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超人戦線もう第1巻出てたのね

2014年10月20日 21時55分27秒 | 日記
今月の超人戦線は、能力付与直後の超能力者と、一流のプロの戦士との一騎打ちじゃなくて。
戦いに勝って、能力を完全に自分のものにした超能力者と、政府に雇われた元特殊部隊のエースの一騎打ち。
つまり第二回戦ってとこでしょうか?
切り口が変わって新鮮。
閉鎖空間での一騎打ちでは見れないドラマがありますから。

超能力を得て一般社会に戻された女子大生が、その力の強大さに負けて暴走する様や、その存在を知った政府が「彼女が反政府組織の一員にでもなってしまった場合、国家が危機的状況になる」と恐怖する様が面白かったですね。
作家の西谷史センセも以前言ってましたけどさ
「突如超能力に目覚めた場合、まずその力で世のため人のため役に立とうとする奴は皆無。ほとんど自分の成したいことをやるだろう」
「男だったら、気に入らない男を殺して、気に入った女を手篭めにするために能力を使うはずだ」
って。
まぁ、同感ですな。
今回の超能力者の能力はおそらくパイロキネシス。
見た対象を瞬時に高熱にして発火させる能力。

多分、能力付与後のタイマン戦、非常に楽だったんじゃないですかね?

前情報無しでまともに勝負できる相手とちゃいますし。
(だって、準備無しだったら見られただけでもう駄目なんでしょ?)
多分、瞬殺だったんだろうな。

で、そんなまさに「神のような力」を手にしたものだから。
自分に怒りの感情を起こさせるものは全て消していいと思い込んでしまっている。

元々の彼女の性格が気になりますね。
力のせいで豹変したのだとすれば、非常に面白いです。

多分だけど、元々は良く気が回って忍耐力のある知的な女性だったんでしょうねぇ。
首をワイヤーで絞められても咄嗟の判断でワイヤーを焼き切ったり。
足をナノワイヤーで切り落とされても、止血するために傷口を自らの発火能力で焼き塞いだりしてしまうくらいですし。

多分、勝つのは今回のプロ戦士の方でしょうけど、倒されるときに彼女が何て言うのか。
それが楽しみです。



闇芝居(第二期)第12話「根付」感想。

根付とは、ポケットの無い着物に、印籠やら袋を引っ掛けるための留め具みたいなものを言うそうですが。

それを、何でイヤリングで使うわけ?

いや、耳につけようと思えばつけられるのかもしれませんけど!
使い方が邪道じゃないですか。

例えばさ「箸」とかいう名前の怪談があったとして。
タイトル聞いた段階では普通「ああ、きっと食事か、お葬式のお骨拾いの話なんだろうな」って思いますよね。

でも、実際見てみたら「箸で背中を掻く」話だった。

タイトルが「箸」である必要が無い;

いや、それが「邪道な使い方をしたせいで、箸が怒ってとんでもない怪異が起こる」ならまあ、ギリギリ分かりますけどさ。

今回の話も「本来の使い方とは違う使い方をしたせいで、道具が怒る」ならまだ分かった。
でも、それですらなかったから;

何か謂れのある根付なんでしょう。
何か魔性の者の顔を奪い取って作ったんですかね。

それを祖父の遺品の中で見つけて、デザインが気に入ったのか孫娘の女子大生が、イヤリングとして使っていたら。
顔の見えない怪しい人影が「顔を返せ」って言って追いかけてくる。

で、散々追い回されて(途中、二つ一組の根付の片方を落として壊して)すっかり怯えきった女子大生は「やっぱ返す」と親の実家に根付を返しに行ったら。
お前にお客さんが来ていると言われて振り返ると、そこには顔の壊れた人影と、顔の無い人影が―――

視聴者的には「顔を返せ」と言われたときに、素直に返せば良かっただろと。
そう思わざるを得ないんですけど;

自分で怪異を呼び込んで、自分で危機的状況を継続させている;
追跡してくる謎の人影は「顔を返せ」と言ってるだけで、いうなれば盗られたものを取返そうとしているだけ。
別に「お前の顔を寄越せ」とか言ってませんし。
そして、主人公の女子大生に対する行為も、イヤリングとして使われている根付を奪い取ろうとするだけで。
別に耳ごと引き千切ろうとか、首ごと回収しようとか。そんなこともしていない。

いいやつじゃん!

……怖いポイントが無いんですけど;

容易に回避できないから怖いんであって、やろうと思えば問題を即回避できそうなのは怖い話とは呼ばないのではないでしょうか?;


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