小泉徳宏監督、広瀬すず主演、『ちはやふる 下の句』、5/1、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。
4月は怒涛の映画月間で、1ヶ月で7本劇場まで映画を観に行きました。
でも、本来であれば、締めで4/30に『ちはやふる 下の句』を観に行くつもりだったんですよね。
そうしなかったのは、前日に観た『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』の鑑賞の疲れが残っていたからで、『ちはやふる』の鑑賞は1日先延ばしすることにしました。
結果としてそれが正解でした。
というのも、映画はイオンシネマ筑紫野に観に行ったのですが、購入していたムビチケがTOHOシネマズでしか使えないものだったのです。結局現金を払って観たのですが、この日が映画サービスデーだったので1千円で観ることが出来ました。安く観れてよかった!
まぁ本当の正解はTOHOシネマズに観に行くことなんですけどね、、、う~~~ん、久々にムビチケにやられたぜ!(購入の際、劇場が限定されるという説明は受けなかったと思うけどなぁ)
さて、この『ちはやふる 下の句』は現在も公開中の『ちはやふる 上の句』の続編です。
競技かるたの世界を舞台にしたスポ根的な『上の句』はとても面白く観ることが出来ました。
なので、『下の句』も期待をして(だからこそムビチケまで買って)観に行ったのですが、面白いことは面白かったのですが、若干引っ掛かるところがいくつかありました。ほとんど重箱の隅っぽいことですけど、書いていきます。
広瀬すず扮するちはやは(競技)かるたのことが好きで好きでたまらない、という設定です。
にもかかわらず、現競技かるたクイーンのことをまったく知らないんですよ。
そんなことってあるのかなぁと思いました。
サッカーのことが好きで好きでたまらないという人がJリーグの得点王が誰か知らなかったら、「へ?」って思うでしょ?思わないですかね。笑。
同じようにそんなことってあるのかなぁと思ったのが、タイトルにもなっている、ちはやが一番好きな「ちはやふる」の歌の正確な意味を知らなかったこともそうですね。
すべての歌の意味を知らずとも、せめて自分が好きな歌の意味ぐらいは知っているのが当たり前のような気がするのですが…。
競技かるたをやってる人って歌の意味も知らずにやっているものなのですか?
シナリオも少し感心しないところがありました。
全国大会の団体戦の当日、ちはやは熱を出してぶっ倒れます。試合の当日になって熱を出すというのは、スポ根ものではありがちな展開ではあるのですが、何の伏線もなくそうなるのは感心しません。映画でも試合の直前、ちはやの焦点が合わない、というシーンがありましたが、これは伏線とは言えません。
『ちはやふる 下の句』の場合、困ったことに伏線ではないけれど、伏線っぽいシーンがあるんですよね。
というのは、出稽古に出かけていたちはやが雨にずぶぬれになりながら幼馴染みの太一を家の前で待つというシーンがあるのです。
このシーンはすごくおかしいのです。
まずちはやと太一は幼馴染みなのですから、ちはやは太一の家族とも面識があるはずで、彼を待つのであれば家の中で待たせてもらえばよいだけのことです(仮に面識がなかったとしても雨の中ずぶぬれになって待つのはやはり変です)。
さらに言えば、この日、ちはやは絶対に雨に濡らしてはいけないものを持ち歩いているので、彼女が雨に濡れること自体、つまり傘を持っていないこと自体がおかしいのです。
熱を出す話に戻りますが、雨にずぶぬれになったちはやが風邪を引き、大会当日ぶっ倒れるというのであれば、流れとしては自然です。
しかし、そういうわけではないんですよね。なぜかというと、雨に濡れた日と大会まではかなり日にちが空いているようだったので。正確には覚えていないのですが、十日間ぐらいだったかな。
なので、ちはやは雨にずぶぬれになるが、風邪を引かず、しかし大会当日になって熱を出してぶっ倒れたことになります。
この流れは、何だかひどく不自然なもののように思えました。
何だか悪口ばかり言ってしまいましたが、全体的にはよく出来た青春映画だと思います。
『下の句』だけを観てもよくわからないと思いますが、幸い『上の句』も一部の映画館では上映中みたいです。
時間があれば、二作続けて観ることをお薦めします。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)。
4月は怒涛の映画月間で、1ヶ月で7本劇場まで映画を観に行きました。
でも、本来であれば、締めで4/30に『ちはやふる 下の句』を観に行くつもりだったんですよね。
そうしなかったのは、前日に観た『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』の鑑賞の疲れが残っていたからで、『ちはやふる』の鑑賞は1日先延ばしすることにしました。
結果としてそれが正解でした。
というのも、映画はイオンシネマ筑紫野に観に行ったのですが、購入していたムビチケがTOHOシネマズでしか使えないものだったのです。結局現金を払って観たのですが、この日が映画サービスデーだったので1千円で観ることが出来ました。安く観れてよかった!
