■熱海の捜査官(2010)
監督・脚本:三木聡
出演:オダギリジョー、栗山千明、田中哲司、松重豊、ふせえり、少路勇介、団時朗、村松利史、光生、松尾スズキ、緋田康人 ほか
ナレーション:伊武雅刀
「ああ、だいたい分かりましたよ」
部長も出てて、好きだったドラマ。
見れば見るほど『ツインピークス』っぽいな。
星崎らの行きつけのカフェにドーナツがあったり、不可思議な方法で捜査を進めたり、
蛇川がマジックを行う超妖しげな場所も、赤いカーテンの世界に通じてるし。
ふせえりさん演じるケイトーさんだけは、『ピンクパンサー』つながりw
「てし、てし、てし、てし」
伊武さんのナレーションだけでも充分楽しめるv
てっきりブログに詳しく書いたと思ったら、そーでもなかった
で、改めて調べたら、とんでもなく意味深いことが分かった/驚
●「熱海の捜査官ストーリー解説・考察」
●ドラマ総括編
●「熱海の捜査官オフィシャル本」まであるんだ。急に読みたくなってきました・・・
タイムリーで見てた時は、ここまで考えないで見てたから、コアファンの考察ってすげえ!て感心した。
まさかお伊勢さんや、日本神話つながりとはねえ・・・てか、解説読んでもまだよく分からんが。
南熱海市が生死の境だとして、誰が瀕死で、誰がすでに死んじゃってるのかは、意見が分かれてるみたいだね。
死んでいるかもしれないことに気づいている人たちと、気づいていない人がいるってことか?
マジックで消えた老人・蛇川とかは行き来できる存在なのか?
みんながゆってる「東京の事件」てのは何だろう? 相当たくさんの人が死んだことになるよね
「われわれはどこから来たのか。われわれは何者か。われわれはどこへ行くのか」P.ゴーギャン
永遠の森学園の図書館にある蔵書
中原中也の「別離」て詩を朗読させてたりとか、改めて見直すとヒントはいろいろ散りばめてある。
************************
田中さんは鑑識・坂善正道役。当時はそいや、こんなハイテンションな人出てたな、くらいの記憶だった
登場のセリフから「遅い!遅い!遅い!朝食でチーズフォンデュでも食ってたか~」爆
なぜかシャンプーハットみたいのかぶってるし。今まで以上に頭バクハツしてるw
スクールバスが出た時も「錆び具合は戦艦大和並みだあ!」とか
「犯人を逮捕したからってラッコみたいに呑気にしてるんじゃないっ!(第8話)」
ていちいちセリフが爆笑!
リンク先の解説にある通り、坂善は第4話で犬塚から「もうお帰りですか?」と聞かれて、
意味ありげに「いや、温泉に入ってから帰る」てゆってる。
これが禊の意味なら、彼はまだ死んでないのか?
俳優って稼業は、考えてみれば、たくさんの人生を違う次元で並行して生きてるみたいなものでもあるな。
ドラマや映画は途中までだけど、その役の人間はその後もずっとどこかで生き続けているような。
************************
その他、『時効警察』同様、小ネタもいちいち見逃せない。
第5話では、星崎がしょっちゅう電話で話している素子の話題が出てくる。
北島「私たちの上司だったんですけど、めちゃめちゃデキる人だったんですよ」てたしかに過去形で話してる。美人さんらしい。
星崎は素子を愛しているのかもしれないな。だからラストでも微笑みを浮かべている。
占部「2はすべての根本。はじまりと終わり。こちらとあちら。男と女。バスの事件は2番目なのよ。形は違うけど、目的は同じ」
相模「東雲さんてカマボコっぽいよねぇ(第7話)」岩松了さんは、ここでもかなり面白い
東雲「星崎さんは今どこにいるか分かってますか?」と聞かれた星崎が「たぶん」と耳打ちしたのは何ってゆったのかな?
