教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

2016年度学位授与式にのぞんで

2017年03月23日 23時55分55秒 | Weblog
 3月20日、本学で学位授与式がありました。夕方から雨が降りましたが、式中は晴れました。よい式になったと思います。
 初等教育学科33期生を見送りました。私が文教生活1年目を迎えたとき2年生のみなさんでしたが、ちょうど本学科では2年生から児童教育コースと幼児教育コースに分かれます。当時幼児教育コースは1年次に幼児教育専門の授業を受けていなかったので(今は改善してもらいました)、私の受け持った2年前期「幼児教育課程論」(「保育原理」などと並行して履修)が初めて幼児教育を本格的に学ぶ機会になったようです。
 あの最初の授業。忘れもしません。数十のとても真剣な表情とまなざしにさらされました。あのとき、広島文教で教鞭を執ることに対する大きな期待を感じたのを憶えています。あのあと、この人たちの学修意欲をそぎたくない、もっと応援したい、という気持ちで様々な改革を提言し、実行に移しました。耳を傾けてくれた上司・同僚に感謝しています。そんな学年が卒業していきました。うまくいったこと、うまくいかなかったこと、いろいろありますが、総合してうまくいったかなと思っています。充実した3年間でした。

 学び続けて、きらきら輝く社会人になってください。応援しています!
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