ビデオ iPod に ウィルスが混入していた、という事件に関して。MacBook で書くブログさんの「いくらなんでも失礼だ!」という記事に猛烈に賛同します(猛烈に賛同って変な日本語だなしかし)。
「Windows がウイルスに対して脆弱であることが遺憾」なんて最後にわざわざ言わんでもいいですよ Appleさん。一言多い。日本語の「遺憾」という言葉についてはそもそも英語の原文(be upset)をどう訳すかという問題がからんでは来ますが、仮に「遺憾」という言葉を使わなかったとしてもそう大差無いと思います。
「だいたいよー、Mac 使ってりゃそもそもそんなのに感染なんかしねーんだよ」って言いたくなる気持ちはわからんでも無いんですが、それは Apple 社内における社員のつぶやきとか愚痴のレベル、あるいは個人のブログで書くようなことだろうと思うんですね。わざわざ公式の謝罪ページの最後に「Windows がウィルスに脆弱なことがイカン、それに気がつかなかった我々はもっとイカン(←かけことば)」ってなことは書かなくてもいいでしょう。訴訟社会アメリカにおける「謝ったら負け」みたいな風潮なども関係するのかもしれませんが、誠意を感じにくい文章であることは否めません。少なくともApple はその脆弱な Windows 用の iTunes をも開発し iPod を Windows でも使えるようにしてしまったんですから、今更(しかも謝罪の場で) Windows の脆弱性についてとやかく言うなら最初から Windows になんか対応させず、契約製造会社にも一切 Windows を使わせないように徹底指導しておくのがスジなんじゃないのかなぁ、と。
今回はその他にも「えぇ~ iPod って Windows で作ってたの?」だとか、「契約製造会社に対してセキュリティチェックをちゃんと指導してなかったの?」だとか、Macユーザーにとってショッキングなことが色々発覚してしまいましたが、ホント、最近の Apple はなんだか変です。変と言えば昔から変な会社だったのかもしれませんが(コラ)。以下、いい機会なのでいつか書こうと思っていたネタをば。
最近Appleと言えば「Macintosh を作って売っている会社」というイメージから「iPod の会社」というイメージに変わって来ていますね。というより Apple といえば iPod しか知らない人も多くいると思います。この風潮、海洋堂という会社が「ガレージキットメーカー」から「食玩の会社」に変容していったのと非常に似てる気がするんですよね。今では海洋堂といえば一般人は「食玩」を連想します。というかそれしか知らないでしょう(それすら知らない人はまぁおいといて)。確かに、チョコエッグをはじめあれだけマニアックなミニチュアを世間一般に広めてしまった海洋堂の功績は大ですが、「海洋堂=食玩(の会社)」という認識が広まる(TV等で取り上げられることが多くなったりする)につけ、昔から海洋堂を知っている身には「なんだかなぁ」という気分でした。で、細かい話はマニアックすぎるのでここでは略しますが(苦笑)、本来ハイクオリティにして少数生産少数販売がモットーであったガレキメーカーが大量生産薄利多売を手がけるようになってしまったことで、ガレージキットメーカーとしての誇りのようなものが失われて行った気がして淋しく思っているうちに、段々私は海洋堂という会社を魅力的に感じなくなり嫌なところばかり目につくようになりました(#)。
iPod の爆発的ヒットにより Apple という会社は一躍有名になりその株価も上昇しましたが、最近は褒められない点がやたら目についてしまいます(主観です)。サポートも、直すより即新品交換というパターンが多い気がするんですが私には新品交換は決してありがたいものではなく、「こんだけ売れてると一台一台ちまちま直してらんねーんだよ!」という印象さえ受けてしまいます。交換に関しては「その方がいい」という人も多いのでこれだけでサポートが悪いということにはもちろんなりませんが、その他 MacBook の変色問題やらなんやら、私は最近 Apple という会社にかなり悪いイメージを抱くようになってきておりまして、挙げ句この事件とこの対応です。Mac 大好き、MacOSX 大好きのワタシとしては Apple を嫌いにはなりたくないのです。好きで応援していた会社が堕していくのを見るのは SONY だけでたくさんです。Apple を嫌いになるような話題(事件・事故)はもう起こしてほしくないと切に願います。
#海洋堂が特に(ウィルス入り iPod に比するほど)著しく問題のある商品を販売したというわけではありません。まぁ N・O・G の銀色モデルは人によっては問題と言えばかなり大問題なわけですが(爆)、少なくとも人体に悪影響のあるモノを販売しただとかというようなことは(私の知る限り)ありませんし、もの凄くクオリティが低いモノを作るようになってしまったということでもありません(値段相応ではあると思います)。ここで「海洋堂=凄く酷い(褒められない)会社」というイメージを持たれてしまうのは私の本意ではない、ということを補足しておきます。
因みに、このタイトルは某妖怪小説に登場する某探偵のセリフへのオマージュ(ってかパ○リ)です。分かる人だけ笑ってやって下さい。
「Windows がウイルスに対して脆弱であることが遺憾」なんて最後にわざわざ言わんでもいいですよ Appleさん。一言多い。日本語の「遺憾」という言葉についてはそもそも英語の原文(be upset)をどう訳すかという問題がからんでは来ますが、仮に「遺憾」という言葉を使わなかったとしてもそう大差無いと思います。
