先日武雄にある佐賀県立宇宙科学館《ゆめぎんが》に行ったことは既に書きました。
そこでちょうど夏の特別企画展で「いつか月に住めるかも!?」という展示会をやっていて、米ソの宇宙開発競争やアポロ計画など、月に関する様々な資料が展示してあったんですよね。
ちょうど係りの人がいたので長年の疑問をぶつけてみました。
「アポロが月に行ったという決定的な証拠はあるんですか?」
自分は陰謀論の類いはほとんど信用していません。
例えば、世界の金融や経済を一部のユダヤ人が裏で牛耳っている、支配しているという陰謀論なんて「ありえない!」って思っています。
別にユダヤ人は善良な民族だからそんなことをするはずがないと言っているのではありません。
そもそも金融や経済は人間が支配できるものではない、と言っているのです。
もし一部のユダヤ人が世界の金融や経済を支配しているとしますよね。
そしたらそのユダヤ人は自らの意思で自在にリーマンショックのような経済危機を起こせる、ということになります(というか起こせて初めて支配していると言える)。
そんなことが可能なのかどうか?
いや、無理でしょう。神ならぬ身で経済を御せるはずがない。
自分は経済は天候に似ていると思います。
今年の夏は冷夏になるに違いない、という予測の元に行動をして、莫大な利益を上げるということは出来る。
しかし自らの利益のために今年の夏を冷夏にするということは出来るはずもない。
同様に経済の動きを正確に予測し、その予測の元に行動、結果利益を得るということは出来るが、その逆に利益を得るために経済を動かすことなど出来るはずもない、そう思っています。
支配することと予測することはまったく別のことです。
しかしながら自分が唯一信じている陰謀論が『アポロ計画捏造論』、つまり人類が月面着陸したというのは、アメリカのでっち上げであるという説です。
自分がなぜこの説を信じているのか、根拠はいくつか(というかいくつも)あります。
まずアポロ計画ではなく、スペースシャトルの事故で何人の死者が出たのか、知っていますか?
答えは1986年のチャレンジャー号爆発事故で7人、2003年のコロンビア号空中分解事故で7人、合わせて14人の犠牲者がミッション中の事故により出ています。
ではアポロ計画では何人の死亡者が出ているでしょう?
答えは3人。しかしこの3人の犠牲者も訓練中の事故によるものです。アポロ計画のミッション中に死んだ宇宙飛行士はいません。
この事実だけで圧倒的におかしいと思います。
だってぶっちゃけスペースシャトルって地球の周りをぐるっと回ってくるだけですよね(「だけ」というのもなんですが)。
一方アポロ計画は月に到達し、さらに地球に帰還するというミッションの難易度でいえばスペースシャトルよりも比べ物にならないぐらい高いものです。
しかも当時の科学は現代よりもかなり劣っていて、コンピューターはプレステ以下、推進装置、安全装置、その他諸々の装備はお粗末なものだったといわれています。
ミッションの難易度は高く、装備はお粗末、しかし死者はゼロ、どう考えたっておかしいです。
もう一つ根拠を上げます。
アポロ計画がでっち上げではなかった、としましょう。
アメリカは人類を月にまで送り届けることに成功した、それはいいです。
ではなぜソビエトはそれが出来なかったのでしょうか。
アメリカが出来たことをなぜソビエトは出来なかったのか?
宇宙開発競争の初期においてソビエトがアメリカより一歩も二歩もリードしていた、というのは事実です(そこら辺のエピソードは『遠い空の向こうに』という映画に描かれています)。
アメリカが宇宙開発競争でソビエトを追い抜き、月面に到達することが出来たのだとしても、ソビエトがそれを追って月に行かなかったというのは変なんですよ。
だって将来月開発が進んだとき、月に到達していなければ月資源の権利の主張が出来ないわけですから。
そういったことを係りの人と話しながらタイトルの質問をぶつけたわけです。
「アポロが月に行ったという決定的な証拠はあるんですか?」と。
その質問に対し、係の人は何と答えたと思います?
