クリス・ミラー監督、『長ぐつをはいた猫』、3/25、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞。2012年11本目。
最初、まーったく観るつもりはなかったんですけどね、『長ぐつをはいた猫』。
まぁ本家の『シュレック』シリーズでさえまともに見たことがないのですから、そのスピンオフ作品を見ようという気になるはずがない。
しかし、姪っ子と映画を観に行くことになり、さて何を観るかと考えたら、やっぱり『プリキュア』よりもこちらでしょう(『プリキュア』、映画はもちろん、テレビアニメも見たことがないので)。
で、観ることに決めたあと、ちょこっと調べてみたところ、本作は製作がなんとあのギレルモ・デル・トロじゃないですか。
えぇ?デル・トロ、どういった経緯で本作の製作を請け負うことになったの?もしかして、『シュレック』シリーズも製作はデル・トロなの?
自分は監督作でなくとも、製作など、デル・トロが関わった作品はツボであることが多いので、本作も最初は観る気がなかったんですが、観る前は結構期待するものがありました。
で、感想なのですが、本作は猫好きの人には必見の一作と言ってよいと思います。
頭からしっぽまで、猫の可愛さがギュッと凝縮された作品です。
猫好きの人が観に行って、観て損をした!と思うことはまずないんじゃないでしょうか。
しかし、そうでないって人には、どうなんだろ、そこまでは薦められないかなぁ。
自分も正直それほど高い評価は出来ないです。
本作の主人公、長ぐつをはいた猫ことピスは人の言葉をしゃべり、さらに二足歩行をする猫です。
じゃ、この作品の世界ではすべての猫が人の言葉をしゃべり、二足歩行をするかというとそういうわけじゃないんですよね。
どちらかというとピスは例外で、ほとんどの猫は人の言葉をしゃべらず、四足で移動します。
猫が人の言葉をしゃべる世界があってもいいと思います(同様に、玩具や自動車が言葉を解する世界があってもいい)。
しかし、人の言葉をしゃべる猫としゃべらない猫が混在する世界というのはあって欲しくないですね。
混在するのであれば、なぜ多くの猫の中で、その猫だけが人の言葉をしゃべるのか、その理由付けが欲しいです。
『スーパーマン』の中でなぜスーパーマンだけが空を飛べるのか、きちんと理由が説明されているように(理由:スーパーマンは人間ではないから)。
他にもいくつか不満があるかな。
終盤で、実はすべては○○が画策したことだった!と意外な真相が明かされるんですが、でもそれが真相だとすると、いろいろ辻褄が合わなくなるんですよね。
そんなややこしいやり方はしないだろう、と。
でも一番の不満はデル・トロ関連作品にもかかわらず、作品に毒がなかったってことでしょうか。
監督作である『ヘルボーイ』シリーズも、脚本・製作を務めた『ダーク・フェアリー』も、ダークな部分が魅力だったような気がするんですよね。
しかし本作はすごく単純なハッピーエンドで、何だか肩透かしを食らったような気分になりました。
まぁでも最初から本作は子供向けの作品、と割り切って観れば、今挙げたことも特に欠点だとは思いません。
自分が期待するものとちょっと違った、というだけのことですね。
これから観に行くという人は無心になって鑑賞されることをお薦めします。
お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
最初、まーったく観るつもりはなかったんですけどね、『長ぐつをはいた猫』。
まぁ本家の『シュレック』シリーズでさえまともに見たことがないのですから、そのスピンオフ作品を見ようという気になるはずがない。
しかし、姪っ子と映画を観に行くことになり、さて何を観るかと考えたら、やっぱり『プリキュア』よりもこちらでしょう(『プリキュア』、映画はもちろん、テレビアニメも見たことがないので)。
で、観ることに決めたあと、ちょこっと調べてみたところ、本作は製作がなんとあのギレルモ・デル・トロじゃないですか。
えぇ?デル・トロ、どういった経緯で本作の製作を請け負うことになったの?もしかして、『シュレック』シリーズも製作はデル・トロなの?
