を、我々は忘れてはいけないと思います。

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「失明の可能性も」謎の炎症起こす“やけど虫”の正体は

2020-08-31 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/articles/10bbf5013f914a77242b0189487308f6c2415030 略


 「体液が付くとやけどのような炎症を起こすため、『やけど虫』とも呼ばれています」と話すのは、九州大学総合研究博物館の
丸山宗利准教授(昆虫学)。体長は0・6~0・7センチ程度。日本全域に生息し、特に平野部の水田などで5月ごろから秋にかけて多く見られる。夜は光に集まる習性があり、小さな体で隙間から家屋に入り込むことも。

 特徴は有毒成分「ペデリン」が体液に含まれていること。天敵の小鳥などに食べられないためだが、これが人間の皮膚に触れると炎症を引き起こす。体から払いのける際につぶしてしまうことが多く、顔や首など皮膚の柔らかい部分ほど症状が現れやすいという。

 日本に2500種ほどいるハネカクシの仲間の多くは人体に無害。一部のアリガタハネカクシの仲間に有害な体液があり、特に身近な場所に出るアオバアリガタハネカクシの被害に遭うケースが目立つそうだ。

 死骸でも体液が残っている可能性があり、素手で触るのは避けた方がいいのだとか。「目に入れば失明の可能性もある。体液が付いたらすぐ水で洗い流して、医療機関を受診して」と丸山准教授は勧める。

   ◆    ◆

 夏休みは終わったが、子どもたちにとって昆虫採集の季節はまだ続く。野外で調査活動を行うことが多い丸山准教授によると、服装は長袖、長ズボンが基本という。「森の中では長靴を忘れずに。首にも必ずタオルを巻きます」

 アオバアリガタハネカクシ以外にも、有毒の虫や植物は少なくない。子どもに人気のカブトムシやクワガタが集まる木の周りには、樹液に引き寄せられたスズメバチがいる可能性も。足元の茂みには猛毒のマムシが隠れていることもある。

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古代中国史を書き換える4千年前のシーマオ遺跡、謎のヒスイと要塞

2020-08-31 | アジア

https://news.line.me/issue/oa-natgeomagjp/y8c9mcryqg84?utm_source=Twitter&utm_medium=share&utm_campaign=none

 中国の黄土高原の砂ぼこりが吹き荒れる丘に、朽ちかけた石垣がある。近くに暮らす人々は長らく、この石垣を万里の長城の一部と信じていた。無理もない。2000年以上前に北方民族との最前線として造られた万里の長城は、黄河が北に大きく屈曲するちょうどこの辺りを通過している。

 だが、ここでは場違いなものも見つかった。ヒスイだ。破片だけでなく、円盤や刀剣、笏(しゃく)などに加工されたものも見つかっている。ヒスイはここ陝西省最北部では産出せず、最も近い産地でさえ、およそ1600キロも離れている。万里の長城の特徴とも合わない。オルドス砂漠に近いこの不毛の地で、なぜヒスイが大量に見つかったのか?

 中国の考古学者チームがこの地を発掘調査したところ、意外なことがわかった。その石垣は、万里の長城の一部ではなく、壮大な要塞都市の名残だった。発掘は今も行われているが、高台にあるピラミッドやその周囲を取り囲む全長10キロを超える防壁、壁画やヒスイの工芸品に彩られた聖なる場所、そしておぞましい生け贄の証拠が見つかっている。

 2020年の初め、新型コロナウイルスのパンデミックによって発掘が中止になる前に、考古学者たちは、石に彫られた見事なレリーフを70個も発掘した。大蛇や怪物、半人半獣などの図像で、後の青銅器時代の中国のものに似ていた。

 さらに驚くべきことに、放射性炭素による年代測定の結果、ここ石峁(シーマオ)遺跡の一部は、4300年前に遡ることが明らかになった。万里の長城の最も古い部分より2000年近くも古く、確認されている中国最古の王朝、殷(商)が現れる500年も前のことだ。

 石峁は、この僻地とも思える地で、紀元前2300年頃から紀元前1800年頃まで繁栄し、突然、放棄された。その理由は謎に包まれている。

 中国考古学の道しるべとなってきた古文書のいずれにも、この古代都市に関する記述はない。だが石峁は大きく複雑なだけでなく、外部の文化とも活発に交流していた。面積はおよそ4平方キロと、米ニューヨーク市のセントラルパークより広い。その芸術や技術は北方文化の流れをくみ、歴代の中国王朝にも影響を与えた。

 石峁だけではない。近年は各地の遺跡で発見が相次ぎ、歴史学者は中国文明の発祥について再考を迫られている。

「石峁は、今世紀最大の考古学的発見の1つです」と話すのは、陝西省考古研究院の院長で、石峁遺跡発掘のリーダーを務めた孫周勇氏だ。「中国の初期文明の発達に関する新たな見方を提示しています」

丘の上のピラミッド

 石峁は、絶えず危険にさらされることを考慮して設計されたようだ。それは、禿尾河に近い丘の上に建設されたことからもうかがえる。石峁の支配層は、敵からの防衛手段として、周辺で一番高い丘の上に、長方形の20段のピラミッドを建立した。

 これは、街のあらゆる場所から見えた。高さは、ほぼ同時期(紀元前2250年)にエジプトで建造されたギザの大ピラミッドの半分ほどだったが、底面積は4倍も広かった。石峁の支配層は安全を求めて、高台の最上部に住んだ。そこには、専用の貯水槽や工房、さらには儀式用の神殿と見られる建造物を備えた複合施設もあった。

 街の周囲は、何キロもの内壁と外壁に取り囲まれていた。これは、古代を通じて中国の都市でよく用いられた初期の都市設計だ。この壁だけでも、12万5000立方メートルもの石が必要だった。これは、オリンピック用プール50個分に相当する。人口1万〜2万だったと考えられる新石器時代の社会では、巨大事業だった。そのすさまじい規模から、この周辺で近年発見されている小都市の労働力によって建設されたと、考古学者たちは考えるようになった。

 現在、石峁と同じ龍山時代(新石器時代後期)の石造りの町が、陝西省北部で70以上も発掘されている。そのうちの10の町は、石峁が位置する禿尾河流域にある。「こうした衛星都市が強固な社会基盤となり、初期の石峁を形成していたのです」と孫氏は話す。

 石峁は要塞としての工夫も凝らされていた。楼門(塔を備えた門)や一方からのみ通行可能な門、稜堡(複数の方向へ防御射撃ができるように城壁の突き出た部分)などがあった。また、攻め寄せる敵を守備兵が3方向から攻撃できる「馬面(マーミエン)」構造も採用していた。後に、中国の防衛建築の定番となる設計だ。

 孫氏らのチームは、石垣の内側で革新的な技術をもう1つ発見した。補強に使われた木の梁だ。年代測定の結果、紀元前2300年の木とわかったが、こうした工法は従来、後の漢王朝の時代に考案されたと考えられてきた。

おぞましい発見

 一方、最もおぞましいものは東の壁の下で発見された。6つの穴に80個もの人間の頭蓋骨が詰め込まれていたのだ。体の骨はなかった。(石峁の正門である東門に最も近い2つの穴からは、それぞれ24個の頭蓋骨が見つかった)。頭蓋骨の数や配置から、壁の基礎を敷設する際の儀式で首を切られたことが示唆された。知られている限り、中国史上最古の人身御供の例だ。法医学者たちによると、犠牲者のほぼすべてが若い少女であり、おそらく敵対勢力に属していた捕虜だと考えられる。

「石峁で見られるような規模の儀式的暴力は、初期中国では前例がありません」と、石峁を訪れ、石峁について広範に記した米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の考古学者リー・ミン氏は話す。石峁の頭蓋骨は、何世紀も後(紀元前1600年頃〜紀元前1046年)の殷(商)による大規模な人の生け贄の予兆でもあった。

