太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

やっぱり韓国コスメはすごいかも

2024-04-30 09:14:20 | 美容とか
12月に日本に行った時に、姉に勧められて買ったファンデーションがすごいカバー力で、そろそろなくなってきたので姉に送ってもらうことにした。
私はこれを、いつものファンデーションの上からコンシーラーのように気になる部分につけている。
シミもくすみも、一瞬でカバーされてしまう。
もうこの年齢になると、肌を自力でなんとかするのには限界があることを身に染みており、どうカバーするかのほうに流れていく。
買ったときには知らなかったが、これは韓国コスメであるらしい。

姉に頼んだとき、姉が美容院でサンプルをもらって試してみたファンデーションがよかったよ、と教えてくれた。
1万円ぐらいするのだが、極小の針が含まれていて、その針に入っている美容液が肌に浸透していくのだとか。

針?

なんかちょっと怖いような・・・・

でもせっかくなので、それも一緒に送ってもらった。

スピケア

『イノスピキュールという極小の針状の物質がリキッドファンデーションに入っており、その中に美容液がたくさん含有されているそうです。付属のパフで少しずつとって、下から上にポンポンと置くように使ってください、とのこと。こするのはNG』
以上、姉のコメント。

私としては珍しく、ネットで下調べをしてみた。
動画もいくつか出ていて、おおむね良い評価。
専用のパフは、針がしみこまないような作りになっていて、他のパフを使わないほうがいいらしい。パフを水洗いするのもダメで、ティッシュではさんで汚れをとる。
なるほど。

使ってみた。
容器を下に押すと、1回分のファンデーションが出て来る。
それをパフで取ってつけるやり方もあるが、指で取って、肌においていくほうが私はやりやすい。
その上を、パフで下から上にこすらないように押さえていく。

つい、力が入ってしまい、額がチクチクした。

効果を損なわないために、下地は使わないほうがいいみたい。
ほんとにこれだけで足りるのか、というほどの量で、ついたかついてないかわからないほどなのだけれど、時間がたつとみるみる馴染んでいく。

30分ほどすると、小鼻のまわりや頬の一部がチクチクと痒くなった。

「なるほど、これが針なわけね」

考えると、やはり怖い感じはするけれど、そのまま続行。
3日ほど使ってみた結果、肌の艶がほぼ1日続く。
塗る時に力を入れないようにすると、痒くならないような気がする。
カバーしたいシミは、上のミーシャのクッションファンデーションを重ねるとばっちり。

アメリカのAmazonでは取り扱っていないのが残念。(Amazon以外のネットショップはしたくない人)
毎日使って3か月もつというので、なくなったらまた送ってもらおうと思う。



正しい蕎麦と、おにぎりの謎

2024-04-28 10:23:02 | 食べ物とか
日本人の友人と会って、お昼を食べに行った。
2人とも蕎麦の気分で、キングストリートの「稲葉」に行くことになった。
メニューを見て、迷うことしばし。
天ざるもいいが、ここはばってら寿司も美味しい。
ばってらと小さい蕎麦のセットもいいけど、天丼も気になる。
天ぷらは外せないとしても、冷たい蕎麦もいいし、温かいのも捨てがたい。
で、結局、半天丼と半冷たい蕎麦のセットに決めた。
お値段3500円
日本だと、いくらぐらいなんだろう。
3500円もしないのは確か。高いけど、もう慣れた。


同じく迷いに迷っていた友人は、カレー蕎麦。

天丼には、海老2本、さつまいも、茄子、ズッキーニ、かぼちゃの天ぷら。
蕎麦湯が出て来るのは、正しい蕎麦屋の証拠だ。
地元の、なんちゃって日本料理レストランにも蕎麦のメニューはあるが、蕎麦湯は絶対に出てこない。
お米も蕎麦もきれいに食べて、デザートに安倍川餅まで食べて大満足。

そのあと買い物をして、2度目のデザートタイムで、ケーキ屋を目指したがたどり着けず(私の方向音痴と道路状況のせいで)、アラモアナショッピングセンターの「マンゴーマンゴー」に行った。
ここは台湾系のデザートの店で、何度も前を通るけれど、1度も入ったことはなかった。
ものすごい種類のメニュー。
メニューには日本語も書かれていて、いくつかのメニューの説明に

