小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

トランプ勝利〜嫌う人はあまたあれど、ハリス+石破にならなくて良かったと思ってます。

2024-11-07 10:39:52 | Weblog
横浜ベイスターズの日本一に気を取られている間、世間はいつの間にか米国大統領戦になっていました。
で、蓋を開けてみればトランプ圧勝。
8年前も似たようなことがあったなと思ったら、対立候補がヒラリー ・クリントンで、これもメディアの予想と裏腹にトランプの勝利だったのを思い出しました。
私の同年代はトランプぎらいの人が多いようで、SNSでは「この世の終わり」みたいな書き込みも多々見られるのが興味ふかいところです。
でも、トランプ勝利で株価が爆上がりだったのは、単純に見て市場が歓迎しているということで、石破さん就任の時に爆下がりだったのと対照的で面白いですね。
日米関係を見れば、ハリス+石破にならなくて良かったと思ってます。
開票してみると、ハリス候補が勝ったところは都心部が多いようで、田舎と言ったら失礼かもですが、トランプは地方で特に強かったみたいです。
昔、マエストロの小澤征爾が「ニューヨークはアメリカじゃないよ」とおっしゃってたのを思い出しましたが、本当にそうみたいです。
トランプを嫌う人の気持ちがわからないではないですが、アメリカ人の多くが移民やジェンダーを推し進めるのにうんざりしてきたのではと思います。
そんなこと、どうでもいいから景気を良くしてくれというのが、大半の人が求めることでしょう。
先日の参議院選挙でもそうだけど、年間1億いくらかの裏金なんて、国民一人当たり1円そこそこという、どうでもいい話です。メディアもそんなことを争点に報道してどうするんだと思いました。
国民民主党が伸びたのは「103万円の壁」などといった、 収入に関する政策をはっきり述べていたことがあると思います。
(われらが港区議七戸じゅんさんも、国民民主党がまるで人気のない時から、看板背負ってきたのだから大したものです)。
それにしてもトランプさんと石破さんは相性がわるそうだな。
この先どうなるか。
けっこう波乱の2024年、残り2ヶ月に注目です。

 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すみません、個展の案内状の閉廊時間が間違っていました〜16:30→18:30でお願いいたします!

2024-11-06 08:20:09 | Weblog
今朝方、案内状をお出しした方の返信で気づきました。
個展の案内状の閉廊時間が間違っていました〜16:30→18:30です。
大きいところほど間違えると言いますが、まさか時間を間違えるなんてびっくりです。
口のわるい友達は「老化でしょ」と言ってますが、ほんとにそうかも(苦笑)。
ともあれ早く気づいてよかった。
今、出した方々に訂正の案内を送っているところです。
 
さて、今回は今まで開催していた銀座一丁目のナカノギンザ・ギャラリーから場所を移し、谷中の画廊で開催します。
地図で見てもわかる通り、日暮里と千駄木の間くらいの場所で、谷根千散策のついでに立ち寄る感じでお越しいただければ嬉しいです。

↑ こちらも案内状の裏面で、恒例のアチャールくんカレンダー2024の原画です。
カレンダーは個展の開催時に初売り予定、原画も展示&販売いたしますので、お楽しみに!
もちろん油彩の新作や立体作品の新作もご用意しています。
今年の個展のテーマは、前回に引き続き「What is art ?  This is art」。
見に来ていただいて楽しんでいただければ、なんとなくその言葉を感じていただけるかもしれません。

開催場所は、下記の通りです。
では、みなさま。会場でお目にかかれたら嬉しいです!
小暮満寿雄展2024〜What is art ?  This is art.
寺町美術館+GALLERY
〒110-0001 東京都台東区谷中7-6-3 TEL 03-3828-5996
会期中無休 作者全日在廊予定
2024年11月26日(火)〜12月1日(日) 11:00〜18:30  初日は12:00開廊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おめでとう、DNA横浜ベイスターズ!〜26年前を熱く思い出しました。

