メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『ドキドキしちゃう 岡本太郎の書』

2011-03-08 20:05:25 | 
『ドキドキしちゃう 岡本太郎の書』
岡本太郎/著 平野暁臣/構成・監修

川崎の美術館にも大きく書いた「夢」という文字が印象的だったけど、
この本には他にもたくさんの書が描かれている。

「望」「喜」「笑」などなど、日常に溢れてる文字が、
タロウさんの手にかかるとこんなにもカラフルに自由に躍りだす
文字からイメージされた原色が文字とともに燃えあがっている
黒い線と重なっている部分がキレイなのはどう処理したのだろうか、気になった。

書とともに、その文字から連想されたタロウさんの短文がまたいちいちココロに響く。


「悲」(ひ)
ぼくはどんなに苦しいときでも、苦しいような顔をしないから、
自由気ままに生きているようにみられたね。
ぼくはいままでどんなに苦しい状況のなかにあっても、
にっこり笑って悲劇的でありたいと思っていたからね。


「男女」
太郎さんが『男女』っていう素敵な字を書いたの。
男と女がくっついてひとつになってるんだけど、男が上。
だから「やっぱり男が上なのね」と言ったら、
「そうだよ、いつだって女が支えてるんだ」って言うのよ。
ちゃんとわかってらっしゃる。  (岡本敏子)


満艦飾(まんかんしょく)=
1 海軍礼式の一。祝祭日や観艦式などの際に、停泊中の軍艦が艦全体を信号旗・万国旗などで飾りたてること。
2 身なりを盛んに飾りたてたり、物をいっぱいにつるしたりしたようすを1にたとえていう語。「―のいで立ち」



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