幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

AGEがおよぼす影響

2013-12-11 | 医療、健康

http://www.age-sokutei.jp/effect/から

タンパク質は人間の体内のいたるところに存在するため、どの臓器を構成するタンパク質がAGE化(糖化)するかによって、さまざまな病気の引き金になります。

メタボリックシンドロームの悪循環

内臓型肥満で、かつ高血圧、高血糖、脂質異常症のうちの2つが当てはまる状態をメタボリックシンドローム、いわゆるメタボと呼びます。AGEはメタボの早い時期から体の中でつくられると考えられています。
AGEは内臓脂肪を悪玉化させ、血糖値を上昇させます。そして血糖値が上昇すれば、AGEはそれだけ体内で多く発生する、という悪循環が生まれます。

肌は弾力が失われ、シワやたるみが

肌のハリややわらかさを保っているのはコラーゲンなどのタンパク質です。肌のコラーゲンは加齢により、長い歳月をかけてじわじわと体温で加熱されていきます。そうすることでAGE化(糖化)が進み、太陽の紫外線も影響し、コラーゲンが変質すると弾力性を失いシワやたるみが出てきてしまいます。
またAGEは褐色のため、AGE化(糖化)が進むと、シワやたるみだけでなく、シミやくすみも発生してしまうのです。

血管が硬くなり、動脈硬化を起こす

コラーゲンは血管の内側の内皮細胞と外側の平滑筋細胞の間にも存在し、クッションのような役割を果たしています。このコラーゲンがAGE化(糖化)すると血管の弾力が失われ厚く硬くなり、また血栓をつくりやすくし、全身の血管で動脈硬化を起こします。
動脈硬化が進行すると、脳梗塞や心筋梗塞など深刻な病気に至ることもあります。 

骨をもろくし、骨粗しょう症を起こす

コラーゲンは骨にも多く存在しています。骨のコラーゲンがAGE化(糖化)すると骨の強度が下がり、骨粗しょう症になります。
またAGEによって破壊された骨はカルシウムとして血の中に溶け出し、血管の中で石灰化し、動脈硬化のリスクにもなります。

目の水晶体をにごらせ、白内障を起こす

 

黒目の奥で光を調節するレンズの役割を果たしている水晶体は、クリスタリンというタンパク質でできています。クリスタリンがAGE化(糖化)すると、紫外線による酸化とあいまって水晶体が白く濁り、白内障を起こします。
28日サイクルでターンオーバーする肌のコラーゲンや2~10年周期で入れ替わる骨のコラーゲンとは違い、クリスタリンは一生、新陳代謝されないタンパク質。それだけに、時間の経過とともにAGEが蓄積していきます。

脳内のタンパク質を変質させ、アルツハイマーを引き起こす

脳内のタンパク質がAGE化(糖化)すると、その中にβアミロイドというタンパク質に変質するものが出てきます。立体構造に変質したβアミロイドは組織に沈着しやすく、老人班と呼ばれる班点をつくります。この班点が広がると神経細胞を死滅させ、アルツハイマー型の認知症を引き起こします。

糖尿病では全身に合併症を起こす可能性が

糖尿病患者さんは、高血糖状態が続いているためAGEが大量に蓄積されています。糖尿病の診断基準に用いられる「ヘモグロビンA1c」も実は、赤血球のタンパク質であるヘモグロビンが糖化してAGEに変化する一歩手前の中間糖化物質です。
そしてAGEは糖尿病の3大合併症と呼ばれる神経障害、網膜症、腎不全などにも悪影響を及ぼします。

転載終了

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食べると「老けやすい料理」とは?AGEとは?

2013-12-11 | 医療、健康

http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20131114-00033161-r25から

食べると「老けやすい料理」とは?

鏡を覗き込んでみると、そこにはシワと白髪の増えた自分の姿が…。「もしかしてオレちょっと老けた?」なんて思ってしまったら、気にすべきことは身だしなみだけじゃないかも。なんと、食べ物にも気をつけなければいけないらしい。

「普段口にしている食べ物によって、老化が促進されることがあります」と教えてくれたのは、老化の原因物質「AGE」研究の第一人者である久留米大学医学部の山岸昌一教授。

「細胞が本来持っている働きを劣化させて老化現象を引き起こすのが、悪玉物質のAdvanced Glycation End Products(終末糖化産物)=『AGE』。体内でタンパク質と糖が結びつくことで生まれる物質です。このAGEを体内に溜め込むと、見た目が老けるだけでなく、アルツハイマーや心筋梗塞などの病気を引き起こしてしまうことも」

さらに研究によると、体内にAGEが多く溜まっている糖尿病患者は、通常よりも10年は老化のスピードが速いのだとか…。健康にまで害が及ぶAGE、体内に溜め込まないためにはどうすればいいの?

