メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

イレーヌ・メイヤー展@有楽町マリオン・ミュージアム(1996.3.4)

2016-10-15 15:20:58 | アート&イベント
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今日はいー1日だった
こういう“いー1日”ってのは曲者で、なかなかないものなのよね

カーメン・マクレエのジャズを聴きながら、温かいはちみつレモンを飲んで
心も体もホッとリラックスしてる
このどこまでもエコロジーなヴァーチャルアートが効いたのかな


今日は18時マリオンに着いて、観て来ました
チケットは前売りで新橋駅みどりの窓口で買って、
高いし、訳分かんないの買っちゃったなって思ったけど、観てよかった

すっかり洗脳 頭も心もスッキリ洗われたように感動

イヤホンが500+3000円(保険)で聞けたらしい

それぞれwater, wave, musicなどのテーマに合わせて
環境音楽(波、雨、雷、小鳥のさえずり)や、easy listeningの心と体の音楽みたいな音効果と
最初の立体画にもうビックリ

メデューサや竜が多かった
動物、植物、ピエロ、エジプトものもあった
ファラオの黄金面や、大仏やらの宗教的雰囲気

宇宙と自然が一体となって、
ハンプティダンプティのいるアリスの世界ほか
絵本の中みたいな感覚も楽しめる、まさに理想郷

でも、この風景は確かに地球上に存在しているものばかりなのよね


水槽の中でタツノオトシゴが4匹動いていて、よく動きを観るとMEYERなのがお茶目
そこに竜が颯爽と泳ぎ去ってゆく

となりではカエルが3匹はねて、タコが8本足でピアノを弾いている
その音が波の合間にぶつかって聴こえるから、本当に海底にこんなタコがいて
ピアノを弾いているんじゃないかって感じ


西武側と阪急側の二手に分かれていて、コイ、鶴、金魚等、日本の浮世絵の要素も見られた
家紋もあったし

顔を突っ込んで覗き込むと、プリズムか万華鏡の中
女性のうねる官能的な髪が、馬のたてがみにつながって→タツノオトシゴ→女性の目と
次々移り変わっていく不思議なだまし絵 CGに近い


原画もポスターカラーって感じ
一筆描きじゃないかってほどキレイで、とにかく写真のごとくリアル

も絵の具の線がクレーターの模様になってる!!


「easy money」なんてギャンブルがテーマのもあった


パネルの内側からライトをあてたものは、果物なんか瑞々しくて
透明感と光の当たり具合いが最高

原画にもそれぞれに合った光が当たっていて、周りはお化け屋敷に入っていくようなドキドキ感がある
稲妻のライトや、波のしぶきのようなものなど、照明の使い方にも工夫が多い

思わず、2500円の本を買っちゃったけど、写真にすると全然違ってしまう


帰りは美味しいオムレツ屋のはずが「おかめ」に行ったら休み
有楽町駅前の東京交通開館の地下「ニューおかめ」で
柚子の香りとあっさりおつゆの山菜ラーメン+ソフトあんみつ(ソフトクリーム+餡子+寒天+黒蜜)
甘かったけど、すごく美味しかった!

20時まで食べてて、そのまま家へ




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