2024-11-05 11:01:22 | Weblog
いや、驚きました。
ハマスタで2連敗した時は、このままズルズル行くのかと思いましたが、まさかの4連勝で日本一とは!
26年前といえば、私は東横線の綱島沿線に住んでいて、ひとり熱心にベイスターズを応援していたのを思い出します。
あれから26年…次の26年は生きているかどうか(笑)。
あの時の熱狂は今以上だったような気がしますが、なんせ東京と横浜では若干の温度差がありますから、神奈川地域はまだ熱狂の渦かもしれません。

今は妻の地元の関係で、すっかり広島カープファンになってしまいましたが、CSも日本シリーズも全力応援。
シーズン中、カープを苦しめた東投手(勝ってますけどね)や桑原選手、牧選手らの活躍は逆に嬉しいものです。
なんだか、横浜に住んでる時のことを思い出し熱くなりました。 
26年前は強かった西武を下しての日本一…たしか今回と同じく6戦目で決めたのかな。そして今回も最強軍団、ホークスを下しての4連勝ですから立派なものです。
でも我らがカープは強いDNAさんに勝ち越してるんだよね。
来年がまた楽しみです。
さて、今年の個展ですが、開催場所は、下記の通りです。

小暮満寿雄展2024〜What is art ?  This is art.
寺町美術館+GALLERY
〒110-0001 東京都台東区谷中7-6-3 TEL 03-3828-5996
会期中無休 作者全日在廊予定
2024年11月26日(火)〜12月1日(日) 11:00〜16:30  初日は12:00開廊
会場でお会いできたら嬉しいです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すごい、ベイスターズ3連勝の王手!〜今年のハロウィンはお子さんら一緒に堪能しました♪

2024-11-01 08:39:26 | Weblog

昨日はDNA横浜ベイスターズがアウエイでまさかの3連勝にびっくり!
ハマスタで2連敗した時は、このままズルズル4連敗で決まってしまうものと思ってましたが、僅差のゲーム差を制して這い上がってきたチームは違いますね!
われらが広島カープと3位4位争いを僅差で制したのにはじまり、巨人との一戦も最後に牧の渋い一振りで日本シリーズを決めたベイスターズ。
最強軍団のホークスですが、負け慣れしてない分、挽回する術がわからないという感じでした。
まさかアウエイの福岡で3連勝の王手とは!

元横浜ベイスターズファン、今は広島カープファンの身としては、嬉しい一方で羨ましい気もしないではありませんが、このギャンブル性は面白いですね〜!
さて、野球ファンとして節操のない私ですが、以前はハロウィンの大騒ぎに批判していたのも節操なく意見が変わりました。

今では絵画教室で子供にかぼちゃを作らせている変わり身です。
考えてみれば八百万の神の国、私たち日本人にとって仏教もキリスト教もハロウィンも同じことなのですよね。
これは持論ですが、日本人にとって一番受け入れ難い宗教観とは「この神以外、信じるな」だと思います。
そういう意味では、キリスト教もイスラム教も日本人とは相性がよくないのですが、原理主義でない 人たちは容易に受け入れる。

クリスマスもハロウィンもキリスト教のお祭りではありますが、どちらもルーツはキリスト前の民族宗教なので、日本人は容易に受け入れるのでしょう。
まあ、子供が楽しそうにカボチャを作ってる姿みたら、「ハロウィン反対」なんて言えないですよね。
今年はハロウィン当日の渋谷は、大きな混乱なく済んだようです。
イベントとして成熟されてきたということですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の個展は谷根千で開催いたします!〜「小暮満寿雄展 What is art? This is art」は、ちょうど1ヶ月後の11月26日よりオープンです。

2024-10-26 12:00:37 | Weblog
「小暮満寿雄展2024〜What is art ?  This is art」の開催まで、ちょうど1ヶ月となりました。案内状のデータが完成しましたので、こちらにアップいたします。
今回は今まで開催していた銀座一丁目のナカノギンザ・ギャラリーから場所を移し、谷中の画廊で開催します。
地図で見てもわかる通り、日暮里と千駄木の間くらいの場所で、谷根千散策のついでに立ち寄る感じでお越しいただければ嬉しいです。

