陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

旅番組×旅の絵葉書本・・・そのこころは

2014-06-20 06:00:54 | 

カテゴリの中に”テレビ”と”本”があって、どちらにしようか迷うなぁ・・・。”雑感”にしてもいいかな。

そんな細かいことはさておき、本題に入りましょう。

昨日、テレビを見ていたら、ひとりの女性がチェコのある村に数日間滞在するという番組が目に留まりました。
鉄道から村を目指す車窓からの風景、村についてから目の前に広がるなだらかな丘、菜の花畑。

この風景、どこかで見たことがあるなぁ。 

そう、車窓からの風景は、千歳空港から札幌駅に向かう風景。そして、村のなだらかな丘は美瑛。
北海道の風景はチェコの風景とよく似ておりました^^
2年前に北アイルランドのベルファストという街を訪れました。橋の上を歩いていると、ふと小樽の風景と重なったのでした。

そんなことを思って一日を過ごし、さて寝る前に今日は何を読もうかなぁ。そうだ!池澤夏樹さんの『きみが住む星』にしよう。
この本はエルンスト・ハースさんの世界各地の風景写真と池澤夏樹さんの旅先からの絵葉書の文章からできています。
いろんな視点から撮られている写真は圧巻です。そして、文章も旅先ならでは心に湧き上がるロマンチックな思いや、帰りを待っていてくれる「きみ」に対する優しい思いが素敵です。 

どんなに素敵な風景が出迎えてくれたとしても、旅人に帰る場所がなかったら、心細く感じることでしょうね。
そして、自分が住んでいる大地は思い出を伴うかけがえのない場所なのだ、と気が付くのでした。
かけがえのない、とは、比較の対象にならない唯一無二の存在。かな?

旅番組×旅の絵葉書本。そのこころは『青い鳥』でした。


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