メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

notes and movies(1989~1990 part1)

2012-08-29 15:44:45 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回は、もっとも初期と思われる茶色いノートの3冊目を紹介。

大好きな♪WE CAN WORK IT OUT/BEATLES などの歌詞を、
当時、父から譲ってもらった「NEC文豪mini」で入力&出力したのを貼っている/懐

この頃からもうユメ日記もつけていたんだ/驚

作品数が多いため、20本ごとに区切って紹介します。
それにしても、たくさんの監督、映画があるもんだなあ!
当時はテレビ放送をビデオに録画して観ていたみたいだけど、
これら全部ちゃんとDVD化されたのかな???

若かりし頃のメモなので、相変わらず不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。

 

photo1:これも大好きなオールディーズ♪Rag Doll
photo2:猛禽類も大好きで、これはきっと宮崎学さんの写真集を見ながら描いたヘタっぴな絵/汗



『ジュリア』
『Forever Friends』を題材にしたもの。緊張シーンの連続。


『ミッドナイト・エクスプレス』
出演:ジョン・ハート ほか
ジョンは、一番長くいるイギリス人役で、妙に似合っている。


『深夜の断崖 黒いレースの女』(1981)
監督:アイバン・ナギー
ラスト、夫が簡単に告白したのがあっけない。


『スキャンダル殺人事件』(1983)
監督:ロバート・ルイス
アガサ・クリスティの推理もの。


『恐怖に襲われた街』(1974)
監督:アンリ・ベルヌイユ 出演:ジャン・ポール・ベルモンド、レア・マッサリ ほか
一度観たが、二度目も同じだけのスリルが楽しめた。
義眼のためにミステリーは破られるが、犯人がすごく異常。


『女囚暴動サバイバルヒート』(1985)
監督:ポール・ニコラス 出演:リンダ・ブレア ほか
軽犯罪や無罪でも裁判さえ行われずに、刑務所の囲いに閉じ込められる女たち。


『スサーナ』(1950)
監督:ルイス・ブニュエル 出演:ロシータ・キンタナ ほか
ブニュエルがメキシコで撮った数々の名作シリーズの一つ。
『オール・アバウト・イヴ』のイヴ+『風とともに去りぬ』のスカーレットのしたたかさをもつスサーナ。
彼女がなぜ挑発し続けるのか、目的はラストまで不明だったが、
その激しいエネルギーを他に注げばいいと思う


『ジョーズ2』(1978)
監督:ヤノット・シュワルツ 出演:ロイ・シャイダー、ロレイン・ゲイリー ほか
サメは必ずしもこんなにガリガリなんにでも噛み付くほど凶暴なものばかりではないのが
少しイラつかせたが、映画としては興味深く、目を見張るシーンも多い。


『キューリー夫人』(1943)
監督:マービン・ルロイ 出演:グリア・ガースン、ウォルター・ピジョン ほか
何度観ても感動する。役柄がハッキリしていて、分かりやすいが、
実験に対する二人の執念は信じ難いほど素晴らしい名作。


『国土無双』(1986)
監督:保坂延彦 出演:中井貴一、フランキー境、原田美枝子 ほか
外国で創る勘違いのサムライ映画のような軽さのコメディ。
フランキー境が愉快ないい演技をしている。
英語と三味線を組み合わせた音楽が粋だ。


『病院坂の首縊りの家』(1979)



監督:市川崑 出演:石坂浩二、佐久間良子、桜田淳子、草刈正雄 ほか
いつもながら家系や人間関係が複雑すぎて、母娘のつながりが分からなかったけれども、
横溝正史原作らしい血生臭く、執念深い事件だった。
所々に見られるカメラの独特な回し方が小気味よく効いている。


『オルカ』(1977)
監督:マイケル・アンダーソン 出演:リチャード・ハリス、シャーロット・ランプリング ほか
シャチは人間と同じ大きさの発達した脳を持ち、
一夫一婦制で家族を殺されると復讐さえすると漁師たちに恐れられてきた。それを映画化した作品。
シャチが海の中を自由に泳ぐ様子をたくみにカメラに収めている。


『偶然の旅行者』
出演:ウィリアム・ハート、キャサリーン・ターナー、ジーナ・デイヴィス ほか
淡々と進んでいく静かなストーリー。俳優がそれぞれ個性に合った役柄をのびのび演じている。
誇張することもなく、話は展開し、バックの音楽の軽妙さと対照的だが、うまくミックスしている。
“旅にはグレーの上下スーツが良い。汚れが目立たず、不意の葬儀にも慌てずに済む”
“本を一冊持ってゆくと、他人の干渉から逃れ、時間の隙間を埋めてくれる”
彼の心境がしだいにガイドにも投影されてゆく様子も興味深い。


『眠れぬ夜に』
出演:ジェフ・ゴールドマン、ミッシェル・ファイファー、デヴィッド・ボウイ(特別出演) ほか
ボウイは宝石を狙うある一味の殺し屋としてちょびっと出ている。
奮闘シーンもあるが、その後この殺し屋の運命は監督さえ知らないだろう。
『ザ・フライ』の時の異常な役とは180度違った、ウィットのある役を
ジェフはなかなかうまくこなしているのには驚いた。
作品全体にもウィットのある娯楽作品。


『わが命尽きるとも』
出演:ロバート・ショウ、オーソン・ウェルズ、ジョン・ハート ほか
古代ローマ帝国の王の離婚を認めずに沈黙を通した牧師の話。アカデミー受賞作品。
ジョンは、名声だけを求めてあらゆる手段を使っても牧師の告白、署名をさせようとする若者を演じた。
役と同じくジョン自身も若いのなんの
まだ貫禄も、渋さも、セクシーさも表に出ていなかった頃だったけど、
不安げな表情は昔から身につけていたところが印象的だった。


『最大の贈物』(1974)
監督:グレン・フォード
少年の中で父親は大きな部分を支配していた。
「父さんの代わりに病気ばかりしているお前が死んでしまえばよかったんだ!」
と妹に吐くセリフは、子どもが時々どうしようもなくて表す残酷さがむき出しにされていて痛ましい。


『V2 ビジターの逆襲』(1985)
監督:ポール・クラスニー ほか 出演:マーク・シンガー、フェイ・グラント ほか
ちゃんとTVシリーズのほうもV2が始まるのにはしっかりしてるなと感心。


『超能力少女の復讐』(1976)
監督:リー・フィリップス
ほとんど『キャリー』のノリだが、妙な力を持ったばかりに手のつけられない
ひねくれた奴になってしまう娘と超能力で闘ってしつける母親はスゴイ!
異教の臭いプンプン。


『ゴースト・ハンターズ』(1986)
監督:ジョン・カーペンター 出演:カート・ラッセル、キム・キャトラル、デニス・ダン ほか
映像的に綺麗で面白いけど、ストーリーはいまいち惹きつけるものがない。
香港カンフー映画のノリ。


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