↑ こちらも案内状の裏面で、恒例のアチャールくんカレンダー2024の原画です。
カレンダーは個展の開催時に初売り予定、原画も展示&販売いたしますので、お楽しみに!
もちろん油彩の新作や立体作品の新作もご用意しています。
今年の個展のテーマは、前回に引き続き「What is art ?  This is art」。
見に来ていただいて楽しんでいただければ、なんとなくその言葉を感じていただけるかもしれません。
開催場所は、下記の通りです。
では、みなさま。会場でお目にかかれたら嬉しいです!
小暮満寿雄展2024〜What is art ?  This is art.
寺町美術館+GALLERY
〒110-0001 東京都台東区谷中7-6-3 TEL 03-3828-5996
会期中無休 作者全日在廊予定
2024年11月26日(火)〜12月1日(日) 11:00〜16:30  初日は12:00開廊

こちらは画廊との打ち合わせ前に立ち寄った、根津のお蕎麦屋さん、よし房凛です。
この地域、本当に美味しいお店がいっぱいなので、ぜひそちらもご堪能くださいませ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おめでとうベイスターズ!〜日テレは三浦監督のインタビュー、ちゃんと流してくださいな。

2024-10-24 08:56:00 | Weblog
一昨日、日本シリーズ進出が決まったDNA横浜ベイスターズ、CSは地味な試合続きながら6試合見てしまいました。
G党のみなさんには気の毒ですが、岡本の2敬遠も含めて、すべてルールに則って行われたこと。ネットでは岡本の敬遠を卑怯という声も多々あったようですが、それではジャイアンツは公式戦での敬遠をしなかったのか?…という話です。
144試合を制してリーグ優勝したのが、たった数試合でパーになるわけですから、CSのあり方を色々言う人がいても当然ですが、それだけにギャンブル性の高い短期決戦は面白いとも言えます。

贔屓のチームが負ければ、この上なく悔しいし、逆に勝てば本当に嬉しい。
そして私のように、どっちのチームでもいいやという人にとっても面白く見られる。
さらにリーグ優勝が決まった後でも消化試合にならず、今回のようにスタジアムが満席になる興行が9試合も行われるのですから、ファンにとっても興行主にとっても悪いことではないと思います。
さて、8月までは優勝かと思われていた、われらがカープは9月に入って5勝しかできないという大失速。
3位争いをわずかなゲーム差で勝った横浜ベイスターズが、まさかの日本シリーズ進出ですから、勝負ごとは何があるかわかりません。
水島新司先生がおっしゃっていたように、まさに「野球は筋書きのないドラマ」ですね。

万が一、広島が優勝していたとしても、CSで敗退したんじゃないかな。
そんなタラレバを考えてしまいました。
それにしても地上波の放送は巨人びいきひどかったようです。
横浜優勝が決まったあと、三浦監督のインタビューをうつさず、メジャーの放送をしたりと、かなり避難轟々でした。
まあ、広島テレビを見るとかなりロコツな贔屓をしてるので、その辺は何とも言えないところですが(笑)。
ただ、日テレのアナウンサー。相手チームをまったく褒めないのがいけませんね。
解説者は在籍していた球団か、否かにかかわらず、良い
明後日からの日本シリーズ。
素人目にもソフトバンク有利に思えますが、元ベイスターズファンとしては、この勢いでがんばってほしいものです。
そういえば、綱島に住んでいた1998年。
ベイスターズの日本一で投げていたのは三浦監督だったな。
ハマの番長! がんばって!
(実は三浦監督は横浜出身でも何でもなく、奈良県橿原市出身です)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エスカレーターの片側を空けるのは、間違ったマナー〜男に言わず、女性に言うのは卑怯ですね。