「最近の研究で、AGEは体内で生成されるだけでなく、様々な食事に含まれていることがわかってきました。なので、そうしたメニューをできるだけ避け、AGEを取り込まないようにすることが大切です。特に含有量が多いのは、『焼く』『揚げる』など高温で調理をしたもの。こんがりと付いた“焼き色”がAGEを含んでいるというサインで、焼き肉やベーコン、焼き餃子、流行りのホットケーキといったメニューが該当します。AGEは高い温度で加熱するほど増加するため、同じ食材を使っても、油より調理中の温度が低いお湯で『ゆでる』『煮る』などの調理法を選んだ方が老化の速度は遅らせることができますよ」

なるほど、例えば週末の友だちとの食事をBBQから鍋にするだけでも老化の防止になるわけだ。でも、AGEの特徴である“焼き色”で食欲がそそられてしまうもの…。こんがりきつね色に焼けた食べ物、どうしても食べたくなってしまったらどうしたらいいの?

「AGEは酸性になると減少するので、加熱前から加熱直後までに『すっぱいもの』を料理に加えるとよいでしょう。酢を使って肉の下ごしらえをする、出来立てのステーキにレモンをかけるなどの方法も効果的ですよ」

それならストレスも少なくAGE対策ができそう! さて、健康のためにも、長く若々しさを保ってモテるためにも、今日から食事のメニューを見直しますか!
(田中恵里菜/GRINGO&Co.)

調理の温度が10度上がると2倍に増えるAGE。加熱中の温度が100℃近く異なることもある水と油では、調理後の含有量に大きく差が出る

転載終了

ここにいろいろ詳しくhttp://www.age-sokutei.jp/

体内でつくられるAGE

AGEは、2通りのしくみで体内に溜まっていきます。
一つ目は、体内でつくられるAGE。
血中のブドウ糖が過剰になってあふれ出すと、人間の体の細胞や組織を作っているタンパク質に糖が結びつき、体温で熱せられ「糖化」が起きます。こうして「タンパク質と糖が加熱されてできた物質=AGE」ができるのです。
体内のタンパク質が糖化しても、初期の段階で糖の濃度が下がれば元の正常なタンパク質に戻ることができます。しかし高濃度の糖がある程度の期間さらされると、毒性の強い物質に変わってしまい元には戻れなくなります。

 

食べ物から体内に入るAGE

もう一つは外から取り込むAGE。「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」はいろいろな食べ物・飲み物の中にも含まれ、私たちは食事や間食として取り込んでいるのです。
わかりやすい例として、ホットケーキを挙げてみましょう。小麦粉(糖)と卵や牛乳(タンパク質)をミックスして加熱すると、ホットケーキが焼けます。そして、ホットケーキ表面のこんがりキツネ色になっている部分こそが糖化した部分。ここにAGEが発生しているのです。
こうした飲食物に含まれるAGEの一部は消化の段階で分解されますが、約7%は排泄されずに体内に溜まってしまいます。

 

老化の速度を決める方程式 「AGEの量=血糖値×持続時間」

体内でできるAGEの量は、「血糖値×持続時間」で表すことができます。
血糖値が高いほど、体の中で糖とタンパク質が結びついて多くのAGEが発生します。そして糖にさらされる時間が5年、10年と長くなればなるほどAGEは溜まり続けるのです。
また、AGEを多く含む食べ物を頻繁に食べると、それだけ蓄積量が増えていきます。

http://www.age-sokutei.jp/life/

良く噛み、会話などを楽しみながらゆっくり食事する

短時間に一気に食べる早食いは、急激に血糖値を上げてしまいます。一口30回程度を目安に良く噛んで、ゆっくり食べましょう。

野菜、肉・魚、ご飯やパンの順に食べる

食物繊維を多く含む野菜やきのこ、海藻類を最初に食べることで糖質の吸収を抑えることができます。ご飯やパンなどの炭水化物は後に回して、サラダや酢の物などから食べるようにしましょう。
食事は単品メニューではなく、主菜に副菜がつく定食スタイルがお勧めです。

