メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『幼獣マメシバ』

2010-02-10 21:49:37 | ドラマ
『幼獣マメシバ』(第1巻、1~4話)
監督:亀井亨 主題歌:高橋直純
出演:佐藤二朗、高橋洋、高橋直純、笹野高史、藤田弓子 ほか

去年かなり気になりつつも後回しになってたこのシリーズをとうとう借りてみたv
幼いのにとってもしつけができてる豆柴さんがとてつもなく可愛いのは言うまでもなく、
けっこう深くて、じぃーんと考えさせられるホームドラマでもあったのが意外。

あらすじ
父が旅行先で突然亡くなり、葬式も済んだ頃、35歳・無職・ひきこもりの二郎は毎日、
近所のどぅーでもいいプライバシーをブログに書いて迷惑かけっぱなし。
そんなある日、母がどこかに消えて、残されたのは豆柴の一郎
「何を聞いていいかも分からないほどビギナーなんですけど」by 一郎は近所のペットショップで情報を集める。
だが、県道より先に行こうとするとパニックになり、今まで一度もその横断歩道を渡ったことがない。
いつもお金をせびってくるバカ夫婦の飼ってるチワワの首に一郎と同じお守りを見つけ、
中に入ってた「午後5時富士見公園にいる少女」て謎のメッセージに操られて聞き込みをしてたら職質されて、
ストーカーと間違われて留置所へ。一郎を置いてきてしまい、「もう野犬化してるだろう」と諦めの早い二郎。
誰も身元引受人になってくれず、「なぜか落ち着く」と泊まる。
同室の男(西田)がその噂のストーカーだったが、彼は犬好きで、ほんとは犬をストーキングしていたのだった。
「柴犬は飼い主に忠実だからきっと帰ってくる」と男。次々と幸運を運んだカメラを二郎に譲るという。
釈放された二郎は、一郎と離れた民家前へ行ってみると、一郎はちゃんと待っていてくれた


佐藤二朗さんが怪演。つねにぶつぶつ「フン」とか言いながら、口ばかりは達者だけどまったく社会に適応できないでいる。
どうやら心配した母親(藤田)がいろいろ謎かけをして、息子を自立させようとしているらしい。
県道より先に行けずにパニックになる、その恐怖が分かる気がするな。
誰かにとってはなんでもないことが、自分にとっては死にそうなぐらいの乗り越える勇気がいる。
さて。二郎はこれからどぅーなる?!?

二郎が毎晩テレビで見てる深夜帯のアニメ「ことなかれヒーロー じんじゃーまん」もかなりシュールで気になるw
「笑い飯」の西田幸治がTVドラマ初出演。彼も怪しいオーラ出まくり。


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