まぁ本当の正解はTOHOシネマズに観に行くことなんですけどね、、、う~~~ん、久々にムビチケにやられたぜ!(購入の際、劇場が限定されるという説明は受けなかったと思うけどなぁ)
さて、この『ちはやふる 下の句』は現在も公開中の『ちはやふる 上の句』の続編です。
競技かるたの世界を舞台にしたスポ根的な『上の句』はとても面白く観ることが出来ました。
なので、『下の句』も期待をして(だからこそムビチケまで買って)観に行ったのですが、面白いことは面白かったのですが、若干引っ掛かるところがいくつかありました。ほとんど重箱の隅っぽいことですけど、書いていきます。
広瀬すず扮するちはやは(競技)かるたのことが好きで好きでたまらない、という設定です。
にもかかわらず、現競技かるたクイーンのことをまったく知らないんですよ。
そんなことってあるのかなぁと思いました。
サッカーのことが好きで好きでたまらないという人がJリーグの得点王が誰か知らなかったら、「へ?」って思うでしょ?思わないですかね。笑。
同じようにそんなことってあるのかなぁと思ったのが、タイトルにもなっている、ちはやが一番好きな「ちはやふる」の歌の正確な意味を知らなかったこともそうですね。
すべての歌の意味を知らずとも、せめて自分が好きな歌の意味ぐらいは知っているのが当たり前のような気がするのですが…。
競技かるたをやってる人って歌の意味も知らずにやっているものなのですか?
シナリオも少し感心しないところがありました。
全国大会の団体戦の当日、ちはやは熱を出してぶっ倒れます。試合の当日になって熱を出すというのは、スポ根ものではありがちな展開ではあるのですが、何の伏線もなくそうなるのは感心しません。映画でも試合の直前、ちはやの焦点が合わない、というシーンがありましたが、これは伏線とは言えません。
『ちはやふる 下の句』の場合、困ったことに伏線ではないけれど、伏線っぽいシーンがあるんですよね。
というのは、出稽古に出かけていたちはやが雨にずぶぬれになりながら幼馴染みの太一を家の前で待つというシーンがあるのです。
このシーンはすごくおかしいのです。
まずちはやと太一は幼馴染みなのですから、ちはやは太一の家族とも面識があるはずで、彼を待つのであれば家の中で待たせてもらえばよいだけのことです(仮に面識がなかったとしても雨の中ずぶぬれになって待つのはやはり変です)。
さらに言えば、この日、ちはやは絶対に雨に濡らしてはいけないものを持ち歩いているので、彼女が雨に濡れること自体、つまり傘を持っていないこと自体がおかしいのです。
熱を出す話に戻りますが、雨にずぶぬれになったちはやが風邪を引き、大会当日ぶっ倒れるというのであれば、流れとしては自然です。
しかし、そういうわけではないんですよね。なぜかというと、雨に濡れた日と大会まではかなり日にちが空いているようだったので。正確には覚えていないのですが、十日間ぐらいだったかな。
なので、ちはやは雨にずぶぬれになるが、風邪を引かず、しかし大会当日になって熱を出してぶっ倒れたことになります。
この流れは、何だかひどく不自然なもののように思えました。
何だか悪口ばかり言ってしまいましたが、全体的にはよく出来た青春映画だと思います。
『下の句』だけを観てもよくわからないと思いますが、幸い『上の句』も一部の映画館では上映中みたいです。
時間があれば、二作続けて観ることをお薦めします。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)。
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