ヴィン・ディーゼル主演、『ワイルド・スピードMAX』、10/10、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2009年39本目。
10/10、ユナイテッドシネマが10周年メモリアルデーとやらで鑑賞料金1000円だったので、映画のハシゴをしてきました。
一本目が『ワイルド・スピードMAX』。
シリーズ四作目ということですが、二作目と三作目は未見です。
シリーズ最新作を観に行くからといって、前作を復習するほど殊勝な自分ではありません。
冒頭から「ありえねーっ!!」ってツッコミたくなるカーアクションが繰り広げられます。
まるで列車の如き威容の超巨大タンクローリーに、トレーラーを強奪すべく襲撃を仕掛ける我らがドミニク(我らがっていうほど親しみのあるキャラではないけど)。
タンクローリーは予想通りというか、案の定というか、ガードレールをぶち破って崖下へとダイブします。
でもそこがジェットコースターもかくやって感じの急勾配の下り坂で急カーブなんですよ。
仮にドミニクたちに襲撃されなくても、普通に走行してても、到底タンクローリーが無事に曲がれそうなカーブにはとても見えない。
その方が迫力が出る、って作り手は思ったんでしょうけれど、まずリアリティがなかったら話にならないってことがわからなかったんですかね。
お話もかなりテキトーな印象を受けました。
ドミニクが恋人の仇と狙うのがブラガという麻薬王なのですが、彼は名前以外正体不明、指紋すら登録されていないという設定なのです。
そういう設定であれば、ブラガはよほどの切れ者で、かつカリスマがあり、そして意外な人物なのだろうって思うじゃないですか。
しかし、、、ブラガの正体がすっごいショボイんです。
えっ、コイツが謎の麻薬王なの?って感じで。
ある意味ショボすぎて意外ではありましたけどね。
その点でテキトーな脚本だなぁと思いました。
お話の締めもかなりテキトーでしたね。
すべての片をつけたドミニクに、彼と因縁のあるFBI捜査官ブライアンが職務を忘れ「逃げろ」っていうんです。
それに対し、「もう逃げるのはやめたんだ」とか何とか言ってカッコつけたドミニクはあえなく警察の御用になります。
裁判で懲役二十五年の刑を喰らうドミニク。
しょうがないですよね、彼もいろいろ悪さをしてきたんでしょうから。
しかし次のシーンではドミニクを移送する護送バスを、冒頭のタンクローリー襲撃よろしく、ブライアンたちが襲撃しようとしてるんです(映画はそこでエンド)。
裁きを受けようとしたのはドミニク自身なんですから、本人の意思を無視して、(おそらくはFBIの職を辞して)ブライアンがどうして彼を助け出そうとしているのかさっぱりわかりません。
ただ単純にプロローグとエピローグがリンクしていればシャレてるだろうと作り手が考えたとしか思えません(無理矢理リンクさせてもなぁ)。
まぁ散々こき下ろしてしまいましたが、何も考えず、頭を空っぽにして、ただひたすらカーアクションを堪能する、というのであればそこそこ楽しめる映画だと思います。
お気に入り度は★★、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
10/10、ユナイテッドシネマが10周年メモリアルデーとやらで鑑賞料金1000円だったので、映画のハシゴをしてきました。
一本目が『ワイルド・スピードMAX』。
シリーズ四作目ということですが、二作目と三作目は未見です。
シリーズ最新作を観に行くからといって、前作を復習するほど殊勝な自分ではありません。
冒頭から「ありえねーっ!!」ってツッコミたくなるカーアクションが繰り広げられます。
まるで列車の如き威容の超巨大タンクローリーに、トレーラーを強奪すべく襲撃を仕掛ける我らがドミニク(我らがっていうほど親しみのあるキャラではないけど)。
タンクローリーは予想通りというか、案の定というか、ガードレールをぶち破って崖下へとダイブします。
でもそこがジェットコースターもかくやって感じの急勾配の下り坂で急カーブなんですよ。
仮にドミニクたちに襲撃されなくても、普通に走行してても、到底タンクローリーが無事に曲がれそうなカーブにはとても見えない。
その方が迫力が出る、って作り手は思ったんでしょうけれど、まずリアリティがなかったら話にならないってことがわからなかったんですかね。
お話もかなりテキトーな印象を受けました。
ドミニクが恋人の仇と狙うのがブラガという麻薬王なのですが、彼は名前以外正体不明、指紋すら登録されていないという設定なのです。
そういう設定であれば、ブラガはよほどの切れ者で、かつカリスマがあり、そして意外な人物なのだろうって思うじゃないですか。
しかし、、、ブラガの正体がすっごいショボイんです。
えっ、コイツが謎の麻薬王なの?って感じで。
ある意味ショボすぎて意外ではありましたけどね。
その点でテキトーな脚本だなぁと思いました。
お話の締めもかなりテキトーでしたね。
すべての片をつけたドミニクに、彼と因縁のあるFBI捜査官ブライアンが職務を忘れ「逃げろ」っていうんです。
それに対し、「もう逃げるのはやめたんだ」とか何とか言ってカッコつけたドミニクはあえなく警察の御用になります。
裁判で懲役二十五年の刑を喰らうドミニク。
しょうがないですよね、彼もいろいろ悪さをしてきたんでしょうから。
しかし次のシーンではドミニクを移送する護送バスを、冒頭のタンクローリー襲撃よろしく、ブライアンたちが襲撃しようとしてるんです(映画はそこでエンド)。
裁きを受けようとしたのはドミニク自身なんですから、本人の意思を無視して、(おそらくはFBIの職を辞して)ブライアンがどうして彼を助け出そうとしているのかさっぱりわかりません。
ただ単純にプロローグとエピローグがリンクしていればシャレてるだろうと作り手が考えたとしか思えません(無理矢理リンクさせてもなぁ)。
まぁ散々こき下ろしてしまいましたが、何も考えず、頭を空っぽにして、ただひたすらカーアクションを堪能する、というのであればそこそこ楽しめる映画だと思います。
お気に入り度は★★、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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