2024-10-21 08:34:12 | Weblog

さて土曜日、妻と近くの商業施設に出かけた時のこと。
2人並んでエスカレーターで下の階におり、もうひとつのエスカレーターに乗り換える際、初老の男性が私たちの脇をピューっと追い越していきました。
すると突然、 妻が「何か言いましたよねー?」と、その男性に言いました。
男性は無言で後ろを向いたまま、早歩き。
「逃げるんですか、ダサーい!」
妻はどうやら、お怒りのご様子。
だいたい状況はわかってましたが、「何か言われたの?」と 聞いたら、「立ってるんじゃねえよ(エスカレーターで)、ジャマくせえな」という意味のことだということ。
思わず私も、エスカレーターを小走りに降りる男性の後ろ姿に「ちょっとアナタ、エスカレーターは歩いたらいけないんですよ!」と言いました。
私にはその人が何を言ったのか聞こえなかった(耳が遠いワケではない)のですが、どうやら妻にだけ「ジャマだよ」という意味のことを言ったのですね。
「男の人には言わないのよ」
どうやら妻は、そこがいちばん腹立たしかった模様です。エスカレーターの右側に立っていたのは私ですから、私に言えばいいのにねえ。
新宿周辺に出没するというぶつかりおじさんの類も、体格の良い男性にはぶつかってきません。 この“ジャマだ、どけおじさん”も同様ですね。
そもそもエスカレーターは歩いて良いように設計されておりません。
50kgから90kgほどの人たちが何人も上がり下りすれば、当然故障も増えてきます。
どの駅でも「エスカレーターは立ち止まって、手すりを掴んでください」と言っているのに、なぜかみんな左側に寄って(東京は)、歩く人の通路を開けています。
右側はガラ空きなのに、エスカレーターの左側に行列ができているのは本末転倒ですが、みなさん、「ジャマだよ」と歩いてくる人たちに気遣っているんですね。
エスカレーターを歩く人のおおむねは急いでいて攻撃的な人が多いので、わからないこともないのですが、そういう人に気遣いして、片側に行列ができるのは如何なものか。
それに駅ならまだしも、商業施設で「片側開けろ」というのは明らかにおかしい。
それも男に言わず、女性に言うのは卑怯ですね。
ともあれ、エスカレーターの片側を空けるのは、間違ったマナーです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『田中一村展 奄美の光 魂の絵画』行ってきましたが、まさに素晴らしいの一言です〜奄美に行ってからの作品は、もはや神の領域です!

2024-10-18 09:43:55 | Weblog
昨日は話題の『田中一村展 奄美の光 魂の絵画』に行ってきました。最近見た展覧会ではダントツで一位(私ランキング)、素晴らしいの一言でした。
最初に田中一村の名を知ったのは、1980年代後半のサラリーマン時代。
当時の伊藤社長から画集を見せてもらった時でした。この数年前に日曜美術館で紹介され、ちょうど名前が浸透してきた頃ですね。

それから30年あまり経った今、はじめてこの画家の作品を一堂に介した展覧会を見ることができました。
展覧会は文字通りの大回顧展。
6歳から20代の作品(展示は1F)、千葉時代の作品(2F)、奄美時代の作品(3F)の3章に分かれていましたが、そういえば田中一村で奄美以外の絵って、ほとんど見たことなかったな。
6歳から10歳の作品は、まさに神童。
ピカソに勝るとも劣らない神童ぶりでした。
8歳の絵、私より上手だな(苦笑)。
栴檀は双葉より芳しと言いますが、10代後半くらいの絵からすでに一村スタイルの片鱗が見えるのはさすがです。

千葉寺(せんようじ)に移り住んでからの絵は、仏画があったり南画があったりと、一村のイメージとかけ離れた作品も多かったですが、これまたなかなかの充実ぶり。
日展や院展に出品しては、落とされた不遇の時代でもあったようです。
田中一村といえば孤高の画家というイメージで、画壇などには目もくれなかったように勝手に思っていましたが、いや〜そうでもなかったのですね。
今から見れば、どう考えても画壇に好まれるタイプの画家ではないのですが、発表の機会が限られていた時代ですから、どうしてもその必要があったのでしょう。
友達や知人に助けられ、障壁画や天井画などの仕事をもらった作品がいくつもあり、その御礼の手紙なども展示されておりました。
経済的に助けられた人のようですが、生活はそんなに楽ではなかったのでしょう。
それにしても田中一村の作品は日本画には珍しく、余白がありません。
画面の隅々までびっしり描かれており、これが日本画壇に合わなかったのかもしれませんね。