おにぎり

と、ある。
たとえば、マンゴー、タピオカ、おにぎり、というふうに。

「おにぎり?」

ここはデザートの店で、あるのはスムージーやパフェのような様子のものばかり。
そこに「おにぎり」?おにぎりがヨーグルトやマンゴーの中に埋まっている?
英語ではライスになっている。
メニューについている写真を、メガネを取り出してじっくり眺めていた友人。

「これって白玉じゃない?」

パフェのような器の上に、白い丸いものが乗っている写真がある。
きっとそうだ。
白玉はお米でできているには違いないけど(そうだよね?)、それをおにぎりとは、これまた飛躍しすぎ。
ハワイにはたくさん日本人がいるんだから、印刷する前に日本人に確認してもらえばよかったのに。

私が頼んだもの。(名前は忘れた)
ヨーグルトとタピオカ、マンゴーと、ザボンと何かのアイスクリーム。
美味しかった、とても。
2人とも、おにぎりは頼まなかったけど、今度は試してみてもいい。

「しかし、みごとにアジア系ばっかり」

そうなのだ。
ここは混んでいることが多いけど、お客はアジア系ばっかり。
白人、黒人系の人達には、ヨーグルトやタピオカや果物のデザートは物足りないのではなかろうか。

店の外にもテーブルがあって、そこは居心地よさそうなのだけれど、オーダーするときに「持ち帰り」にしないとそこには座れない。
それを知らずに、店内で食べるオーダーにしたので、今度は持ち帰りにして外に座りたい。






親子水入らず

2024-04-28 09:33:55 | 日記
シアトルから、義兄が単身やってきた。
木曜日の夜に来て、月曜日に帰るという、およそアメリカ人ぽくない日程で。
義両親ともに80になり、年に1度会えばいい方という親不孝を少しでもカバーしたいということらしい。

夫と義兄は、まったく正反対。
水と油。
分刻みで予定をいれないと気が済まない兄と、余裕がたっぷりあるのが好きな弟。
もっともっと高見を目指して邁進したい兄と、自分のペースで悠々と泳ぎたい弟。
義兄が18歳でシアトルに行ったとき、夫は14歳で、もう40年近くも離れて暮らしていることになる。

親子水入らずの笑顔

親子4人で、昔話に花が咲く。
昔飼っていた猫や犬のこと、幼馴染やその家族のこと、他愛のないそういうことを話せる親がいるということは、なんて幸せなことだろう。
離れていても、母とはわりと電話で話をしたけれど、父とは殆どそういう時間を持てなかった。
もとより、父は人の話を聞くより自分がしゃべりたい方だから、しみじみ話をすることはなかったけれど。

父の晩年で、とても心に残っていることがある。
父が亡くなる数年前に、父の誕生日にサプライズで帰省したとき、車いすを2台借りて、両親を伊豆に花見に連れていったことがあった。
両親は歩くことができるけれど、土手道を長く歩くには車いすのほうが楽だろうと思ったのだ。
生まれて初めて乗った車いすに、「こりゃぁ楽だ」と父は大喜びだった。
伊豆までのドライブ中に、

「お父さん、私たちが子供の頃、しょっちゅうこうしていろんな所に連れて行ってくれたよね」

と私が言った。
父は週末のたびに、ドライブやデパートなどに連れて行ってくれたのだ。
すると父は、

「そうだっけなあ。あの頃はそれだけが楽しみで・・・」

と言い、黙ってしまった。

「おとうさん、ありがとうね」

振り向くと、父は寝息をたてていた。



隣家の末っ子トレイ

いきなり我が家に乱入してくる可愛い闖入者だが(昨日もやってきた)、この写真は渋々家に帰るところ。右側に見える白いフェンスが、トレイの家だ。
義兄や夫の子供の頃の写真は、まさにトレイのような男の子で、
義両親が隣家の子供たちをひとしおかわいがるのは、息子たちと重なるからだと改めて確信した。

