レガシィ2.0i(5MT)が我が家にやって来てから、早くも半年が経過した。そんなワケで、このクルマについて、私なりのインプレッションを、かるーく語ってみよう。
まず、結論からいうと、レガシィ2.0iは、非常にいいクルマである。この半年間、私は非常に満足いくカーライフを過ごしている。
まず、驚きはその燃費である。長距離走行ではホントによく走ってくれる。アクティブビークルという雑誌に、「レガシィ2.0iの燃費は、2LクラスのAWD車としては世界最高かもしれない」という記事が載っているが、確かに、それは本当のことかもしれない。
だからといって、このクルマは、決して我慢グルマではない。エンジンを回して走れば、相当スポーティーかつ爽快に走る。動体視力が衰えてきた私なんかだと、正直言ってこれ以上速いクルマは要らない。DOHCの「R」も、ターボの「GT」にも、実は試乗したことが無いのだが、2.0iの動力性能を使い切って走る事が出来る人も、そう多くはないと考える。まさしく必要充分である。
それでいて、普段は静かで、しなやかで、上質なのだ。そうかと思えば、北海道の冬の凍結路ではシンメトリカル4WDの威力で、安全で、信頼感あふれる父親のような懐の深さをみせてくれる。私の30年強の生涯で、一番満足のいく買い物だったのが、このレガシィ2.0iだ。
ただ、美点ばかりではなく、ちょっと気になる点もいくつかある。たとえば標準装備のオーディオとかネ・・・ま、そういったことも含め、詳しくはまたの機会に語りましょう。
今回は、石狩市厚田区への長距離ドライブがあったので、燃費も優秀でした。596.2kmの走行で、給油量54.43L。満タン法で11km/Lを記録。ちなみにエアコンは常にONでした。燃費計が、満タン法よりやや甘いのはいつもどおりですが、満タン法よりも燃費計が辛い数字を示すというオーナーもいらっしゃるようです。MT車だと、ギアの選び方やアクセルワークなんかで、その辺は、ドライバーによって変わってくるんでしょうネ。