たしかに謎だらけな最終章。
まあ、でも、それをゆったらこの現実世界だって似たようなもんだ。
ただ、死ではなくて、場所を移動するだけで。
でも、そう考えると、ちょっとメランコリックな気分にもなる。
みんな真剣に生きているんだけど、全部幻を繰り返しているだけだとしたら。
同じスタッフで新ドラマ『変身インタビュアーの憂鬱』がOA中。こちらも楽しみv
監督・脚本:三木聡
出演:オダギリジョー、栗山千明、田中哲司、松重豊、ふせえり、少路勇介、団時朗、村松利史、光生、松尾スズキ、緋田康人 ほか
ナレーション:伊武雅刀
「ああ、だいたい分かりましたよ」
部長も出てて、好きだったドラマ。
見れば見るほど『ツインピークス』っぽいな。
星崎らの行きつけのカフェにドーナツがあったり、不可思議な方法で捜査を進めたり、
蛇川がマジックを行う超妖しげな場所も、赤いカーテンの世界に通じてるし。
ふせえりさん演じるケイトーさんだけは、『ピンクパンサー』つながりw
「てし、てし、てし、てし」
伊武さんのナレーションだけでも充分楽しめるv
てっきりブログに詳しく書いたと思ったら、そーでもなかった
で、改めて調べたら、とんでもなく意味深いことが分かった/驚
●「熱海の捜査官ストーリー解説・考察」
●ドラマ総括編
●「熱海の捜査官オフィシャル本」まであるんだ。急に読みたくなってきました・・・
タイムリーで見てた時は、ここまで考えないで見てたから、コアファンの考察ってすげえ!て感心した。
まさかお伊勢さんや、日本神話つながりとはねえ・・・てか、解説読んでもまだよく分からんが。
南熱海市が生死の境だとして、誰が瀕死で、誰がすでに死んじゃってるのかは、意見が分かれてるみたいだね。
死んでいるかもしれないことに気づいている人たちと、気づいていない人がいるってことか?
マジックで消えた老人・蛇川とかは行き来できる存在なのか?
みんながゆってる「東京の事件」てのは何だろう? 相当たくさんの人が死んだことになるよね
「われわれはどこから来たのか。われわれは何者か。われわれはどこへ行くのか」P.ゴーギャン
永遠の森学園の図書館にある蔵書
中原中也の「別離」て詩を朗読させてたりとか、改めて見直すとヒントはいろいろ散りばめてある。
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田中さんは鑑識・坂善正道役。当時はそいや、こんなハイテンションな人出てたな、くらいの記憶だった
登場のセリフから「遅い!遅い!遅い!朝食でチーズフォンデュでも食ってたか~」爆
なぜかシャンプーハットみたいのかぶってるし。今まで以上に頭バクハツしてるw
スクールバスが出た時も「錆び具合は戦艦大和並みだあ!」とか
「犯人を逮捕したからってラッコみたいに呑気にしてるんじゃないっ!(第8話)」
ていちいちセリフが爆笑!
リンク先の解説にある通り、坂善は第4話で犬塚から「もうお帰りですか?」と聞かれて、
意味ありげに「いや、温泉に入ってから帰る」てゆってる。
これが禊の意味なら、彼はまだ死んでないのか?
俳優って稼業は、考えてみれば、たくさんの人生を違う次元で並行して生きてるみたいなものでもあるな。
ドラマや映画は途中までだけど、その役の人間はその後もずっとどこかで生き続けているような。
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その他、『時効警察』同様、小ネタもいちいち見逃せない。
第5話では、星崎がしょっちゅう電話で話している素子の話題が出てくる。
北島「私たちの上司だったんですけど、めちゃめちゃデキる人だったんですよ」てたしかに過去形で話してる。美人さんらしい。
星崎は素子を愛しているのかもしれないな。だからラストでも微笑みを浮かべている。
占部「2はすべての根本。はじまりと終わり。こちらとあちら。男と女。バスの事件は2番目なのよ。形は違うけど、目的は同じ」
相模「東雲さんてカマボコっぽいよねぇ(第7話)」岩松了さんは、ここでもかなり面白い
東雲「星崎さんは今どこにいるか分かってますか?」と聞かれた星崎が「たぶん」と耳打ちしたのは何ってゆったのかな?
たしかに謎だらけな最終章。
まあ、でも、それをゆったらこの現実世界だって似たようなもんだ。
ただ、死ではなくて、場所を移動するだけで。
でも、そう考えると、ちょっとメランコリックな気分にもなる。
みんな真剣に生きているんだけど、全部幻を繰り返しているだけだとしたら。
同じスタッフで新ドラマ『変身インタビュアーの憂鬱』がOA中。こちらも楽しみv