「(決定的な証拠は)ありません」
って答えたんですよ。
これには質問した自分の方がビックリしました。
自分は確かに『アポロ計画捏造論』を信じていました。
でも信じていたといっても自分が信じるに至った根拠はせいぜいインターネットで調べて出てきたものばかりですから、ある程度詳しい専門の人に聞いたら、これまでそんな陰謀論を信じていたことが恥ずかしくなるぐらいの、アポロが月に行ったという決定的な証拠を突きつけられるものとばかり思ってました。
まさかそれがないとは…。
『アポロ計画捏造論』を信じる自分ではありますが、正面切って「証拠はない」と言われると何だかガッカリします。
もしかしたらアポロ計画がでっち上げではないことを望んでいたのは誰よりも自分なのかもしれません(まだそうと決まったわけではないけど)。
そこでちょうど夏の特別企画展で「いつか月に住めるかも!?」という展示会をやっていて、米ソの宇宙開発競争やアポロ計画など、月に関する様々な資料が展示してあったんですよね。
ちょうど係りの人がいたので長年の疑問をぶつけてみました。
「アポロが月に行ったという決定的な証拠はあるんですか?」
自分は陰謀論の類いはほとんど信用していません。
例えば、世界の金融や経済を一部のユダヤ人が裏で牛耳っている、支配しているという陰謀論なんて「ありえない!」って思っています。
別にユダヤ人は善良な民族だからそんなことをするはずがないと言っているのではありません。
そもそも金融や経済は人間が支配できるものではない、と言っているのです。
もし一部のユダヤ人が世界の金融や経済を支配しているとしますよね。
そしたらそのユダヤ人は自らの意思で自在にリーマンショックのような経済危機を起こせる、ということになります(というか起こせて初めて支配していると言える)。
そんなことが可能なのかどうか?
いや、無理でしょう。神ならぬ身で経済を御せるはずがない。
自分は経済は天候に似ていると思います。
今年の夏は冷夏になるに違いない、という予測の元に行動をして、莫大な利益を上げるということは出来る。
しかし自らの利益のために今年の夏を冷夏にするということは出来るはずもない。
同様に経済の動きを正確に予測し、その予測の元に行動、結果利益を得るということは出来るが、その逆に利益を得るために経済を動かすことなど出来るはずもない、そう思っています。
支配することと予測することはまったく別のことです。
しかしながら自分が唯一信じている陰謀論が『アポロ計画捏造論』、つまり人類が月面着陸したというのは、アメリカのでっち上げであるという説です。
自分がなぜこの説を信じているのか、根拠はいくつか(というかいくつも)あります。
まずアポロ計画ではなく、スペースシャトルの事故で何人の死者が出たのか、知っていますか?
答えは1986年のチャレンジャー号爆発事故で7人、2003年のコロンビア号空中分解事故で7人、合わせて14人の犠牲者がミッション中の事故により出ています。
ではアポロ計画では何人の死亡者が出ているでしょう?
答えは3人。しかしこの3人の犠牲者も訓練中の事故によるものです。アポロ計画のミッション中に死んだ宇宙飛行士はいません。
この事実だけで圧倒的におかしいと思います。
だってぶっちゃけスペースシャトルって地球の周りをぐるっと回ってくるだけですよね(「だけ」というのもなんですが)。
一方アポロ計画は月に到達し、さらに地球に帰還するというミッションの難易度でいえばスペースシャトルよりも比べ物にならないぐらい高いものです。
しかも当時の科学は現代よりもかなり劣っていて、コンピューターはプレステ以下、推進装置、安全装置、その他諸々の装備はお粗末なものだったといわれています。
ミッションの難易度は高く、装備はお粗末、しかし死者はゼロ、どう考えたっておかしいです。
もう一つ根拠を上げます。
アポロ計画がでっち上げではなかった、としましょう。
アメリカは人類を月にまで送り届けることに成功した、それはいいです。
ではなぜソビエトはそれが出来なかったのでしょうか。
アメリカが出来たことをなぜソビエトは出来なかったのか?
宇宙開発競争の初期においてソビエトがアメリカより一歩も二歩もリードしていた、というのは事実です(そこら辺のエピソードは『遠い空の向こうに』という映画に描かれています)。
アメリカが宇宙開発競争でソビエトを追い抜き、月面に到達することが出来たのだとしても、ソビエトがそれを追って月に行かなかったというのは変なんですよ。
だって将来月開発が進んだとき、月に到達していなければ月資源の権利の主張が出来ないわけですから。
そういったことを係りの人と話しながらタイトルの質問をぶつけたわけです。
「アポロが月に行ったという決定的な証拠はあるんですか?」と。
その質問に対し、係の人は何と答えたと思います?
「(決定的な証拠は)ありません」
って答えたんですよ。
これには質問した自分の方がビックリしました。
自分は確かに『アポロ計画捏造論』を信じていました。
でも信じていたといっても自分が信じるに至った根拠はせいぜいインターネットで調べて出てきたものばかりですから、ある程度詳しい専門の人に聞いたら、これまでそんな陰謀論を信じていたことが恥ずかしくなるぐらいの、アポロが月に行ったという決定的な証拠を突きつけられるものとばかり思ってました。
まさかそれがないとは…。
『アポロ計画捏造論』を信じる自分ではありますが、正面切って「証拠はない」と言われると何だかガッカリします。
もしかしたらアポロ計画がでっち上げではないことを望んでいたのは誰よりも自分なのかもしれません(まだそうと決まったわけではないけど)。
ちなみに『カプリコン1』は有人火星探査宇宙船「カプリコン1」を巡るお話で、カプリコはグリコのチョコ菓子のことです。関係あるよーな、ないよーな…。