メランコリア

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『バースデー・ウェディング』(2005)

2013-10-31 09:59:58 | 映画
『バースデー・ウェディング』(2005)
監督:田澤直樹
出演:上原美佐、木村多江、田中哲司、忍成修吾 ほか

▼story
幼い頃に母を亡くしている千晴は、明日、結婚式を控えて、父の礼服を準備しようとして、
胸ポケットから昔のビデオテープを見つけて再生してみると、
そこには初めて見る母の映像が入っていた。
それは、病気で余命が短いことを悟り、娘の将来を見届けることが出来ない母親の悲しみと、
あふれんばかりの愛情がこめられた、未来の千晴へのビデオレターでもあった。。


 

田中さんの泣きの演技って一度もないなぁと思っていたら、ここにあった。
しかも、当時39歳を迎えたばかりで老けメイクに初挑戦して、51歳の花嫁の父親役に挑戦しているのも貴重。
式の前夜に一人で飲みに行く背中がさみしー!! 寡黙でシャイな父を穏やかに演じている。

上原さんの初主演作でもあり、木村さんの渾身の泣きの演技も凄い。
半分は結婚式のシーンで、手順からスピーチにいたるまで完璧、模範な感じだと思って見てたら
「ゼクシィ」が絡んでるのか? とってもスタンダードなストーリー。


 

DVD特典には、さらに貴重なメイキング、舞台挨拶が入ってたv
上原さんらの衣装合わせや、初日からクライマックスシーンを撮る木村さん(ハードだねえ!
田中さんは、ちょうど撮影時に誕生日を迎えて、スタッフからバースデイケーキをもらって、歌ってもらって、
「え?ビックリした。汗が・・・」て照れ笑いの様子が昭和ちっく(老けメイクのままだしw


これから結婚式のシーンを撮るっていう時に、上原さんが回すカメラに煙草を吸って待ってる姿までありv
式場で座っている時には、「田中さんは娘さんいるんですか?」て聞かれて、
「いや、いないですけど、そーゆーお父さんの気持ちで」

それぞれのクランクアップでは、「すごい充実した、辛楽しい思い出でした」とのコメント。



舞台挨拶での監督の第一声は、裏返ってるってネタw
老け役の時、田中さんはビジネスホテルのベッドで枕を当てて叫んで声を枯らしたなんてエピソードを話してた。
田中「けど、声が丈夫だから、翌日には治って、またカワイイ感じに戻っちゃって」てw

「今回イイ人の役だから親が喜ぶ。普段は“ピー”な役なんで」て何て言ったんだろ???


 
子役のあかりちゃんが、木村さんのクランクアップの挨拶の時に号泣しちゃって可愛かったあ!
最後は、田中さんが抱っこしてたし



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