さて、見たことのない幼年期、青年期、千葉寺時代の絵を見たあとは、いよいよ3階に上がり、奄美に移り住んでからの作品を鑑賞です。
いや、こ、これは…。
何と言葉を失うほどの素晴らしさ。
それはまさに神の領域に入った世界です。
時代順に展示し、奄美の絵を最後にしたわけが理解できました。
今までの絵は、すべて奄美の作品を描くための下準備だったのか?
まさに、そう思ってしまう到達感。
命を削って描いていたのでしょうか。
いや〜、これを描いたら長生きはできないわ。
もはや言葉は不要、展覧会は12月1日までやってますので、ぜひ足を運んで本物をご鑑賞くださいませ。

見終わったあと「素晴らしかったね、もう一度行きたいね」と妻に言ったら、見知らぬ女性から、「そうですよね、もう一度見たいですよね」と言われました。
この方、きっと大坂の方やな(笑)♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静嘉堂@丸の内に初めて行ってきました〜茶器も面白いですが、何と言っても『曜変天目』が図抜けてすごかったです!

2024-10-07 09:11:57 | Weblog

昨日は散歩がてら、丸の内に移転した静嘉堂文庫美術館に初めて行ってきました。そういえば静嘉堂文庫、世田谷にあった時も行ったことがなかったな。
前回展示していた刀剣は見逃してしまいましたが、今回、岩﨑彌之助・小彌太の父子二代が蒐集した、茶道具の名品を紹介した『眼福』です。
茶道具というのは、ある意味究極のアートかもしれません。
価値を感じない人には一門の値打ちもない。
価値を感じる人には私財を投げ打っても手に入れたくなる。
「なんでも鑑定団」などでは格好のネタですね。
200万円で買った茶道具が、千円になったり、1千万になったりとか。
▼さーて、こちらの『伝来』とやらをご覧くださいませ。


見たところ、ただの茶入れですが、所有者を見ると足利義満〜義政〜山名豊重〜悪名高き松永弾正〜織田信長〜豊臣秀吉〜秀頼〜徳川家康〜岩崎彌太郎〜小彌太〜静嘉堂…やて。
いや、所有者が足利将軍から戦国の三傑の手に渡って転々とした文字通りの大名物(おおめいぶつ)ですね。
静嘉堂の解説ではじめて知ったのですが、こうした名品には3つのランキングがあるそうです。
1、大名物 利休以前の名品。
2、名物 利休の時代に著名だった名品。
3、中興名物 利休以後の名品で、小堀遠州が好んだものが中心。
ふむふむ、なるほど。すごいランキングだな。
こうやって見たところ、価値があるんだか、ないんだかわからない?
ただ、静嘉堂が所有しているから凄い名品だって、みんな納得しながら見ているのでしょうが…こうやって見ると色艶といい、形といい、その辺の土産屋さんで売ってる千円そこそこの品とは、明らかに違いますね。
ただ、こういう渋い茶器は数見てこないと、なかなか良さはわかりませんね。
茶道自体がそういうものでしょうから。
▼こちら野々村仁清の壺。横山大観先生の『夜桜』の原型か?


▼しかしながら、何と言ってもこの日一番の名品はこれ!

本物は撮影禁止だったので、ミュージアムショップにあったぬいぐるみでガマン(笑)。
茶器の類は目利きでないと、その価値を計りかねるものが多かったのですが、この曜変天目は明らかに誰が見てもすごい!
この神秘的な輝きと光は、本物を見ないとわかりません。
ぜひ、この国宝をご覧くださいませ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消化試合になりましたが、公式戦最後の試合「広島vsヤクルト」は、生ではじめてカープが勝つところを見られました。