 東門は別世界への入り口だったのだろう。敷居をまたぐとすぐに目に入るのが、東門をにらむように壁に施された菱形模様の彫刻だ。石垣には一定の間隔で、黒やダークグリーンのヒスイが埋め込まれている。邪悪なものを追い払い、石峁の支配層の力と富を表すための装飾だろう。ヒスイ鉱山を持たない石峁からヒスイの遺物が豊富に見つかることは、遠くの交易相手から大量に輸入していたことを示している。

 石峁は外界から隔絶していたわけではなかった。アルタイ草原から黄海沿岸地域まで、他の様々な文化と、アイデアや技術、商品を交換した。

「石峁や他の遺跡が示している重要な点は、中国文明は多くのルーツを持ち、黄河中流の中原でのみ発達したわけではないということです」と、英オックスフォード大学の中国美術・考古学の教授ジェシカ・ローソン氏は話す。「いくつかの特徴は、現在の中国北部よりも広い範囲から取り入れたものです。例えば、石造りの構造物は、中原よりも北の草原地帯に関わりが深いものです。牛や羊などの家畜や冶金などがそうです。実はこれらは、中国が取り入れ、自らの文化に融合させた、とても重要な技術なのです」

 石峁では、ヒスイ以外にも、はるか南の湿地帯から来たと思われるワニ革の遺物も見つかっている。ワニ革の太鼓は、儀式の際に使われた可能性が高い。これは、音楽が石峁の宮中生活で重要な役割を果たしていたことの1つの表れだ。

 もう1つの発見に、孫氏らの研究チームは困惑した。薄く滑らかで湾曲した、まったく同じ骨片が、20個も出土したのだ。考古学者たちは、櫛かヘアピンではないかと推測した。だが、ある音楽学者はそれを、口琴と呼ばれる原始的なリード楽器の一種ではないかと言う。

「石峁は、口琴の発祥の地なのです」と孫氏は話す。石峁から世界中の100を超える民族に広まったのだという。「人と文化の初期の流れを探る貴重な手がかりとなる、重要な発見です」

残された謎と手がかり

 石峁遺跡のうち、これまでに発掘されたのはほんの一部にすぎない。発見は、これからも続くだろう。最近では石の彫刻に加え、かつて東門の近くの壁に設置された人間の胸像や立像の証拠が見つかっている。彫刻の解釈は始まったばかりだが、擬人化表現は、「とても革新的で珍しい試み」だとUCLAのリー・ミン氏は言う。

 石峁については、多くのことが謎に包まれたままだ。経済がどう機能していたのか、その他の先史文化とどのように交流していたのか、文字はあったのか、考古学者たちは今も解明しようと努力を続けている。

 一方、石峁が500年後に見捨てられた理由に関しては、手がかりがいくつかある。地震や洪水、疫病ではなかった。戦争は、彼らが逃げ出す一因になったかもしれない。だが気候変動こそが、決定的要因だったという証拠がより多く見つかっている。

 石峁が作られた当時は、気候が比較的温暖、湿潤で、黄土高原に人口が流入していた。だが紀元前2000年から紀元前1700年にかけて急激な気候変動が起こり、乾燥した寒冷な気候になったと、歴史の記録が示している。湖は干上がり、森は消え、砂漠が広がった。そして石峁の人々は、どこかへ移り住んでいった。

 かつては遠く離れていたオルドス砂漠は、今や石峁のすぐ下、禿尾河のほとりに迫り、この古代の遺跡は砂ぼこりと岩に覆われ、静寂に包まれている。だが4300年後の現在、世界最古の都市の1つ石峁は、もう歴史の中に消えても、見捨てられてもいない。その石垣は、隠していた貴重な秘密を明かし、中国文明の最初期に関する私たちの理解に疑問を投げかけている。間違いなく、さらに多くの新しい発見がなされることだろう。

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虫刺されのあとを残さない対処法。患部を冷やすのはデメリットも

2020-08-31 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/articles/97d87e9bd106362334a3feb6e57cd41be60300e3 略

蚊に刺されたあとがなかなか消えない。対策は?

 

●刺されたらなるべく早く軟膏などを塗り、かかないように

虫刺されのあと、気になりますよね。蚊や虫に刺されたあとが残るのは、かいてしまうことで皮膚が傷つき、色素沈着を起こすからです。とくに脚は血行が悪く皮膚の代謝が遅いため、あとが残りやすくなります。それを防ぐには、かかないようにするのが大事です。

蚊や虫に刺されたら、すぐにかゆみ止めの入った虫刺され用の軟膏などを塗りかゆみを抑えて。再びかゆくなったら軟膏をこまめに塗ってかかないように気をつけます。

どうしてもかゆみが我慢できないときは、応急処置として刺された部分を冷やすという方法もあります。冷やすことでかゆみより冷たさを脳が優先的に感知してかゆみを感じにくくなります。ただ、冷やすことで血流が悪くなり、治りが遅くなるというデメリットも。

また保冷剤などを使うと、使用をやめたあと反動で皮膚温度が上がってさらにかゆみが増す人もいます。ですから、どうしてもかゆみが我慢できなくて冷やすときは、短時間にして、かゆみが引いたらすぐに軟膏などを塗るようにしましょう。

●体温が高めの人や汗っかきの人は注意

それでもかいてしまって、刺されたあとが残った場合は、週に1回程度ピーリング化粧品を使って肌のターンオーバーを促すといいでしょう。さらに、色素沈着を防ぐためにも、刺された部位は紫外線に当てないように気をつけて。

体温が高めの人や汗っかきの人、飲酒後やスポーツ後は、蚊や虫に刺されやすくなります。虫よけスプレーや、虫よけ効果のあるウエアなどを使って、虫を寄せつけない対策もしてみてください。

コメントから

蚊のかゆみの元は熱に弱いらしいので、やけどしない程度に熱めのお湯を入れたティーカップなどで刺された箇所を温めるとかゆみや腫れが速攻引きます。
専用の電熱器具もありますが、お茶を飲むついでに出来るので楽です。

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ツイートから8月31日の1 子供同士での感染力は成人間の6分の1&感染乳児の診察で医師1人と看護師2名が感染&ドイツ、フランス、イギリスで反マスクデモ 他

2020-08-31 | 医療、健康

 本日の全国の感染数・推移
福岡80人、神奈川64人、大阪62人、埼玉42人、愛知36人
その他、千葉39人、沖縄33人、兵庫13人、長野12人、福井11人、京都人
8月30日 新たに確認された感染者数(NHKまとめ)https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/…


1) SARS-CoV-2の全粒子不活化ワクチンの効果
2) 感染乳児の診察で医師1人と看護師2名が感染
3) 子供同士での感染力は成人間の6分の1
4) ドイツ、フランス、イギリスで反マスクデモ
5) 感染拡大が再燃しているNZでマスクの義務化
6) 中国で新型コロナウイルス関連の逮捕者が5797人
7) 中国武漢市で9/1からすべての学校再開