自分は監督作でなくとも、製作など、デル・トロが関わった作品はツボであることが多いので、本作も最初は観る気がなかったんですが、観る前は結構期待するものがありました。
で、感想なのですが、本作は猫好きの人には必見の一作と言ってよいと思います。
頭からしっぽまで、猫の可愛さがギュッと凝縮された作品です。
猫好きの人が観に行って、観て損をした!と思うことはまずないんじゃないでしょうか。
しかし、そうでないって人には、どうなんだろ、そこまでは薦められないかなぁ。
自分も正直それほど高い評価は出来ないです。
本作の主人公、長ぐつをはいた猫ことピスは人の言葉をしゃべり、さらに二足歩行をする猫です。
じゃ、この作品の世界ではすべての猫が人の言葉をしゃべり、二足歩行をするかというとそういうわけじゃないんですよね。
どちらかというとピスは例外で、ほとんどの猫は人の言葉をしゃべらず、四足で移動します。
猫が人の言葉をしゃべる世界があってもいいと思います(同様に、玩具や自動車が言葉を解する世界があってもいい)。
しかし、人の言葉をしゃべる猫としゃべらない猫が混在する世界というのはあって欲しくないですね。
混在するのであれば、なぜ多くの猫の中で、その猫だけが人の言葉をしゃべるのか、その理由付けが欲しいです。
『スーパーマン』の中でなぜスーパーマンだけが空を飛べるのか、きちんと理由が説明されているように(理由:スーパーマンは人間ではないから)。
他にもいくつか不満があるかな。
終盤で、実はすべては○○が画策したことだった!と意外な真相が明かされるんですが、でもそれが真相だとすると、いろいろ辻褄が合わなくなるんですよね。
そんなややこしいやり方はしないだろう、と。
でも一番の不満はデル・トロ関連作品にもかかわらず、作品に毒がなかったってことでしょうか。
監督作である『ヘルボーイ』シリーズも、脚本・製作を務めた『ダーク・フェアリー』も、ダークな部分が魅力だったような気がするんですよね。
しかし本作はすごく単純なハッピーエンドで、何だか肩透かしを食らったような気分になりました。
まぁでも最初から本作は子供向けの作品、と割り切って観れば、今挙げたことも特に欠点だとは思いません。
自分が期待するものとちょっと違った、というだけのことですね。
これから観に行くという人は無心になって鑑賞されることをお薦めします。
お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
猫と対話出来たらどんな感じだろうと興味ある自分には向いてる作品かもしれないです。
が、子供向け映画なのでわざわざ映画館で観るほどでも無いのかななんて思ってしまいました。
それこそせぷさんみたいに小さい子を連れてなら観に行くかもしれないですが、自分の周りに小さい子はいないのでね。
多分観ないまま終わりそうです…。
そうです、この映画の主人公は自由をこよなく愛するネコなのです。笑。
>が、子供向け映画なのでわざわざ映画館で観るほどでも無いのかななんて思ってしまいました。
あれれ、ねこさんはパンダの映画は観に行っても、ねこの映画は観に行かないんですか?
ねこさんはHNが「ねこ」でも実はそれほど猫好きではない?
また一つねこさんのミステリアスな面を垣間見たような気がします。笑。
つけた由来は『自分は気まぐれで自由に生きてるから前世は猫だったんじゃないか…じゃあこれからも猫みたいに生きよう』と思いつけただけなので。
だから凄く猫が好きと言うわけではないのでこだわりもありません。
仮に私の生き方が犬に似てたらHNは犬だったんじゃないかと…(多分)
最初3Dチャットを始める際(アダルトサイトではなく、ディオン会員専用のですよ?)、HNを何にしようかと考えたんですけどね、まず長いHNは嫌だなぁと思ったんです。
自分自身が長いHNの相手に呼びかけるのが面倒だったので。
でも「とし」とか「ひろ」とかありふれたHNもそれはそれで嫌だったんですよね。
陰で「とし二号」とか「ひろ三号」とか呼ばれたくないじゃないですか。
だから、短くて、意味のないHNにしようと考え、それで「せぷ」にしたんです。
おかげで滅多に同じHNの人には会いませんが、それでも稀に「せぷ」というHNの人に出くわします。
その人がどうしてHNを「せぷ」にしたのか、知りたいところです(実際尋ねたことはないですが)。