メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

GUAM vol.5

2008-01-04 23:55:55 | 町歩き
バスで空港へ行く間も出国カードがないと父はパニくって、あまり詳しくない
ガイドさんを困らせたり、ほかの観光客にしつこく聞いたり。
全部H.I.S.がやってくれるからそんなに心配することじゃないと思うんだけど。
案の定、必要なのは搭乗券とパスポートのみで問題なし。

荷物検査のときに靴まで脱いでカゴに入れなきゃならないのにはビックリ!
逆に心配してた液体100mlものを入れた透明袋は、ほとんど確認してなかった。
母は知らずにふつーにバッグに入れっぱなしだったし/苦笑
わたしのバッグの中はよく見られて、その透明袋は「今度は外に出してください」て言われたけど。

搭乗前に、早朝から開いてた免税品店で時間をつぶした。
母は結局、レスポのバッグを買ってた。わたしも余ったお金で一応リップスティックを買ってみた。




そうそう、コンチネンタルの機内では、ひとりひとりの席に液晶画面があって、
リモコンで操作して音楽・ビデオ・ゲーム・航空情報が選べた。
音楽チャンネルの邦楽プログラムには、中島美嘉や東方神起と混ざって音速ラインも入ってたしv

ビデオは、「自虐の詩」も気になったけど、DVDで観るとして(バイトくんも出てた?!
ほかには、ジャッキーの「ラッシュ・アワー」とか、ゲイリー・シニーズの「CSI:NY」とか。
機内食もスクランブルエッグ、にんにくで炒めたご飯、メロン、ソーセージとかで美味しい。

日本着が9:55。わたしは帰りも京成で、親はまた乗り合いタクシーで帰るから、現地解散。
4日から仕事はじめな人も多いから、通勤時間帯でなくて助かった。

今回もかなりの珍道中ながら、いい経験させてもらいました~。おつかれさま。
家では遅いランチを食べて、とにかく1日半ぐらい寝ました。
常夏の国もいいけど、やっぱり日本が1番いいなぁ。。


ガイドではひと通りしか言わなかったけど、今やリゾートアイランドとして有名な島は
多くの国から占領されて、暗い戦争の歴史がある場合が多くて、日本も少なからず関係してる。
サイパンもたしかそうだった。

GUAMとは「何もかもそろった素晴らしい場所」という意味だってゆってた気がする(記憶があやふや
原住民のチャモロ族は、自然と調和した天国のような暮らしをしていたけど、
スペイン人が島を発見して、戒律の厳しいキリスト教とチャモロ人の生活はまったく折り合わず、戦争となる。

カヌーの技術は素晴らしかったけど、銃や大砲には及ぶわけもなく占領されて、
その後西洋人がもちこんだ病気で原住民は激減。移住も余儀なくされた。

アメリカ、ドイツ、日本も占領。大量の命の犠牲の末、いまはアメリカ領(大統領選挙の参政権はなし
いろんな血が混ざって、純粋なチャモロ族はほとんどいないらしい。

今回はホテルが建ち並ぶ中心地周辺だけを回ってたからかもだけど、現地の人々の暮らしぶりはあまり分からなかった。

バスの運転手さんは髪を金色に染めて、好きな音楽を流して一緒に歌いながら
お客さんがバスを降りるときに「good-bye! さよなら~! アディオス~!」なんてゆってとっても陽気。

でも、それぞれの国の歴史関係を思うといつも複雑な気持ちになる。


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