今日も、兄と弟は連れだってビーチに行く模様。
私はやることもあるし、今日は遠慮しておく。

「行くのはいいけど、2時間もいるのは嫌だよ。15分ぐらいで充分」

という弟に、

「なーに言うか!1か所に長くいられないお前のために2時間で切り上げようって歩み寄ってるんだからなー」

と切り返す兄。
仲良く言いっこしながら短い家族の時間を楽しんでくれるといい。



慣れ、とは

2024-04-26 07:53:12 | 日記
ちょうど1週間前、遅番の仕事から帰宅したら、夫が夕食の準備をしていた。
その日はすき焼き(カセットコンロを買ったことだし)だったので、材料を切るだけだったのだが。
手を動かしながら、夫が言った。

「今日、仕事辞めてきた」

まるで、「豆腐、切っておいたから」というかのごとくサラリと。

「(* ̄- ̄)ふ~ん」

それに対して私はそう言った。

「またすぐ見つけるよ」

「そだね」

この10年余りで、私はここまできた。
最初の何回かの転職のときには、私は大騒ぎだった。
転職=あまりよくないこと、というイメージが日本人にはあったし、
もし仕事が見つからなかったら、という不安もあった。
辞めたそうな夫を説得し、不安に押しつぶされそうになり、どうしてこんなことになったのかと、考えても詮無いことで眠れなかった。
それが今は「(* ̄- ̄)ふ~ん」である。

心に波風たたぬわけではない。
でも、ここで大騒ぎをしようがしまいが、何も変わらない。
辞める理由も聞かない。
聞いたところで、もう辞めてしまったことでもあり、どうしようもない。むしろ、聞いたことでストレスが増えるのは御免である。
何がどれだけ嫌か、ということは、その人でなければわからないということは、夫と暮らすようになって身に染みていることだ。
それについて、説得したり話し合っても、もともとが違う人間なのだから、解決には至らない。

なんとなく、そんな予感はごくうっすらしてはいた。
まあまあ機嫌よく出かけていくから、このまま乗り切れるかと思っていた矢先。


私はこのことを、口に出さないようにしていた。
以前は、黙っていることができずに言いふらすことで心の均衡を保っていたのだが、そうやって自分にとってネガティブなことを共有の潜在意識にやたらと広めるのはよくないように思うようになったからだ。

数日前、マイクに会ったときに話した。マイクには何でも話せてしまう。スポンジのようにすべてを吸い取って、いらぬジャッジをしないマイクには助けられている。
昨日、日本人の友人に会った時、近況報告のひとつで話した。
彼女は、私が夫に出会う前から夫の友人だった人で、私の知らない夫も知る人だ。

「またやりよったん?」

そう言って、アハハと笑った。
胸にあった塊が、スッと溶けた。

「たくましくなったわー、昔は大騒ぎしてたやんか。
ま、あれやね、転職は趣味みたいなもんやねえ」

趣味で転職されてたらかなわないが。

「またいつもみたいになにか見つけてくるって。家があるし、シロも働いてるんやし、絵だって売ってるんやから大丈夫。
うちなんか、20万円ぐらい家賃払ってるねんで」

友人はシングルマザー。
ようやく娘が大学を出たと思ったら、車だ何だとまだお金がかかる。

私は何もなかったような顔をして、私がやることを淡々とやる。
心配しても仕方がないし、悪い方に考えれば気持ちも滅入る。
よどんだ雰囲気でいたら、それに合った現実しか起こらないのだ。
仕事中にケガをして働けなくなったとか、病気になって働けなくなった、とかではなくてよかった。
元気でいてくれたら、どうにかなる。







手直し3回目

2024-04-25 09:12:51 | 絵とか、いろいろ
遊び心で仕上げた夜のコオラウ。
仕上げたつもりになって、額装までしたが、昨日、マイクとコリンに見せて感想を聞いたあと、手直しを加えた。

最初

2回目

最後の手直し

山肌の、中心の下側。
紙の色がかなり明るくて、そこに目がいってしまうということで、暗い色の紙を重ねてみた。
やり直しができるのは、コラージュの良い点。
あとの2点と一緒に、来週、ギャラリーに持ち込む予定。