SARS-CoV-2の全粒子不活化ワクチンの効果
→ウイルスをβ-propiolactoneで不活化したものを、アルミニウムアジュバント(Alum)とともに投与するワクチンです。
古典的ワクチン作成法であり、各種ワクチンでの実績があるので、ワクチン自体の安全性という点で優れていると思われます。
問題は全粒子ワクチンはTh2系に免疫を誘導する傾向があるらしく、ADEのリスクが理論上ある事のようです。
細胞性免疫の誘導能については検討されていません。
しかし、このワクチンはすでにサル( rhesus macaques)モデルで検討されており、その現象は見られなかったとの記載がありました。
新技術の核酸ワクチン(mRNA, DNA)と古典的ワクチンのどちらを選ぶか?
ワクチン自体の副作用の点では圧倒的に後者の勝利ですが・・・
問題は効果とADEの懸念でしょうか?
Adverse Reactions and Antibody Responses to an Inactivated SARS-CoV-2 Vaccine—Interim Trial Analyses
This interim analysis of 2 randomized trials compares adverse reactions and neutralizing antibody responses to inactivated coronavirus disease 2019 (COVID-19) vs adjuvant-only control vaccination,...
jamanetwork.com
・全粒子不活化(inactivated whole-virus)ワクチンの安全性と有効性を評価した。
・第1相試験では96人を対象に、3種類の投与量(2.5, 5, 10μg/dose)とアルミニウムアジュバント (alum)のみの群(各群24人)に割り付けた。
 0, 28, 56日目に3回の筋注投与を行った。
・第2相試験では、224人を対象に5μg/doseのワクチンを2つのスケジュールに割付て接種した。
 1) 0, 14日目に筋注(n=84) vs アジュバントのみ(n=28)、2) 0, 21日目に筋注(n=84) vs アジュバントのみ(n=28)
・試験は中国河南省で実施。対象は18-59歳までの健康成人とした。
・主要評価項目は接種7日目の有害事象、14日目の中和抗体価(50%プラーク減少中和試験で測定)。
(結果)
・対象例320例全例が接種後28日目まで経過観察された。
・有害事象は第1相でアジュバントのみ(12.5%)、2.5μg(20.8%)、5μg(16.7%)、10μg(25.0%)で見られた。
 第2相では、0,14日接種でワクチン群6.0% vs アジュバントのみ14.0%、0, 21日接種でワクチン群19.0% vs アジュバントのみ17.9%に見られた。
最も頻度が多かったのは注射部位の疼痛であり、次いで発熱だったが軽度だった。重篤な副作用は見られなかった。
・3回接種後14日目の中和抗体のGMTは2.5, 5, 10μg/doseでそれぞれ316 (218-457)、206 (123-343)、 297 (208-424)だった。
 2回接種後14日目の中和抗体のGMTは0,14、0,21投与群でそれぞれ121 (95-154) 、247 (176-345) だった。

・副作用の発生頻度
 全体的な頻度は抗原の用量とは関係ないように見えます。アジュバントの副作用を見ている印象。
 局所疼痛は抗原の用量依存性。
 発熱などの全身性有害事象も発熱、頭痛程度で5%未満と頻度は低いです。
・誘導された中和抗体価と抗SARS-CoV-2抗体価
 3回投与では抗原量に関わらず中和抗体が誘導されています。
 中等量の0,21日の2回投与でも3回投与と遜色ない中和抗体が誘導。
・3回投与の中和抗体価の推移
 1回投与ではほとんど抗体は誘導されず。
 2回目で抗体が誘導され、3回投与のadd on 効果はありそうです。
・2回投与の中和抗体価の推移
 左が中和抗体価です。
 2週間隔よりも3週間隔が良さそうです。


●感染乳児の診察で医師1人と看護師2名が感染
→乳児の感染確定前に接触したようですが、診察時、サージカルマスクと手袋着用、看護師はゴーグルと防護服も着用。
やはり乳児の診察では身体接触がどうしても多くなることから、接触感染対策の破綻が起こるのか?
あるいは泣く事でエアロゾルが舞い、サージカルマスクでは防御できないのか?
診察した乳児から感染、ドクターヘリの医師・看護師が陽性…ヘリも休止https://news.livedoor.com/article/detail/18815392/


●子供同士での感染力は成人間の6分の1
→3日前の報道ですが、見逃していたので紹介します。
論文化されているのかは分かりません。
ただし、状況としてはサマーキャンプであり、教室内ではなし。
また感染対策を具体的にどのように設定したのか記事内では分かりません。
学校が感染拡大に与える影響は、論文により結論が分かれている印象です。
子どもの感染6分の1か スペインで1900人調査https://news.yahoo.co.jp/articles/445171ff88b5f0c701d74b47f986cb3227b52e1a


ドイツ、フランス、イギリスで反マスクデモ
ドイツで1.8万、ロンドン1000人、パリで300人が集まったと。
独仏英でコロナ規制反対デモ マスク義務化に抗議
ドイツのこれから2週間以内の動きに要注意かと。
独・ベルリンで“反マスク運動”3万8000人デモhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cf5e4f37acdba8dd2a9979bd39cf1f47b64711d8…


感染拡大が再燃しているNZでマスクの義務化
公共交通機関でのマスク着用義務化で、違反で罰金があるようです。
ただし、タクシーやバスは対象外、各種問題でマスク着用ができない場合、12歳以下の子供も除外。
公共輸送機関でマスク着用を義務化、違反には罰金 NZ


中国で新型コロナウイルス関連の逮捕者が5797人と。
内容も多彩で絶句・・・
中国、コロナ関連の逮捕者5797人 殺人や移動歴の虚偽などhttps://topics.smt.docomo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3301803?fm=topics


中国武漢市で9/1からすべての学校再開。
まだだったんだ?というのが正直な感想。
本当にゆっくりと制限解除を進めているのが分かります。
新たな市中感染は5/18以降はないと。
中国武漢市、9月1日からすべての学校再開

 

派遣社員がピンハネされる額は年間約30兆円。派遣法が改悪されて15年になるから、ざっと450兆円以上のおカネが奪われているわけだね。これは本来お給料になるはずのおカネだよ。こんだけピンハネされてりゃ不況が終わるわけないよ。
https://note.com/marina_chan/n/nf0aa65a3a482
週刊オンライン白馬社 第5号(国民は一体どれ程のおカネを搾取されているのか?)

このピンハネされた450兆円が、派遣企業の役員報酬、配当、内部留保、企業献金等に回るわけで、
結局どうせ企業が支払うこの費用を賃金に上乗せしていれば、民間消費がその分増えて経済成長したのに。
年間30兆だって今の日本のGDPの5%を押し上げられる。


もう時効だろうから…
10年程前、システムサービスの会社で働いて居た。
その中の仕事の一つがTwitter等のsnsやYahoo等の検索エンジンの監視の仕事でした。
一定の設定を上回るとアラートが鳴り、検索ワードを下位に下げる仕事でした。
…今は恐らく政治利用されているはずです。


安倍首相の辞任表明後にツイッターアカウント終了!ネット宣伝部隊が一斉に撤収?https://johosokuhou.com/2020/08/29/36316/


スゴい迫力だ。正鵠を射た檄文。文章とはこのぐらいの力を持っていなくてはならない。心ある書き手はこの白井論文に続け。https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020082800004.html


①安倍首相が一人で決めるわけがない。
②自民党幹部は誰も驚いていない。
③会見直近で幹部と会合していない。かなり前に決まっていた可能性。
④台湾では24日辞任と報じられた。金曜発表は株価への影響考慮かと。
⑤日本のマスコミは事前報道全くなし。却って怖い。完全にコントロールされている。


凄く素朴な疑問なんだけど、腸が不調な方が、
そんなに頻繁に会食できるのだろうか?

お分かりかと思いますが、ムリです。
医師にも厳しい食事制限を言い渡されますし、大体、調子悪くて食べられません。


私のパートナーが潰瘍性大腸炎で病院に来る患者は基本ガリガリって言ってたので、嘘か、ごく軽症だと思います


ただ、除染しろ、除染しろと騒いで、膨大な土を生んだのは、児玉龍彦さんあたりに責任がある。今また、児玉龍彦さんは #世田谷モデル で #プール式PCR検査  を推進しているけれども。#新型コロナウイルス
そもそも「放射性物質で汚れた土」というけれど、放射能は自然減衰しているのではないですか?