2024-10-04 10:22:01 | Weblog
昨日は神宮球場でプロ野球セリーグ、今年最後の公式戦を見に行きました。
8月、首位を走っていた広島カープ。
その優勝を見ようと確保したチケットですが、昨日4位が確定した消化試合になってしまいました。9月に入ってからは5勝しかできないという、相撲でも負け越しの数字という大転落ぶりでしたが、その分気楽に見られました。
当方、小学校低学年までは『巨人の星』の影響でジャイアンツファン。
1985年阪神優勝から、にわか阪神ファン。
1998年横浜在住時、ベイスターズ日本一の時は、にわか横浜ファン
現在、妻の出身地の関係で広島カープを応援していますが、一緒に応援していると情が移って本気の応援になるのが人情というもの。
日の浅いファンにとって、球団史上初めてくらいの失速がキツいものですが、なんのなんの。二所ノ関親方の現役時代、稀勢の里を応援していた時に比べればなんのその。
4位が決定し、ほかのお客さんも開き直っているのか、スタンドは真っ赤に染まり、なかなか楽しかったです。
前の日はヤクルトの青木宣親選手の引退セレモニーがありましたが、この日は山崎晃大朗選手の引退試合。広島ファンも山崎選手を応援したりと、良い感じです。
神宮球場では明治神宮様がついているのか、カープの勝ち試合を生で一度も見たことがなかったのですが、この日は9回表に打線が爆発で一挙4点を取りました。
9回裏は森浦投手が本塁打を打たれるも、5対1で勝利するという。
もっと早く打てよという感じはなきにしもあらずですが、まあ来年に期待かな。
引退する山崎選手にはカープファンも大拍手。
ひと昔前の広島ファンはガラが悪かったイメージがありましたが、時代も変わったものです。
ヤクルトの高津監督は、山崎選手の引退セレモニーで「来年はカープと首位を争いましょう」と挨拶をして広島ファンからも拍手をもらいました。
広島出身の高津監督ですから、少年時代はカープファンだったと思いますが、それにしても高津はん…良え人やわ。
帰りは妻と銀杏並木をそぞろ歩きで帰路につきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧・赤坂小学校のクラス会を大手町ダクシンでいたしました。

2024-09-30 11:39:39 | Weblog
毎年恒例、旧・赤坂小学校のクラス会を大手町の南インド料理ダクシンでいたしました。
数年前まではいつも会場は赤坂にしていたのですが、昨年からは気分を変えt東京駅周辺のお店で開催するようになりました。
ただ、ここ何年かは集まるメンバーは変わりばえせず。
まあ、クラス会ってそんなモノみたいです。
それでも12人集まったのですが、幹事の私は11人で店に予約してしまい、席が足りないのでちょっとびっくり。
誰かを忘れていたわけでなく、完全な思い違いか数え間違いで、慌てて席を一人分確保してスタート。いや〜コースじゃなく、アラカルトで注文して良かった!
加えて会費の勘定、計算は別の人にやってもらうというダメ幹事ぶりでしたが、みんな大目に見てくれたようで(?)良かったです。
ダクシンの食事はわるくなかったようで、相当な皿数を頼んだのですが、ほぼ完食でした。還暦をすぎてしばらく経つのに、みな健啖で何よりです。
クラス会というのは来る人、来ない人で色々ありますが、時間とお金をかけ、人によっては遠方から来るのですから、まあ楽しくないと参加しませんわね。
幹事とすると、「また来年」と言ってくれるのがありがたいところですが、いったいいくつになるまで集まれるかな〜(笑)?
二次会に行く途中、阪神ファンの友人(当方カープファン)と「今日はジャイアンツの優勝が決まりそうだよね」なんて、ちょっとため息まじりに話をしましたが、みんな元気で集まれるというのは良いことですね。
二次会は12人のうち、11人が参加。
土曜の八重洲は普段はガラガラなはずなのに、リストアップしていた店に全て振られてしまい、仕方なく「八重洲 居酒屋 大人数」でお店を検索しました。
食事はもうみんなおなかいっぱいだったので、とにかく11人入れたらOKいうことで店選びをしたのですが、思った以上にザツな接客に苦笑しました。
まあ、今回幹事は寝なかったので100点満点かな。
ともあれ、参加してくれた皆様に感謝。
11月下旬には個展をしますから、またお願いしますね(そこかい)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『SHOGUN 将軍』見ました!〜オータニサンの兜はショーグンのタイトルバックの兜でした。

