太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

プロジェクト

2014-03-09 14:27:50 | 日記
突然だが、我が家が家を建て増しすることになった。


こうなるには、いろいろあった。

3年前、私たちがハワイに来るときに、両親から建て増しをしようかという話は確かにあった。

でも、ゲストルームが2つあって、私たちがその1つを使っても、まだ1つあることだし

もったいないからやめよう、と言ったのは私たちだった。



その建て増しの話が、再び具体的になったのは、夫の母の一言からだった。

4ヶ月ほど前だったろうか。

夫の母が、私たちと一緒にここに住むのはもういやだ、と言ったのだ。

いや、はっきり「嫌だ」と言ったわけではないが、

あなたたちもそろそろ、どこかに家を買うとか何とかしたらどう?

と言った。

いや、正確には、父にそう言わせた。



実は母は今年の夏で大学を辞める決意をしており、そうなると在宅する時間が長くなる。

誰にも邪魔されずに過ごしたい。そういうことだと思う。

人種が違うし、言葉の壁もあるから、わかりあえなくても仕方がないと思えることはある。

それでも、まったく何も摩擦も軋轢もないかといえば、そういうわけでもない。

それは、どんなに双方が良い人間であっても、人と人が長時間を過ごせば必ず何かでてくるものだと思う。


家が広くても、

顔を合わせる時間が短くても、家に誰かがいるというのは、それだけでそこに何かが生まれて当然なのかもしれない。



さて、じゃあどうしようかということになったものの、

夫は、ホノルルにコンドミニアムを所有していたけれど、昨年売ってしまったし、

もう家を買うつもりはなく、どこかに住むとしたら賃貸にしようと思っている。

TOKYOかホノルルかニューヨークか、というぐらいの物価の高いホノルルで、手ごろな家を探すのは困難で

通勤には不便でも、私たちはこの家のある場所が気に入っており、

今は元気な両親も、今後確実に年をとってゆくことでもあるし、

どうせなら、家賃としてお金を捨てるよりも、建て増しをして資産にしたほうがいいのでは、

ということになった。






そうなってからの話は早かった。

両親はさっそく建築業者と話をつけ、どんどん話を進めていき、あっというまに契約もした。

建て増すのは庭の一部で、夫と私の住居となるわけだけれど

別棟にできないとか、将来的に賃貸できないようにキッチンにはコンロとシンクと

冷蔵庫が3点揃ってはいけないだとかいった制限があって、

玄関は別にあるが、母屋と繋がっている、2階建てのスペースという具合になった。

キッチンには、もちろん3点すべてがなくては困るわけで、

建築検査が終わってから、こっそり冷蔵庫の場所を作る、ということらしい。





床はどうするの、窓はどこにどんなふうにつけるだの、家具は、キッチンは、

クロゼットは照明は、と決めることがいっぱいで、

家族4人でリノベーション・エキスポに行ったり、プランをあれこれ考えたり、

忙しいけれど、ワクワクの日々が続いている。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みき)
2014-03-12 00:04:26
きゃー、図面図面♪
ワクワクだね~~

窓の位置にしろ、コンセント一つにしろ決めなくちゃだもんね。ハワイのリノベーションエキスポって楽しそう。
もー、デザインからしてステキそう。

ハワイに来てもう3年になるのかぁ。。。
早いねぇ。。
っていうか、もう3月だべ。びっくり^^;
変わってないようで、いろいろ変わった3年の
ような気がするよー。


みきちゃん (シロ)
2014-03-12 02:48:34
そうなの、コンセントひとつから全部決めるのって大変だけど、楽しいんだよね。

みきちゃんも、こういうの好きだもんなァー。

もう3年、もう3月。
あっというまに月日が過ぎていって、早いなーと思うけど、
その「あっというま」の間に、高速回転のようにしてあれこれ勃発し、騒いで、おさまって・・・をやっているんだよね。

変わってないようでいろいろ変わった。
うんうん、そうだね(しみじみ)

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