放射性物質で汚れた土(除去土壌)を、結局、「再生利用」の名の下に、できるだけ土に埋めてしまおうというのが今の政策だから、一般市民が聞いたら「嘘でしょ??」って思うよね。でも事実だよ。


自然減衰しますよ。100ベクレル/kgくらいになるのに150年くらいかかります。


https://www.sciencemag.org/news/2020/08/coronavirus-may-shut-down-immune-system-s-vital-classrooms

#COVID19 で亡くなった人々を検死した研究チームは、
脾臓およびリンパ節にある免疫細胞が病原体に対する
長期間持続する抗体反応を学ぶ場である、
いわゆる胚中がないことを発見した。

#COVID19 で亡くなった人のリンパ節で、
サイトカインの1つである腫瘍壊死因子(TNF-α)の量が、
対照の剖検と比較して大幅に増加していることを発見。

また、
胚中心を形成する上で中心的な役割を果たす
T細胞のタイプが欠如していることを発見。
いくつかのマウス研究で見られるように、
過剰なTNF-αがその生成をブロックするのではないかと考えている。


フランスでは感染が急速に再拡大しており、昨日は新規感染7000人を超えたとの報道がありました。指数関数的な増加状況。欧州の再拡大の主たる要因とされるのがこの記事にもあるような「バカンス」。旅行者への徹底した検査体制はどう考えても必要。しかし独や伊との差は何?
https://forbesjapan.com/articles/detail/36378/1/1/1
コロナでもバカンス フランス流「Go to」ニューノーマル


米アラバマ大学は30日までに、今月19日の授業再開以降、
学生1000人以上が#COVID19 の陽性反応を示したと報告。
今月18日以前の期間では158人の感染が判明しており、
総計では1201人になるとも説明した。
米アラバマ大、学生1千人以上がコロナ陽性 今月半ばの授業再開以降 https://cnn.co.jp/usa/35158877.html… 


11月末がピークとすると、現状からの予測で12〜13万人が来年2月までにコロナで死ぬ訳か。
11月末のピーク頃に日本人が慌てふためいて社会的距離を一斉強化することで10万人弱くらいに下げられる可能性があると。
これは酷い。


なるほど、11/12に日本はロックダウンを行うと予測しているのか。
そして、9月上旬から全員マスク着用義務化すると、犠牲は有意に減り、ロックダウンはかなり遅らせられると。
さすがだなぁ


日々死者数をマップで表示
←本日 2020/12/01予測→
IHMEは、日本について世界最悪の状態に12月には陥ると予測している。https://covid19.healthdata.org/japan?view=daily-deaths&tab=map…


独・ベルリンで“反マスク運動”3万8000人デモ|TBS NEWS
ドイツでは #COVID19 の感染対策により基本的な人権が侵害されているとして、「反マスク運動」とも呼ばれる大規模な抗議デモが行われました。 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4065315.html…

バカンスが終わって感染者が急増中のフランスに続き、ドイツでデモ。
う~ん、来月が怖い。
冬を待たずに第二波、第三波になるんだろうなぁ

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「何かされたかも…」“デートレイプドラッグ”悪用 巧妙化する卑劣な性犯罪の手口とは

2020-08-30 | 徒然なるままに

https://news.yahoo.co.jp/articles/70530dac183ed459e0006d32bba1ad18860e505c 略

性被害に支援態勢強化

今月、内閣府が性犯罪被害者の支援をするため、ある方針を決めた。性犯罪の被害者が電話で相談しやすくなるよう、ことし10月までに全国共通の短縮ダイヤルを導入するという。

電話すれば各都道府県にある「ワンストップ支援センター」につながり、産婦人科での診察やカウンセリングのほか、内容によっては警察への届け出を促すなど、被害にあった直後から総合的な支援をするとしている。

どんな小さな声でも拾い上げ、被害者の泣き寝入りを少しでも防ごうというのが狙いだ。

巧妙化する手口

国がここまで対策を急ぐにはワケがある。レイプは「魂の殺人」と呼ばれ、被害者の心身に深刻な傷を負わせ、その後の人生にも影響を与える卑劣な犯罪である。

しかし、実は最近、性被害にあったこと自体を気づかせないという巧妙な手口が目立つようになってきているのだ。

今月、ある男が警視庁に再逮捕された。無職の47歳の男。

逮捕容疑は去年11月、東京・港区でAさん(40代・女性)を抵抗できない状態にし、性的暴行を加えた疑いだ。この男が逮捕されるのは3回目。すでに2件は起訴されている。

Aさんの場合、こんな手口だったという。

男とAさんはマッチングアプリを通じて知り合った。男は年齢を5歳ほど若く偽ったうえ「ヒロシ」と名乗り、後日、Aさんと初めて会うことになった。

約束の日の夜7時頃、駅前で合流すると、男はファストフード店で事前に買っておいたカフェラテをAさんに渡して飲ませたという。

しばらくするとAさんは意識がもうろうとなった。男はAさんをさらに居酒屋などに連れ回して酒を飲ませ、最後はレンタルルームで犯行に及んだとみられている。

「何かされたかも・・」

 

実は、カフェラテには男によって事前に「睡眠薬」が混ぜられていた。捜査関係者によると、Aさんはカフェラテを飲んでからその後の記憶がない。「日付が変わった頃、気がつくと1人で外を歩いていた」と話しているという。その後、男とは連絡がとれなくなったという。

「何かされたかもしれない」

そう友人には相談したが、記憶があやふやだったこともありAさんは警視庁に被害を届け出ることはなかった。

事態が動いたのは半年以上が経った今年6月だった。警視庁が別の女性に対する同様の事件で男を逮捕したのだ。押収した携帯電話やパソコンから犯行の様子を自ら撮影した動画などがみつかり、Aさんをはじめほかにも被害者がいることが判明した。

捜査員がAさんに確認したところ、Aさんは「やはり被害にあっていたのか」と肩を落とし、「絶対に許さない」と怒りをにじませたという。

警視庁のある捜査関係者は「犯行は用意周到。睡眠薬だけでなく、居酒屋で酒を飲ませることで記憶が混乱するようにしていた。被害者はあと10数人はいるとみているが、本人からの届け出がないと特定できないものもある」と話す。

性犯罪の被害者は事件の性質上、声をあげることをためらいがちだ。さらに睡眠薬などの薬物を使った手口がより事件を発覚させにくくさせているのだ。

早めの相談を

警察庁によると、過去5年間に全国で摘発された性犯罪(強制性交、強制わいせつなど)のうち、年間で30件~80件以上は催眠成分の入った薬物を使用したものだった。処方箋があれば入手できる睡眠導入剤が使われるケースが多いという。

性的暴行に悪用される強力な睡眠薬などは通称「デートレイプドラッグ」ともよばれ、
インターネットでも簡単に入手できてしまうのが実情だ。

捜査関係者によると、薬物を使った性犯罪の特徴として、一人の犯人が複数の被害者に繰り返し行うことがあげられるという。薬物を使うことで被害者の記憶が欠落し、さらに、薬物によっては数時間から数日で体外に排出されてしまうため証拠が消えてしまい事件が発覚しにくい。これに犯人は味をしめるのだという。

「さらに被害者は『(性被害を)信じたくない』 という心理も働く」と捜査関係者は指摘する。それでも、「証拠採取など、性犯罪の捜査は時間との勝負。少しでも疑わしいのであればためらわずに警察へ相談してほしい」と話す。

緊急を要する場合は110番通報が好ましいが、警察にも性犯罪の被害に悩む人向けに「#8103(ハートさん)」という無料短縮ダイヤルがあり、そちらの利用もよびかけている。

薬物を使った性被害から身を守るにはどうすればいいのか、警視庁のある捜査幹部はこう警鐘を鳴らしている。

「見知らぬ人から渡された飲み物は口にしない。トイレで席を立つときも飲み物は持って行く。これだけ事件が横行するなか、特に初対面の相手にはそれぐらい警戒してほしい」

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デキサメタゾン ステロイド薬がCOVID-19による死亡を防ぐ

