この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

納得が行かないなぁ…。

2016-08-26 21:14:40 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 お盆休みの最終日である8月16日に行われた全国カプラ大会についての記事の中で、自分は「大人の事情という奴で写真はなし」というようなことを書きました。
 大人の事情とは何かというと要は大会の主催者であるカプラジャパンがそれを認めなかったってだけなんですけどね。
 それでも最初はカプラジャパンのサイトへ掲載されるまでは参加者がサイトで公開されることは認められないのかと思っていました。そういう一文が参加要項にあったのて。
 けれど実際には内容はもっと厳しいものらしく、大会で製作した応募作品の所有権、及び著作権はすべてカプラジャパンに帰属する、とのことでした。
 お盆休みの最終日に、手弁当で参加した参加者たちが汗水たらして作ったカプラ作品が、ろくに参加賞すらないにもかかわらず、その所有権、著作権がカプラジャパンに帰属するの?
 いや~、納得出来ないなぁ。
 今までにも「著作権って何?」って疑問に思うことはあったけれど、今回はその比じゃないよ。なぜ著作権が製作者ではなく、主催者に帰属するの?それも対価すらろくに払われずに。
 自分はカプラは好きだけど、カプラジャパンという振興団体には興味がない、、、というか、今回の件でケツの穴の小さい団体だな!と嫌悪感すら抱きました。
 今後カプラをしたくなったら、カプラジャパン主催の大会ではなく、八女のふるさとわらべ館に行くことにします。あそこにも何十箱ものカプラがあったからね…。

 そんなわけで、本当はブログでは公開するまいと思っていたカプラの写真を公開しますね。


   

 カプラ作品《星見の塔(プロトタイプ)》。
 何だかんだ文句を言いましたが、カプラジャパンに逆らうつもりはないのです。またこの写真を公開することにはまったく問題はありません。
 なぜならこの作品は大会で製作した作品ではなく、大会に備えて自分の部屋で作ったプロトタイプだから。同一の作品ってわけでもない。幸か不幸か差異があります。
 でも本当は大会で作った作品をこのブログで、これが今の自分の全力を注いだ作品ですって紹介したかったですけどね。

 カプラジャパンは好きなだけ大会で作られたカプラ作品の“写真”の著作権を主張すればいいよ。そんなものはいくらでもタダでくれてあげる。
 でも写真1枚から《星見の塔》を再現出来るかな?再現出来たら大したものだと思うけれど。

 今回の戯言は事情通の方からすれば「著作権ってそんなものですよ、公募展ってそんなものですよ」って言われる類いのものかもしれない。
 でも納得行かないものは納得行かないんだよね。
 世の中、そういうものがあってもいいかなって思っています。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 極められそうにありません。 | トップ | 半分ぐらい寝てしまった『X-M... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
納得がいかない・・に一票! (蒼史)
2016-09-01 05:21:06
せぷさんの作品の写真、何度見ても、ため息が出るほどすごくて美しいですね・・・♪
作る前にちゃんと設計図みたいなものが頭の中にあったのでしょう??
こんなに複雑で難しい造形(どこがどうなっているのかわかりませーん)の設計図を思い浮かべるなんて、そんな超人的なコト、私には想像もできません。
でも、今まで連鶴などたくさんのせぷさんの折紙作品をみているので、せぷさんなら出来ちゃうだろうなって強く思います。

それから著作権の帰属の問題。
私もよく判らないけど、何となく納得できません。
それって、オリンピックで披露した新技に対して、その新技の著作権はオリンピック委員会にあるって言ってるようなものですよね??
そんなことしたら、誰も新しい技をオリンピックで披露しなくなっちゃって、大会が廃れてしまいますよね。
企業がキャラクターデザインを募集して、著作権帰属を言うのとは、わけが違うと思います。
返信する
設計図、、、 (せぷ)
2016-09-01 22:04:48
>作る前にちゃんと設計図みたいなものが頭の中にあったのでしょう??
設計図、、、あるような、ないような?
『星見の塔』は事前に最終形を頭に思い描いていたわけでなく、こんな感じで組めるかな?といった具合にテキトーに組んでいったら出来ました。笑。

>それって、オリンピックで披露した新技に対して、その新技の著作権はオリンピック委員会にある
そうそう、感覚的にはそんな感じです。
著作権というものが最近になってさらによくわからなくなってきているのですが、やっぱりどうしても素直には納得出来るものじゃないですよねぇ。
というか、参加者がそれぞれ、自分が大会でどういった作品を作ったのか、自分たちのサイトで発表していった方がカプラそのものの知名度も上がると思うのですが…。
そこにどうして枷をハメちゃうんですかねぇ。
返信する

コメントを投稿

アート、美術館・博物館、ギャラリー」カテゴリの最新記事