東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古い日立製トランジスタラジオ TH-660の修理(1/10)

2012年02月10日 | 古ラジオ修理工房

この日立製トランジスタラジオ TH-660の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。

  修理( 1/10) 修理( 2/10) 修理( 3/10) 修理( 4/10)
  修理( 5/10) 修理( 6/10) 修理( 7/10) 修理( 8/10)
  修理( 9/10) 修理(10/10)

 さっぱり音が出ないポケットタイプの日立製トランジスタラジオがあります。外観がシックで、私の好きなデザインのトランジスタラジオです。他に修理中のラジオがありますが、同じラジオばかり見つめていると疲れます。気晴らしの意味で、このラジオもラジオ放送を受信できるように修理してみようと思います。

            私の好きなシックなデザインの日立製トランジスタラジオ


 このラジオの細部は、とても凝った作りになっています。まずは電源である単三2本ですが、この二本をラジオの底蓋から挿入するように作られています。このラジオが作られた時代は、電池BOXに電池を入れる構造のラジオが多いように思います。このような電池挿入形式のラジオは少ないように思います。

       金色の電池挿入底蓋        底を開くと電池を入れる穴が二つ
 

 ラジオの底蓋を開き、一つのネジを外して裏蓋を取り外すと基板が見えます。基板の裏側が見える構造になっています。ちゃんとしたサービスマニュアルさえあれば、故障個所を見つけやすい構造ではないかと思います。しかし、サービスマニュアルを持っていないので、どの部品がどこに配置されているのか分かりません。このラジオの修理はけっこう難しそうです。

            基板の裏側が見える構造、電池の挿入位置が分かる


 電子部品がどのように配置されているか調べるため基板を外してみました。すると部品が隙間が全くないほどピッタリとくっつくように配置されていました。トランジスタの型番も全く読めません。かろうじて2SA133と2SB75と書いてあるトランジスタがありました。残りのトランジスタはどの方向からみても読めません。電子回路を推定することはなかなか難しそうです。のんびり調査しながら修理しようと思います。

              あまりにピッタリと隙間なく配置されている電子部品

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