2020-08-30 | 医療、健康

ツイートから

【ステロイド薬がCOVID-19による死亡を防ぐ | Natureダイジェスト8月号】広く使用されるステロイド薬「デキサメタゾン」は大規模ランダム化比較試験で、人工呼吸器装着中のCOVID-19患者の死亡率を約3分の1減少させた。COVID-19による死亡率低下が証明された治療薬は初めて。https://natureasia.com/ja-jp/ndigest/v17/n8/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E8%96%AC%E3%81%8CCOVID-19%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E3%82%92%E9%98%B2%E3%81%90/104098#.X0jwFU-CMrM.twitter

https://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v17/n8/ステロイド薬がCOVID-19による死亡を防ぐ/104098#.X0jwFU-CMrM.twitter

世界中で50万人以上もの人が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で亡くなっている(2020年7月時点)。そうした中、広く使われている安価なステロイド薬でCOVID-19の重症患者の命を救えることが、英国で行われたランダム化比較試験で分かった。デキサメタゾンと呼ばれるこの薬物は、人工呼吸器を使用しているCOVID-19患者の死亡率を約3分の1減らしたのである。COVID-19による死亡率を低下させることが証明された初めての治療薬だ。

驚くべき結果です。世界中で大きな反響を呼び起こすことは間違いありません」と、RECOVERYと呼ばれるこの試験の運営委員を務めた英国エディンバラ大学の集中治療医Kenneth Baillieは話す。RECOVERY試験の研究者たちは、2020年6月16日にプレスリリースで結果を公表し、6月22日には論文をプレプリントサーバーに投稿した(P. Horby et al. Preprint at medRxiv http://doi.org/dz5x; 2020)。

RECOVERY試験は、COVID-19の治療に関する世界最大規模のランダム化比較試験の1つであり、2020年3月に開始された。デキサメタゾン群には2100人の患者が登録され、用量としてはそれほど多くない1日6mgのデキサメタゾンを10日間投与した。そして、COVID-19の標準治療を受けた約4300人の患者との間で転帰を比較した。

デキサメタゾンの効果は人工呼吸器を使用している患者で最も顕著だった。酸素投与を受けているが人工呼吸器は使用していない患者にも改善が見られ、死亡リスクは20%減少した。しかし、酸素投与も受けていない、より軽症の症例ではデキサメタゾンの効果は認められなかった。

結果の公表を受けて英国政府は、酸素投与や人工呼吸器を必要とするCOVID-19の入院患者に対するデキサメタゾンの使用を直ちに承認した。

「こうした効果的な治療法が見つかれば、COVID-19のパンデミックが世界中の人たちの生活や経済に与える影響も変わってくるでしょう」と、生物医学研究支援団体ウェルカム(英国ロンドン)のCOVID-19治療推進プロジェクトで責任者を務めるNick Cammackは語る。「この研究はデキサメタゾンが有効なのは重症例に限られることを示していますが、それでも世界中で数え切れないほどの命が救われることになるのです」。

厳格な試験

COVID-19のようなウイルス性呼吸器感染症の治療にステロイド薬を使用することには、これまでも賛否両論があったと、この試験の主任研究者であるオックスフォード大学(英国)の感染症専門医Peter Horbyは指摘する。関連するコロナウイルスによる重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)が流行した際にもステロイド薬の試験が行われたが、得られた結果は決定的なものではなかったと彼は言う。しかし、デキサメタゾンがどこでも入手可能であることと、過去の流行時に行われたステロイド薬の試験でいくらか有望な結果が得られていたことから、RECOVERY試験の研究者たちはこの治療法を厳格な試験で評価することが重要だと考えたのだと、Horbyは話す。

世界保健機関(WHO)や多くの国々の治療ガイドラインでは、コロナウイルスに感染した患者をステロイド薬で治療することに警告を発しており、一部の研究者はステロイド治療の事例報告が多数あることに懸念を示していた。この薬物は免疫系を抑制するので、COVID-19の重症例で時に見られる激しい免疫応答によって肺が傷害を受けている患者では、ある程度の回復を見込めるかもしれない。しかし、そのような患者がウイルス自体を撃退するためには、完全に機能する免疫系が必要になるだろう。

RECOVERY試験は、試験された用量では、ステロイド治療のメリットは潜在的なデメリットを上回ることを示している。研究者たちによれば、この研究では治療に伴う重大な有害事象は見られなかった。「この治療は大部分の患者に行うことができます」とHorbyは言う。

COVID-19の重症例に大きな効果があり、軽症例には効果がないという結果は、長期間続く重篤な感染症では激しい免疫応答が有害な作用をもたらしている可能性が高いという考え方とも整合していると、国立アレルギー・感染症研究所(NIAID;米国メリーランド州ベセスダ)の所長であるAnthony Fauciは言う。「人工呼吸器が必要になるほど進行している場合は、通常、異常に激しい炎症反応が起きており、それがウイルスの直接的な影響と同じくらい患者の予後に影響を及ぼしているのです」。

投与のしやすさ

これまで、COVID-19患者に対する効果が大規模ランダム化比較試験で証明された薬物は、抗ウイルス薬のレムデシビルのみだった。ただし、レムデシビルは患者の入院期間を短縮したが、死亡率を低下させる統計的に有意な効果は見られなかった(J. H. Beigel et al. N. Engl. J. Med. http://doi.org/dwkd; 2020)。

レムデシビルの供給が追いついていないことも問題だ。製造販売元のギリアド・サイエンシズ社(米国カリフォルニア州フォスターシティ)では増産に努めているが、今のところ、この薬物は世界中の限られた病院でしか使えない。また、レムデシビルの投与は面倒で、数日間にわたって注射を繰り返す必要がある。

それに対して、デキサメタゾンは世界中どこの薬局の棚にも並んでいる必須医薬品であり、錠剤として入手できる。医療へのアクセスが限られている国々でもCOVID-19が増加し続けているため、このことは重要なメリットとなる。「50ポンド(約6700円)以下のコストで、8人の患者を治療し、1人の命を救うことができるのです」と、RECOVERY試験のもう1人の主任研究者であるオックスフォード大学の疫学者Martin Landrayは言う。

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抗糖化で老化防止!「終末糖化産物」を増やさない「コールドスタート」とは? ベジブロスを使う

2020-08-29 | 食品の安全、料理

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc974e1edab11634da6ac5c3f69f9f7815695d52

 

病気や老化の要因となるAGE(終末糖化産物)。日々の食生活の中で蓄積を減らすことによりリスク回避が期待できる。AGEの量は調理法によって大きく変わるので、AGEを増やさない調理法を覚えておきたいもの。基本は、なるべく高温調理を避けること。おすすめの調理法を、料理家のタカコ ナカムラさんに教えていただいた。

ゆでたり、蒸したりなどの水を使う調理が抗糖化に◎

同じ食材でも調理法でAGEのたまり方が変わるので、日々の調理法を変えることは、最も効果的な糖化対策。
「AGEを増やさないためには、もちろん加熱せず”生”でとるのが一番ですが、そればかりとるわけにもいきません。生の次に、蒸す・ゆでる→煮る→炒める→焼く→揚げるという順番で高温になっていくので、なるべく高温の調理法を減らす工夫を。特に避けたいのは、電子レンジでの加熱や、揚げたものをさらに炒める酢豚などの料理、二度揚げ、オーブンや圧力鍋を使う料理、肉や魚や炭水化物をこげつかせる料理です。逆におすすめなのは、水を使った調理法。ゆでたり、蒸したりといった調理法は、水を使うので沸騰しても基本的には100℃までしか温度は上がりません。今回と次回で紹介するような方法で、なるべくAGEを減らしましょう」(タカコ ナカムラさん)

油をあらかじめ加熱しない「コールドスタート」

「焼いたり炒めたりするとき、鍋やフライパンを加熱してから油を加えると一気に高温になり、AGEが増えてしまいます。コールドスタートは、最初に冷たいままの油をフライパンにひいてから火にかける方法。こうするとじんわりと加熱されてAGEの増加を抑えられ、油の酸化も防げます」

