東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

いつまでも幸せにね、姪の結婚式

2012年10月23日 | 家族関連



 10月20日に、私の妹の長女である姪(Eちゃん)の結婚式がありました。姪と私の娘は同い年です。このため娘が小さいころ、姪は私の娘とよく遊んでいました。また、その弟(Mくん)も一つ下のため、その弟ともよく娘は遊んでいました。小さいと思っていた姪も、今は立派な社会人。山口県の小学校教諭として活躍しています。

      今回嫁ぐ、私の姪(Eちゃん)         私の妹,姪,そして妹の夫
 

 私はこの山口県に帰るまでずっと東京に暮らしていましたが、妹は山口県内で結婚したためずっと山口県で暮らしていました。このため、姪も山口県で暮らし、結婚後も山口県の下松市で暮らします。私の家族は、私が親の介護で山口県に、家内は仕事で東京に、息子は仕事で関西近辺に、そして娘は仕事でシンガポールと、バラバラですので正反対です。

        姪(Eちゃん)一家、妹(Mちゃん),私の妹,姪,私の妹の夫,弟(Mくん)


 この結婚式に従弟達も招待されました。姪の家族に私の家族です。私の父親が亡くなった5月に逢って以来の全員再会です。東京で暮らしていると、なかなか従弟達は逢うことができません。子供の頃は、私が子供たちを連れて帰省した時に何度も逢いました。しかし、子供たちが中学高校大学と大きくなるにつれ、なかなか逢う機会がなくなりました。

                久しぶりに逢った従弟達、私の甥や姪


 結婚式の会場は、周防灘に面した海岸にあるseahorseで行われました。海に面しているとても開放的な会場です。会場の方に聞くと、20年以上前に作られ7年位前に結婚式場として使うようになったとのことでした。夕日がきれいな事や、演出に船が使えることが結婚式として人気な理由なのではないかと思います。式の前に、6月に結婚したMくん夫妻と一緒にクルージングを楽しみました。

      クルージングを楽しむMくん夫妻     姪の叔父、そして私の息子と娘
 

 クルージングを楽しんだ後、船から降りるとすぐに結婚式が始まりました。二人が式場に入るときの入場歌(生演奏:バイオリン&合唱)が、確かヘンデル作の「Lascia ch'io pianga(私を泣かせてください)」でした。私はこの曲がとても好きなので、歌を聴きながらとても嬉しい気持ちになりました。またプッチーニ作の「私のお父さん」も流れてきたように思います。この曲も好きな曲です。式はキリスト教式です。神父さんの元で二人は結婚の誓いを宣言しました。これで、二人は正式な夫婦として公式に認められました。あの小さな姪が、結婚式をするような大人になったのかと思うと、とてもうれしい気持ちになりました。

       結婚宣言をする神父さん            幸せそうな新カップル
 

 二人共、山口大学教育学部出身です。姪は卒業後、講師を経て小学校の正式教諭になりました。姪の彼氏は卒業後に体育講師を経験後、下松市役所の正式職員として働いています。夫婦ともに公務員で、下松市内が勤務先です。

                 クルージング船が現れ、皆に祝福される姪夫婦


 姪は小学校の教諭のため、この結婚式に何人かの教え子が招待されていました。ウェディングケーキ入刀の前に、姪は教え子から祝福の花束を受け取りました。姪は、私の母(姪の祖母)が教師だったことを子供の頃から何度も聞いていたことでしょう。私の家内も教師ですし、親戚には比較的多くの教師がいます。姪は、これら何がしかの影響をうけて教師の道を選んだのではないかと思います。私の母親(姪の祖母)は足腰がとても悪く、孫娘の結婚式に来れませんでした。とても残念のようでした。

      ウェディングケーキ入刀式            新婦から新郎へ、ケーキを
 

 海に面したデッキでのウェディングケーキ入刀式後、室内に移動して披露宴です。新婦はお色直し後、皆の前に現れました。この頃になると、会場の外は薄暗くなり三日月がうっすらと見えるようになりました。夕焼けの中での、披露宴はなかなか素敵な演出です。

               お色直し後の新夫婦を拍手で迎える皆


 今回の結婚式はキリスト教式でした。海辺での披露宴は新郎新婦のアイデアがそこかしこに入っていました。そして、招待客一人一人に合わせた趣向が凝らしてありました。今の若いカップルの手作り感あふれた式ではなかったかと思いました。

      お色直し後、和装の新郎新婦         1つの飲み物を2つのストローで
 

 料理もとても美味しかったです。料理を食べる時に、料理長から料理の内容説明がありました。色もカラフルでしたので、味を楽しむ以外に目でも料理を楽しむことができました。海に面している会場なので、最初はシーフードかな思っていましたが、肉や果物などさまざまな組み合わせの食事でした。

        目でも楽しめる料理              姪の同僚の丸テーブル
 

 この姪の結婚式で、さらに嬉しかったことがありました。それは、私が高校時代の同級生に逢えたことです。彼は3年生の時に同じクラスでした。当時それほど親しくはなかったのですが、彼と話したことはありました。その彼が、姪が勤めている小学校の校長になっていました。つまり、彼は姪の上司でした。
 彼と、高校時代の懐かしい思い出を語りあいました。さらに野球の話で私の息子や娘と盛り上がりました。私の息子が高校時代甲子園を目指して野球をしていたこと、娘が甲子園に出場した高校でチアリーディングをしていたこと、彼の息子が甲子園に出場したことなどで、大いに盛り上がりました。本当に、縁とは不思議なものです。

  姪の上司(校長)の、私の同級生        新カップルによるキャンドルサービス
 

 結婚式の最後、姪からの両親にあてた感謝の言葉。続いて、新郎のお父さんから新夫婦への励ましの言葉がありました。この言葉を聞きながら、はるか30年前に私の妹(姪の母)が嫁ぐ時の言葉を思い出しました。もう30年も経ったのかとの時の重み、そして人はどんどん世代を重ねて行くのかとの感嘆の思いです。

              新夫婦に励ましの言葉を述べる新郎のお父さん


 結婚式は、午後3時頃始まりました。終わったのは午後8時頃でした。式場は一日貸切りでしたので、終わりの時間を気にしないで済みました。最後に、暗くなった海辺に親族が勢ぞろいして写真を撮影しました。今後、姪はどんな家庭を作っていくのでしょうか、とても楽しみです。いつまでも幸あれ。

                 新夫婦を中心に、海辺に勢ぞろいした親族

コメント
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