2024-09-27 10:44:43 | Weblog
真田広之が日本人はじめてのエミー賞を受賞したことで、俄然注目の海外ドラマ『SHOGUN 将軍』ですが、はじめて通して視聴しました。
抜群に面白かったです!
原作はジェームズ・クラベルの小説で、年配の方は1980年に三船敏郎と島田陽子のドラマ化が大ヒットしたのを覚えているかもしれません。
私は小説も旧作も目を通しておらず、まったく白紙の状態で見たので少々驚きました。
あ、 このドラマは徳川家康をモデルにしているのね。
『SHOGUN』というタイトルもまんまというわけです。
制作にあたって変な日本にならないよう、真田広之さんが色々細かく指示したといいますが、さすがに上手に作り上げています。
物語はフィクションですが、実在の人物をモデルにし、史実の人間関係を踏まえて置き換え構成しています。
真田広之演じる虎永のモデルは言わずと知れた徳川家康で、それに対する石堂和成(平岳大)は石田三成をモデルにしています。
この二人が五大老という設定はそのままですが、 ドラマの力関係は虎永の方が弱く、石堂側が強いことになっています。物語的には敵役が強い方が面白いからでしょうね。
そして鞠子(アンナ・サワイ)のモデルは言わずと知れた細川ガラシャ、按針はウイリアム・アダムこと三浦按針のまま。
樫木藪重(浅野忠信)は本多正信がモデルらしいですが、かなり違った人物設定なのが面白い。
 ハリウッドに出てくる日本人は、『ティファニーで朝食を』のユニオシにはじまり、微妙な立ち位置のキャラクターが多かったのですが、今回の『SHOGUN 将軍』はフィクションながら、あるべき日本の姿を伝えていると思いました。
フィクションもわかって創作しているのと、知らないで創作しているのでは大違いですが、このドラマは明らかに前者の方ですね。
ただ、ドラマは拍子抜けするような終わり方をしますが、これは続編狙いかな。

「竹千代君がゆく!」
徳川家康四百年祭に合わせて、家康公のご幼少を描いた作品です!
こちらは静岡市のホームページにジャンプします!
半世紀ほど前の海外では、日本と中国を完全に混同している人が多かったものですが、実際に訪れる人も増えたのか、区別できる人が多くなったように思えます。
ともあれ、こういう形で日本が世界に発信できることは、誠に喜ばしいことでもありますので、ぜひみなさまご覧くださいませ。
あ、このドラマを見てオータニさんの兜の出どころが初めてわかった次第です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サントリー美術館『英一蝶(はなぶさ・いっちょう) 風流才子、浮世を写す』展、見てきました〜絵の中に吉田類さんみたいな人がいて面白かったです!

2024-09-24 10:56:15 | Weblog
連休最終日は、サントリー美術館で開催中の『英一蝶(はなぶさ・いっちょう) 風流才子、浮世を写す』展を見てきました。
いや、さすがはサントリー美術館!
王道の素晴らしい展覧会でした。
意外だったのは、宣伝文句にもある「没後300年」という言葉です。
慶安4年、1651年ですから関ヶ原の合戦から半世紀後に生まれたわけで、わりと昔の人だったのですね。
江戸の絵師として、北斎や川鍋暁斎などの幕末の絵師と一括りに思い込んでいたので、そこはちょっとした驚きでした。
英一蝶が活躍したのは五代将軍・綱吉の時代ですが、47歳の時に生類憐みの令を茶化した罪で、三宅島に流罪となったそうです。

そこは何とも江戸の絵師らしいところ…と言いたいところですが、どうやら冤罪だったようですね。綱吉の死後、江戸に戻れるようになったのは、それかもしれません。
島流しは政治犯をはじめ、こうしたインテリ層が流されるため、おのずと文化レベルが上がりますね。
この頃は、その名をとって島一蝶と名乗っていましたが、流罪になった12年間に、それなりの島生活を楽しんでいた風が伝わります。絵を見てもわかりますが、基本ポジティブで明るい人だったように思えます。
でも、本当に素晴らしいのは江戸に戻って、英一蝶を名乗るようになってからでしょう。

こちら展示物の中で、唯一写真OKの屏風絵は、それをあらわしていますね!
江戸に戻ってからは、積極的に仏画や花鳥画を描いていますが、やはり素晴らしいのは風俗画でしょう。
初期の絵にも、池に顔を突っ込みながら、酒の盃だけはしっかり持っている、吉田類さんを彷彿とさせる図がありました。
きっと、実際にそんな人がいたんでしょうね。なんだか他人に思えない気がするのは私だけでしょうか。
展覧会は11月10日までやっていますので、また何度か足を運ぼうと思います。
ともあれ必見の展覧会ですよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

話題の『侍タイムスリッパー』見てきました〜 単館ロードショーから、全国139館公開に広がっただけあって、面白さ抜群です!