レモンや酢に漬け込むことでAGE抑制「焼く前にマリネ」

「肉を焼いたり揚げたりする前に、抗糖化作用があるクエン酸を多く含むレモンや酢などに、1時間ほど漬け込んでマリネしましょう。加熱すると増えるAGEの量を、この方法で約60%も抑えられたという報告もあります。このひと手間でAGEの摂取を抑えられるので、ぜひ取り入れて」

抗糖化成分たっぷりの野菜だし「ベジブロス」

「ベジブロスとは野菜のだしのこと。野菜の皮やヘタ、種など通常は捨ててしまう野菜の切れ端を両手1杯分と、水1.3L、酒小さじ1杯を鍋に入れて弱火で20~30分煮て、ザルでこせば完成。野菜の切れ端には抗糖化&抗酸化物質が豊富。これを水の代わりに料理で使えば抗糖化に」

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地球の生命は「15パーセント」の確率で今日まで生き延びてきた可能性

2020-08-29 | 徒然なるままに

https://news.yahoo.co.jp/articles/5eec31c242769afcea42193e1a4d0bb1755b3821

東京都市大学は8月27日、海洋生物の化石から得られた情報を分析した結果、約40億年前に誕生した地球の生命が絶滅することなく今日まで生き残ることができた確率が約15パーセントと推定されるとした津村耕司氏の研究成果を発表しました。

発表では近年発見が相次いでいる太陽系外惑星に触れた上で、太陽系外で生命を宿す天体の数を推定したり、系外惑星で生命の痕跡を探したりする際に今回の研究成果が応用できる可能性に言及しています。津村氏の研究成果は7月30日付けでScientific Reportsに掲載されています。

■40億年の間に85パーセントの確率で絶滅していたかもしれない

地球では短期間に数多くの種が絶滅する大量絶滅が度々起きてきました。約6600万年前の中生代白亜紀末に起きた恐竜などの絶滅はよく知られていますし、約3億5900万年前の古生代デボン紀末における大量絶滅が太陽系の比較的近くで発生した超新星爆発の影響によって発生した可能性を指摘する研究成果が先日発表されています。

津村氏は過去5億4000万年間の海洋生物に関する化石のデータベースをもとに、大量絶滅の規模と頻度を解析しました。その結果、5億4000万年前から現在までの間に地球の生命が絶滅せずに生き残れた確率は約76パーセントであることが判明したといいます。ただ、地球の生命は約40億年前に誕生したと考えられているものの、5億4000万年前よりも古い時代の情報は十分ではないため、生命の誕生から分析対象の時代までは約35億年もの開きがあります。

そこで津村氏は、直近の5億4000万年分の情報から得られた大量絶滅の頻度が40億年前からずっと一定だったと仮定した上で、地球に生命が誕生してから現在までの間に絶滅することなく生き残れた確率を推定。その結果、約15パーセントという結果が得られたとしています。言い換えれば、地球の生命は約85パーセントという決して低くない確率で、今日まで存続できなかった可能性があることになります。

■地球外生命体の探索にも応用できる可能性

近年、木星や土星などを周回する氷を主体とした衛星の地下や、主星(恒星)から程良い距離を周回する系外惑星などの地球以外の天体において、生命が存在する可能性が指摘されています。しかし、人類が知る生命は今のところ地球のものが唯一であるため、どの天体に生命が存在するのか、生命が存在する天体はこの宇宙にどれくらいあるのかを推定するのは、それだけでも困難なことだといいます。

発表では、「生命が誕生してから人類(知的生命体)に進化するまで約40億年」という地球での例が宇宙全体でも共通の期間だと仮定すれば、今回の津村氏の研究で示された「地球の生命が40億年間で絶滅しなかった確率は約15パーセント」という推定値が、地球外生命体の探索にも応用できる可能性に言及しています。

たとえば、人類と交信可能な文明が存在する天体が天の川銀河にどれくらいあるのかを推定する有名な「
ドレイクの方程式」では、解を得るために7つの値が必要とされています。発表では、今回の研究成果をそのうちの1つ「生命が知的生命体にまで進化する確率」に用いることが提案されています。

また、系外惑星における生命探査では、地球の植物のように光合成を行う生命が存在する兆候として、大気中の酸素やオゾンの存在が注目されています。発表では、今回の研究成果をもとに「地球に誕生した生命が進化して光合成をするようになり、地球の酸素濃度を急上昇させるまでに絶滅しない確率」を推定すると約50パーセントという確率が得られることから、仮に太陽系外に生命が誕生していればその約半分は光合成をしており、系外惑星の大気中に放出された酸素が検出できる可能性に言及しています。

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妊娠中の母親の食べ物が子どもの成長に影響 広島大学の研究で

2020-08-29 | 食品の安全、料理

https://news.yahoo.co.jp/articles/08c2825b0ccc65b664a882d175f9cc7e0b45ecbe

妊娠中に母親が食べたものが子どもの成長に影響することが広島大学などの研究で明らかになりました。

広島大学の酒寄助教の研究グループらが妊娠中のマウスで実験したところ、植物油などに含まれるオメガ6脂肪酸と魚などに含まれる
オメガ3脂肪酸のバランスによって胎児の脳の神経細胞に変化が出たということです。

2つの脂肪酸のバランスが悪いエサを妊娠中のマウスに与えたところうまれた子どもが高カロリーのエサを好む傾向にあり、食べる量も増えることから、太りやすくなったそうです。

広島大学の酒寄信幸助教は「妊娠中の魚の摂取が減ってしまうと子どもが将来太りやすくなる可能性がある」と話しました。

研究グループによりますと脂肪酸については必須の栄養素で、植物油を減らすだけでなく、魚を食べる量を増やすことが重要だということです。

コメントから

私の母が、私を妊娠中にカツ丼など脂っこいものばかり食べていたらしい。産まれた私は小さい頃から30数年間太った事ないし、むしろ健診でいつも痩せ気味と指摘されるくらい。子ども2人出産しても元の体重に戻った。
母も元々痩せ気味。
遺伝の影響が一番強いんじゃないかな。。。?

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「微生物は宇宙で3年生存する」という日本の研究チームの実験結果が意味していること

2020-08-29 | 宇宙

https://news.yahoo.co.jp/articles/7a076784a9e45823dffc18e6da5727ce730ed76f

2018年に国際宇宙ステーションを発った宇宙船は、珍しい荷物を載せていた。宇宙空間に数年間さらされた微生物のコロニーである。この恐れを知らぬ微生物は、宇宙空間が単純な生命体に及ぼす影響を調べる日本の宇宙生物学実験「たんぽぽ計画」の一環として、地球へ戻される最後のサンプルだった。

未知なる姿の“火星の生物”をどう見つける? NASAの探査機「パーセヴェランス」と科学者たちの挑戦

もし微生物が真空空間に長期間さらされても生きていたら、「パンスペルミア説」と呼ばれる賛否両論ある仮説を大きく後押しすることになる。パンスペルミア説は、生命が小惑星や彗星、宇宙塵にヒッチハイクして惑星間を移動したと提唱しているからだ。

「たんぽぽ計画」チームの新たな研究論文が、8月26日付の『Frontiers in Microbiology』誌に掲載された[編註:研究の中心となった東京薬科大学の発表はこちら]。この研究論文は、「Deinococcus radiodurans (デイノコッカス・ラジオデュランス)」というバクテリアの複数の菌種が、厳しい宇宙環境に3年間さらされても生き残ったことを詳しく解説している[編註:3年という期間は火星と地球の間の最短の移動時間に相当すると論文では示している]。

このタイプのバクテリアは大量の紫外線を浴びても遺伝子の損傷を受けにくいことで有名で、クマムシのようないわゆる「極限性微生物」のひとつに分類されている。だが、デイノコッカスがどのようにして生き延びるのか、研究者らは確信をもてなかった。