腹八分目に

血糖値の上昇によって満腹中枢が刺激されると、人は満腹だと感じます。つまりお腹いっぱい食べたときは血液の中に糖があふれ出し、AGEがつくられているということです。食事の量は腹八分目に抑えましょう。

甘いものが食べたいときは食後に

砂糖や果糖は体内に吸収されやすく、血糖値を異常に上昇させ、AGEを作り出します。甘いものをどうしても食べたいときは、間食ではなく、食後のデザートとして食べるようにしましょう。

食後に軽く体を動かす

 

血糖値は食後1時間にもっとも上昇しますから、そのタイミングで軽い運動をすると血糖値の上昇を抑えられます。食後20~30分後から、20~30分程度のウォーキングをするのが理想的です。ただし毎日続けることが大切ですから、ウォーキングに限らず掃除、買物、ストレッチなど、食後に体を動かすことを習慣づけましょう。
激しい運動は逆に血糖値を上げてしまうため、食後にはお勧めできません。

紫外線を浴びない

肌の表皮の角質層にあるケラチン繊維は、紫外線によりAGE化(糖化)が進みます。冬場の弱い紫外線を数分浴びただけでもAGEは増えるため、四季を問わずUVカットを心がけましょう。

ストレスをため込んではダメ

過度のストレスがあるとホルモンバランスが崩れ、血糖値を上げるホルモンが分泌されます。つまりストレスはAGEを増やす原因になるのです。入浴、スポーツ、アロマテラピーなど自分なりのストレス解消法で、ストレスを溜めないようにしましょう。

http://www.age-sokutei.jp/food/

食品・調理法別AGE含有量

食品名(調理法) AGE値(ku/100g) 通常量(g)
牛肉(生) 707 90
牛肉(ステーキ/超レア) 800 90
牛肉シチュー 2,657 90
牛肉(ステーキ/フライパン) 10,058 90
牛肉(直火焼き) 7,497 90
フランクフルト(直火焼き) 11,270 90
フランクフルト(ゆでる) 7,484 90
ミートローフ 1,862 90
ミートボール 2,852 90
ハンバーガー 5,418 90
鶏肉(バーベキュー) 8,802 90
鶏肉(水炊き) 957 90
鶏肉(焼く/フライパン) 4,938 90
鶏肉(唐揚げ) 9,732 90
鶏肉(蒸し焼き) 769 90
鶏肉(丸焼きバーベキュー/皮つき) 18,520 90
ベーコン 91,577 13
豚肉(スペアリブ) 4,430 90
ソーセージ(生) 1,861 90
ソーセージ(焼く/フライパン) 5,426 90
鮭(生) 528 90
鮭(スモーク) 572 90
鮭(焼く/フライパン) 3,084 90
魚(鍋) 761 90
鱒(生) 783 90
鱒(焼く/25分) 2,138 90
エビ(冷凍を電子レンジ調理) 4,399 90
エビ(フライ) 4,328 90
チーズ(プロセス) 4,470 30
バター(スイートクリーム) 23,340 5
マヨネーズ 9,400 5
豆腐(生) 488 90
豆腐(軽くソテー) 3,569 90
豆腐(ゆでる) 628 90
卵(目玉焼き) 2,749 45
卵(スクランブルエッグ/1分) 173 30
卵(オムレツ/低温12分) 223 30
パンケーキ 2,263 30
ベーグル 167 30
フレンチトースト 850 30
ビスケット 1,470 30
ドーナツ 1,407 30
クッキー(チョコチップ) 1,683 30
米(生) 9 100
パスタ(ゆでる/12分) 242 100
きゅうり(生) 31 100
玉ねぎ(生) 36 100
トマト(生) 23 100
野菜(にんじんなどグリル) 226 100
バナナ 9 100
りんご 13 100
りんご(焼き) 45 100
干しぶどう 120 30
牛乳(4%脂肪) 5 250
ヨーグルト(プレーン) 3 250
りんごジュース(100%) 2 250
オレンジジュース(100%) 6 250
はちみつ 7 15
アイスクリーム 34 250
ワイン 11.2 250
コーヒー(ミルクと砂糖入り) 2.4 250
紅茶 2 250
しょうゆ 60 15
ケチャップ 13.3 15
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