メランコリア

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『世界の歴史 学習漫画4 中世ヨーロッパ』

2010-02-11 10:40:39 | 
『世界の歴史 学習漫画4 カール大帝とジャンヌ・ダルク~中世ヨーロッパ』
監修:木村 尚三郎 漫画:古城 武司

いまでも繰り返されてる戦争が大昔の宗教や民族同士の争いを原因とすることが多いことから
このあたりの歴史をもっと深く知りたいと思うけど、もうすでにあらゆる民族が入り乱れて戦いばかりしてて
頭がおいつけません。。 どのみち政治と宗教が金欲しさに結びついて、他を侵略しようとしたってことだな。

ゲルマン民族の大移動:身長が高く、金髪で、青い眼、白い肌をもつ民族。今のヨーロッパの人たちの祖先にあたる。激しい気性のためローマ人に兵士として大勢雇われていた。フン族の侵入をきっかけにより豊かで暖かい地を求めて大移動したため、ローマ帝国は東西に分裂し、西ローマ帝国は滅びた。
●フン族:遊牧生活をしていたアジア系の騎馬民族。4世紀の終わりころから、ヨーロッパに侵入し、アッチラ王が率いて大帝国を築いた。
●カール大帝:父ピピンはローマ教皇と結びつき、フランク王国を築き、息子カールはゲルマン人で初の西ローマ皇帝となる。72歳で他界。
●マホメット:アラビア半島に生まれ、アラーの神を信仰するイスラム教を起こし各地を支配した。
ノルマン人:ゲルマン人の一派でバイキングと呼ばれヨーロッパ各地を荒らしまわったため、首長ロロはノルマンディー公を与えられ、シャルル三世の妹と婚姻を交わした。ノルマンディー公ウィリアムはアングロ・サクソン人が治めるイギリスを占領。
アングロ・サクソン人:ゲルマン人のアングル族と、ザクセン(サクソン)族。
「カノッサの屈辱」:神聖ローマ帝国のハインリヒ4世が、北イタリアのカノッサ城でローマ教皇グレゴリウス7世から破門をといてもらうため雪の中で立ちつづけた出来事。
十字軍:イスラム教徒がコンスタンチノープルまで攻め入った時、聖地エルサレムを奪還するためフランスとノルマンの騎士を中心に軍隊をつくり、胸に十字の印をつけた。遠征は7度続いたが次第に衰えた。
●騎士道:騎士たちの掟。主人に対して忠誠を誓うこと、キリスト教の教えを守ること、貴婦人を尊敬し、命令に逆らわないこと。
●百年戦争:イギリスとフランスは領土や王権の問題で絶えず争っていた。
●大憲章(マグナ・カルタ):貴族や僧侶が国王の政治に対して意見を主張できるきまり。
ジャンヌ・ダルク:フランスのドムレミ村の羊飼い。13歳で神の声を聞き、「オルレアンへ行ってフランスを救え」というおつげ通りに16歳でイギリス軍に囲まれていたシャルル王大使に会い、総司令官に任命されて戦いオルレアンを解放する。19歳の時敵兵に捕われ、ノルマンディーで宗教裁判にかけられ魔女として火あぶりの刑にされた。死後、団結したフランス軍はイギリスを追い出し、百年戦争が終わった。

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