「デイノコッカスは厳しい環境下で生き延びることのできるいくつかのメカニズムをもっていることが知られています」と、「たんぽぽ計画」を率いた東京薬科大学の山岸明彦名誉教授は言う。「わたしたちはどのメカニズムが要因となっているのかをテストし、宇宙環境で生き延びる上で、DNA修復システムが特に重要な役割を果たしていることを発見しました」

宇宙から生きて帰還したバクテリア

山岸らは「たんぽぽ計画」の一環として、3つの異なる種からなるデイノコッカスの乾燥したコロニーを、宇宙ステーションの外側に取り付けられた実験モジュール内の真空空間にさらした。

地球に持ち帰ったコロニーを研究者が水で戻すと、最も外側の菌体は高線量の紫外線を浴びて死んでいた。ところが、死んだバクテリアの層が、その下にいる微生物のDNAが生存できなくなるほどの損傷を受けることを防いでいた。コロニーがどんなに分厚くても、宇宙空間に曝されることでバクテリアの無傷の遺伝子の数は徐々に減少するものの、1mmのわずか半分しか厚みがないバクテリアの塊でも宇宙空間で最長8年間は生存することを、チームの研究結果は示している。

これはパンスペルミアの提唱者にとっては朗報だ。1970年代初頭に生まれたこの仮説は、地球上のものをはじめとする生命は隕石に便乗した微生物によって銀河系全体にばらまかれたとしている。主流の考えからはかけ離れているものの、初期にこの仮説を唱えた提唱者のひとりである数学者のチャンドラ・ウィクラマシンゲは、これによって地球における生命の誕生にまつわる厄介な問題がいくつも説明できると主張している。

パンスペルミア説の裏付けに?

生命誕生の典型的な説明は、有機分子の塊が原始の混沌とした軟泥の中でぶつかり合い、しだいにより複雑な分子を形成したというものだ。こうした分子が最終的に組み合わさってバクテリアのような単細胞生物となり、それが多細胞生物へという具合に進化していった。

ところが地球上の生命の進化は、科学者から見える限りにおいては進行が断続的だった。種形成の急増期が短期間あり、それを挟んで長期の停滞期が存在したのだ。

バクテリアは約40億年前に登場すると、20億年にわたって主な生命体として地球に君臨しつづけた。その後、バクテリアよりもやや複雑な真核生物という単細胞生物が激増し、この真核生物はより複雑な生命体がようやく生まれ始めるまでの間、さらに10億年にわたって地球を支配した。

進化にこのような長期の休止期間が存在する理由を説明することは厄介だ。ひとつの説明は、こうした安定期は大量絶滅によって中断され、それが種形成の新たな機会を生み出したというものである。パンスペルミア説を信じる人々は、地球独特のこの進化のタイムラインは、初期の生命が気まぐれな地球外微生物によって進化を促されたとすれば説明がつくと信じている。

大量落下した隕石が影響したという仮説

リソパンスペルミアと呼ばれるパンスペルミアの1仮説は、地球に衝突した小惑星と隕石に原始的生命体や遺伝子物質が含まれており、それが地球における生命の進化の軌道を変化させた可能性があるとしている。

ひとつの小惑星に付着したバクテリアの量で、惑星全体の進化が影響を受けたとは考えにくい。だが、もし銀河系のこのあたりで、生命体が豊富に存在する隕石がありふれたものだったとしたら、40億年前に地球が経験した隕石の大量落下であれば変化を起こすに十分だった可能性があると研究者たちは主張している。

大胆な仮説ではあるものの、この説を後押しする証拠も存在している。「計算によると、石の奥深くで守られていれば、バクテリアは最長で数百万年先まで生きることができるのです」と、ハーヴァード大学の物理学者のアヴィ・ローブは言う。

このプロセスは逆方向にも働く可能性があることを、シミュレーションは示している。数十億年前、地球に小惑星が降り注いでいたときに、もしすでに生命体が生まれていたなら、地球の微生物のなかには地表から吹き飛ばされて太陽系内の別の惑星に行き着いたものがあったかもしれないのだ。

信じがたい話だが、研究者は火星から来た石を地球ですでに発見しており、いつか人類が火星で地球の石を発見するかもしれないと考える理由は十分にあるとローブは言う。

宇宙船を“消毒”することの重要性

つまり、わたしたちはみな火星人の可能性がある一方で、もし米航空宇宙局(NASA)が火星に生命の証拠を見つけたとしても、それは実は地球から来たものである可能性が存在するのだ。実際、もし科学者が火星で生命を見つけたら、その起源を特定することは最大の困難のひとつになるだろう。

とはいえ、決定的な手がかりもいくつか存在する。例えば、地球上のDNAはすべて同じ方向へねじれている。もしDNAのねじれが火星では反対向きであれば、その生命は火星で独自に発生したもので、地球からヒッチハイクでやってきたものではなかったことを示す強力な証拠になる。

たとえあなたがパンスペルミア説を信じないとしても、「たんぽぽ計画」チームの結果は惑星保護の重要性を示唆しているとローブは言う。NASAをはじめとする宇宙機関は火星に向けて宇宙船を発射する際、地球の生体物質が一緒に運ばれないようにするために労苦を惜しまない。古代の宇宙生命のかすかな証拠を自分たちが探し求めている手つかずの環境を、うっかり汚したくないからだ。

しかしいま、山岸が率いる日本のチームは、バクテリアの中には保護されなくても深宇宙で惑星間を移動できるほど長く生き延びられるものが存在することを示した。

「厚さ1mmの塵のようにしか見えない塊も、火星へのミッションの準備段階でクリーンルームの表面から拭き取られます」と、ローブは言う。「それでもこの結果は、生命を探すためにほかの惑星へ送りだすすべての宇宙船を消毒することの重要性を再認識させてくれます」

それでも挑戦は続く

山岸らは2018年、航空機と気象観測気球を使って地球上で一連の高高度実験を実施し、8マイル(約12.87km)近く上空でデイノコッカスの痕跡を発見した。これは旅客機の巡航高度よりもはるかに高い。

もっとも、これは地球がたくましい微生物を宇宙空間へ垂れ流していることを意味しない。風で漂う微生物の小さなコロニーには、地球の引力から逃れるだけの速度がないからだ。しかし、ローブが今年に入ってから共著で発表した論文で詳述したとおり、地球の大気圏をかすめる小惑星や彗星は、池の表面をかすめ跳ぶ小石のように、大気中の微生物を拾い上げて星間空間へ運び込む可能性があるかもしれない。

パンスペルミア説はいまも賛否両論あり、科学界で広く受け入れられているわけではない。それでも「たんぽぽ計画」のような実験が、生命の誕生に必要な条件に関するわたしたちの思い込みに挑戦し続けるのだ。

 

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ツイートから8月29日の1 ウイルスは比較的低い体温での繁殖を好む&安倍首相辞任会見【全文(1)】 他

2020-08-29 | 医療、健康

 本日の全国の感染数・推移
大阪106人、神奈川75人、福岡66人、埼玉56人、愛知51人、沖縄43人
その他、千葉39人、兵庫26人、京都21人、長野19人、北海道16人、福井16人、山口10人
8月28日 新たに確認された感染者数(NHKまとめ)https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/…

ウイルスは比較的低い体温での繁殖を好み、
高い体温の中では全滅することがわかった。
米イエール大学の研究者は対比実験法で、
保温を重視した高い体温の体内では、
寒さを好むウィルスを予防・阻止する効果があることを証明した。
米イエール・ニュースが11日に伝えた。https://epochtimes.jp/2016/07/25923-


新型コロナ患者が悩む不可解な神経系の症状、研究は始まったばかり
患者が思いもよらない症状に見舞われるケースが相次ぐ
最初は軽度でも、記憶・睡眠障害やめまい、神経痛の症状が長引く
LongCovidhttps://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-28/QFO7CCDWLU6T01…