2024-09-22 09:36:05 | Weblog

話題の『侍タイムスリッパー』見てきました。
いやいや、噂以上に面白かったですね!
バック・トゥ・ザ・フューチャー、戦国自衛隊、仁など、タイムスリップものというのは、過去あまたあれど、幕末の侍が時代劇撮影所にタイムスリップというのは、今までなかったと思います。
主演は『剣客商売』や鎌倉殿でおなじみ、山口馬木也さん。
そうそう。新・鬼平犯科帳では、 鬼平の親友・左馬之助
予告編を最初に見た時、「バカに殺陣の上手いこの役者、いったい誰だろう?」と思いましたが、キャスト名を見て納得。さすがの立ち回りで、馬木也さんの殺陣を見るだけで木戸銭を払う価値がありますね。
単館ロードショーから、全国139館公開に広がったというだけあって、勢いのすごい作品です。

ところどころに泣かせる場面も散りばめられていて、 それも秀逸。
山口馬木也さん演じる高坂新左衛門が、会津藩士という設定も秀逸。
いかにも会津という朴訥、一本気な気性が、映画の流れを支えていました。
詳細はいずれ記事で書きたいところですが、ともかく応援したくなる作品なので、みなさま、ぜひ映画館に足をお運びくださいませ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日は神宮球場に「広島vsヤクルト戦」を見にいきました〜神宮外苑の再開発で変わる風景、これぞ、まさに木を見て森を見ず!

2024-09-20 09:48:51 | Weblog
昨日は神宮球場に広島vs ヤクルト戦を見に行きました。
9月に入って大失速をしている、われらがカープはこの日も負け試合。
この日のチケットも8月に1位だった時、優勝を当て込んで入手したのですが… まあ矢野選手の好守備と、 ブルペンの投手たちを見られたから良しとしましょう(笑)。
大相撲も生で見ると緊張しませんが、野球もそれは一緒。
ビール片手の応援は、勝っても負けても楽しいものです。

ところでこの明治神宮野球場…通称、神宮球場はこの一帯の再開発とともに移転して新しくなりますが、実は外野席が大幅に小さくなるそうです。
えええ?
今だって大きな球場ではないのになぜ?
どうやら再開発反対、環境保全の声を受けてのことみたいです。
神宮外苑の再開発は都知事選などでも争点になりましたが、一番の理由は大量の樹木伐採です。この件に関しては坂本龍一氏や蓮舫氏などが声を上げていたことでも記憶に新しいところです。
ただ、多くの人が間違えて認識しているのが、あのイチョウ並木がなくなってしまうということかもしれません。
いやいや、イチョウ並木がなくなってしまうと思い込んでいるみなさん、ご安心あれ。イチョウ並木はあのままだそうです。
また再開発エリアでは、伐採される以上の樹木が植樹されるので、結果的には現在より5%ほど樹が増えることになるそうです。

再開発の事業主は明治神宮を筆頭とする4社です。
明治神宮は創建当時、百年後の森を考えて植樹された歴史がありますから、今回の再開発に関しても、そうした視点はお持ちのはず。
事業主の筆頭が明治神宮ということを考えれば、神宮の森が消えてしまうということは考えられません。
ただ、再開発というのはやってみないとわからないことも多く、3棟建つという高層ビルが、この地区にどういう影響があるかわかりません。
わかっているのは、新しい明治神宮の外野席が狭くなるってこと。植樹エリアを増やす代わりに、外野席を狭くするそうです。
これぞ、まさに木を見て森を見ず!
まったく何でも反対する人って、逆に無責任だと思いますね。
豊洲移転の時も残留土壌汚染について、あれだけ声を上げていたのに、 今は誰も何も言わないもの。
ともあれ今シーズン、残り試合のカープに期待したいところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする