大学生の頃より、毎年の恒例行事となっている北海道クラシックカーフェスティバルを観るために、今年も赤平に出掛けた。ここ数年は、出品されるクルマたちの顔ぶれも、マンネリ化していることも否めないのではあるが、そんな中で私の琴線に触れたクルマたちをご紹介しましょう。
ハンドメイド117、2種。確かにこれがジウジアーロオリジナルの「本物」なのであろうが、量産化されてからの117、しかも角目のヤツもイイナァと考えているのは、きっと、私だけではないだろう。
地べたに腰を下ろしてたたずむDS。いかにもシトローエンらしい、そのたたずまいが、まるでカエルが座っているようで、とてもイイ。
やっぱ、ロータスといえば、風吹裕矢です。
スバル360に、バンがあったとは知らなかった。だが、RRのバンというのも、ラゲッジスペース的にはせつないもので・・・サンバーは巧くやっているのにネ。
このフロンテの、まるで東欧のクルマのような姿・カタチが、私の心を鷲掴みにして放さない。
この、バイクとかバギーの延長のようなホンダ・バモスは、カッコイイね!こういうクルマを野ざらしにしておいて、たまに遊びに使うような暮らしをしてみたいものです。
ルーチェ3種。マツダのクルマは、欧州的な味わいのクルマが多いのですが、何故かこのルーチェはなんとなくアメリカンでした。ルーチェ・レガートに会えなかったのが残念です。
トヨエース。そのネーミングが、やはり素晴らしい。
いわゆる、日本の、クラウン。この押し出しというか、アクの強さは、5ナンバー枠内のサイズのクルマだとは到底思えない。三菱の初代デボネアも5ナンバー枠に収まっていたけど、やたらと無骨で大きく見えたのは、やはりデザインの力だったのだろう。いや、もちろん、イイ意味ですヨ・・・