具体的には制圧/制御を目指すなら以下のすべてを実施しなければならないという事かと理解しました。
・有症状者はPCRなしで自宅隔離開始
・ハイリスク群の定期的PCRの実施
・濃厚接触者のトレース、PCR検査、発症時の自己隔離


ワシントン大の米国の死亡者数予測
さらに8000人引き上げ、年末までに31.7万人の予測です。
国民の95%がマスクを着用すれば、死者は6.7万人押し下げられる可能性はあると。
米コロナ死者、12月までに31.7万人突破へ ワシントン大が予測
https://news.yahoo.co.jp/articles/094da2e26fe1c52c44db81338914e9b2c7aff63d
米コロナ死者、12月までに31.7万人突破へ ワシントン大が予測


感染症法上の位置付けについても指定感染症は維持したまま。
感染者の宿泊、自宅療養などを政令の見直しで運用するという方向になりそうです。
妥当な判断かと思います。
「指定感染症を維持、運用は政令見直しで」https://this.kiji.is/671910856841299041


ワクチンについては来年前半までに全国民分を調達すると。
21年前半までに全国民のワクチン確保へ


本日の首相演説でもありましたが、今後のコロナ対策のパッケージについて
・1日20万件の検査実施体制(抗原検査)
・高齢者施設職員などの定期的検査の実施
・COVID-19で経営困難となっている医療機関への支援
・軽症者は原則宿泊施設や自宅療養の方向へ変更


安倍首相辞任会見
https://dot.asahi.com/dot/2020082800065.html?page=1
安倍首相辞任会見【全文(1)】再発の兆候「総理大臣の地位にあり続けるべきではない」

会社が倒産する時って、社員も当日まで知らされなくて、「景気は悪いが、うちは何とかなるだろう」といつもどおりに出社すると、入口にこんな感じの貼り紙があって、立ち入りも私物の持ち出しも出来なくなるらしいね。国が破綻するときも、おそらく当日の朝まで分からないと思うよ。

はじめて逆上がりが出来た女の子。成功後の一言が指導者を撃ち抜く http://rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=298386&g=132107…

しかし安倍さんほどグローバル資本のためによく働いた政治家はいなかったね。EPA、FTA、TPPの加盟、水道森林の民営化、大企業減税、消費税率の引き上げ、経済特区、スーパーシティ、移民の解禁、派遣法の強化とかさ、外国人投資家にとっては100点満点だよ。おかげで日本はメチャクチャなんだけどさ。

だから「打倒、安倍政権!」なんて言葉に何の意味もなかったんだよ。支配層にとってみれば政権なんて使い捨てでさ、次の政権を使ってまた同じようなことをやらせるだけだからね。 twitter.com/t2PrW6hArJWQR5…

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膵臓がカチカチになる「慢性膵炎」はなぜ起こる?

2020-08-28 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/articles/247fd3b97c89f48da2e755c85aa29ba3aa24b8fe

●「慢性膵炎」に関する問題

【問題】膵臓の炎症が長く続き、膵臓がカチカチに硬くなっていく慢性膵炎。この病気の説明として、間違っているものは次のうちどれでしょう?

(1)一番の原因はお酒である
(2)進行するほどみぞおちに激しい痛みが出てくる
(3)膵がんになるリスクが高くなる

 正解は、(2)進行するほどみぞおちに激しい痛みが出てくる です(正しくは、進行するほど痛みは弱まる)。

●慢性膵炎の7割は長年の飲酒から起こる

 膵臓は胃の後ろにある10~15cmの小さな臓器で、食べ物の消化に欠かせない消化酵素や、血糖をコントロールするインスリンなどのホルモンを分泌しています。

 膵臓が炎症を起こす膵炎には、膵臓がドロドロに溶けて激痛が出る「急性膵炎」と、膵臓がカチカチに硬くなって機能しなくなる「慢性膵炎」の2つがあります。急性膵炎は年間6万3000人が発症、慢性膵炎は年間6万7000人が医療機関を受診しており、その数はいずれも年々増加しています(*1)。

 膵炎になりやすい人の特徴は、お酒を飲む量が多いこと、そして脂っこい食べ物が好きなことです。中でも一番注意すべきはアルコールの大量摂取で、急性膵炎で最も多い原因が飲酒であり、慢性膵炎でも約7割が長年の飲酒から起こるとされています。

 「アルコールを過剰に摂取すると、それに対処しようとして、たくさんの膵液が分泌されます。つまり、アルコールは、膵臓を酷使する最大の原因なのです。大量のアルコールに加えて、脂っこいものも食べていれば、それを必死に消化しようとして膵臓の負担がさらに増し、炎症を起こすようになります」。膵臓の病気のエキスパートである東京医科大学消化器内科学分野主任教授の糸井隆夫さんは、そう話します。

●慢性膵炎の痛みは、病気が進行するほど薄れていく

 急性膵炎では、膵臓の中の膵管というパイプが詰まり、逆流した膵液が膵臓を溶かしてしまうため、みぞおちや背中に激しい痛みが出ます。その痛みは、尿路結石心筋梗塞と並ぶ3大激痛の1つに数えられるほどです。

 一方、5~10年かけてじっくり進行する慢性膵炎の痛みは、シクシクする重い痛みであることが多く、胃の痛みだと誤解されることも少なくありません。しかも、進行するほど痛みが徐々に薄れていくのが慢性膵炎の特徴です。

 糸井さんによると、慢性膵炎で痛みが薄れるのは、痛みのもとになる膵液が出にくくなるため。「水道の蛇口を思い切りひねると、勢いよく水が流れて水圧が増しますよね。これと同じように、お酒をたくさん飲んで膵液が増えると、膵管内の圧が増して痛みが出ます。でも、慢性膵炎が進むと、膵液を出す細胞が硬く萎縮してどんどん消えていき、膵液が作れなくなります。すると、蛇口をひねっても水が出ない、水圧がかからない状態となるので痛みは消えるというわけです。しかし、『痛みが消えて調子が良くなった』と思っているうちに、膵臓の線維化は確実に進みます」(糸井さん)

●健康な人に比べ、膵がんのリスクは12倍にもなる

 慢性膵炎を長く患うと、膵がんのリスクが高まります。慢性膵炎と診断されて2年以上たつ人は、健康な人の11.8倍も膵がんになるリスクが高いという報告もあります(*2)。線維化して硬くなった膵臓は、まず元に戻ることはありません。そのため、慢性膵炎はいかに早く発見し、進行を止めるかが大切になってきます。

 膵臓の状態を調べる検査はいろいろありますが、初期の慢性膵炎では画像上に異変が表れにくいため、腹部の超音波検査やCT、MRIなどの検査を受けても異常なしとされることもあります。そこで有効なのが血液検査です。血液中に含まれる膵酵素(アミラーゼ、リパーゼなど)の数値が上昇していれば、お腹の痛みが少なく、画像上の異変がなくても、慢性膵炎を疑う手がかりとなります。

 最終的には、超音波装置のついた内視鏡を口から入れ、胃・十二指腸の壁越しに超音波を当てる検査(超音波内視鏡検査)を行い、慢性膵炎の可能性が高ければ薬物療法を始めるのが通常の流れです。

 「特に大量飲酒や脂肪分の過剰摂取など、膵炎を起こすリスク因子に思い当たる節のある人は、『自分は膵臓が悪いかもしれない』と疑う目を持ってください。また、こうしたリスク因子を減らして、膵臓をいたわることも大切です」と糸井さんは話しています。

*1 慢性膵炎は長年かけて進行する。そのため、治療を受ける人は年間6万7000人だが、新たに診断される人は年間1万8000人とされている。(出典:厚生労働省「難治性膵疾患に関する調査研究 平成23年度~25年度総合研究報告書」2014年)

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