「だいたいよー、Mac 使ってりゃそもそもそんなのに感染なんかしねーんだよ」って言いたくなる気持ちはわからんでも無いんですが、それは Apple 社内における社員のつぶやきとか愚痴のレベル、あるいは個人のブログで書くようなことだろうと思うんですね。わざわざ公式の謝罪ページの最後に「Windows がウィルスに脆弱なことがイカン、それに気がつかなかった我々はもっとイカン(←かけことば)」ってなことは書かなくてもいいでしょう。訴訟社会アメリカにおける「謝ったら負け」みたいな風潮なども関係するのかもしれませんが、誠意を感じにくい文章であることは否めません。少なくともApple はその脆弱な Windows 用の iTunes をも開発し iPod を Windows でも使えるようにしてしまったんですから、今更(しかも謝罪の場で) Windows の脆弱性についてとやかく言うなら最初から Windows になんか対応させず、契約製造会社にも一切 Windows を使わせないように徹底指導しておくのがスジなんじゃないのかなぁ、と。
今回はその他にも「えぇ~ iPod って Windows で作ってたの?」だとか、「契約製造会社に対してセキュリティチェックをちゃんと指導してなかったの?」だとか、Macユーザーにとってショッキングなことが色々発覚してしまいましたが、ホント、最近の Apple はなんだか変です。変と言えば昔から変な会社だったのかもしれませんが(コラ)。以下、いい機会なのでいつか書こうと思っていたネタをば。
最近Appleと言えば「Macintosh を作って売っている会社」というイメージから「iPod の会社」というイメージに変わって来ていますね。というより Apple といえば iPod しか知らない人も多くいると思います。この風潮、海洋堂という会社が「ガレージキットメーカー」から「食玩の会社」に変容していったのと非常に似てる気がするんですよね。今では海洋堂といえば一般人は「食玩」を連想します。というかそれしか知らないでしょう(それすら知らない人はまぁおいといて)。確かに、チョコエッグをはじめあれだけマニアックなミニチュアを世間一般に広めてしまった海洋堂の功績は大ですが、「海洋堂=食玩(の会社)」という認識が広まる(TV等で取り上げられることが多くなったりする)につけ、昔から海洋堂を知っている身には「なんだかなぁ」という気分でした。で、細かい話はマニアックすぎるのでここでは略しますが(苦笑)、本来ハイクオリティにして少数生産少数販売がモットーであったガレキメーカーが大量生産薄利多売を手がけるようになってしまったことで、ガレージキットメーカーとしての誇りのようなものが失われて行った気がして淋しく思っているうちに、段々私は海洋堂という会社を魅力的に感じなくなり嫌なところばかり目につくようになりました(#)。
iPod の爆発的ヒットにより Apple という会社は一躍有名になりその株価も上昇しましたが、最近は褒められない点がやたら目についてしまいます(主観です)。サポートも、直すより即新品交換というパターンが多い気がするんですが私には新品交換は決してありがたいものではなく、「こんだけ売れてると一台一台ちまちま直してらんねーんだよ!」という印象さえ受けてしまいます。交換に関しては「その方がいい」という人も多いのでこれだけでサポートが悪いということにはもちろんなりませんが、その他 MacBook の変色問題やらなんやら、私は最近 Apple という会社にかなり悪いイメージを抱くようになってきておりまして、挙げ句この事件とこの対応です。Mac 大好き、MacOSX 大好きのワタシとしては Apple を嫌いにはなりたくないのです。好きで応援していた会社が堕していくのを見るのは SONY だけでたくさんです。Apple を嫌いになるような話題(事件・事故)はもう起こしてほしくないと切に願います。
#海洋堂が特に(ウィルス入り iPod に比するほど)著しく問題のある商品を販売したというわけではありません。まぁ N・O・G の銀色モデルは人によっては問題と言えばかなり大問題なわけですが(爆)、少なくとも人体に悪影響のあるモノを販売しただとかというようなことは(私の知る限り)ありませんし、もの凄くクオリティが低いモノを作るようになってしまったということでもありません(値段相応ではあると思います)。ここで「海洋堂=凄く酷い(褒められない)会社」というイメージを持たれてしまうのは私の本意ではない、ということを補足しておきます。
因みに、このタイトルは某妖怪小説に登場する某探偵のセリフへのオマージュ(ってかパ○リ)です。分かる人だけ笑ってやって下さい。
組織だのブランドイメージだのってのは、実体のないものの最たるものなので、好きも嫌いもないですねぇ。
同じ理由で、あたしゃ窓とゲイツは嫌い。でもMSはどっちでもない。バギーな窓でシステム構築して20年ぐらい過去へ行っちゃってる某サイトは<タイトル>だと思いますがねw
打たれて強くなれば、まぁいいのでは。
Appleのコメントに対して怒っている人が多いようですが、どうもApple製品のユーザーではないようですし、そういう人はこの先もAppleユーザーにならなければいいわけですし、仮にAppleユーザーならばMSなり何なりに乗り換えればいいわけですね。
ちょっと上から目線でコメントを発表しただけでこんなに話題なるということは、取り敢えず人気企業であるということは間違えないようですけれども。
>急激な業績拡大が各所にひずみを起こしている
そーそーそー、それですよ。そう言いたかった。
無駄の多い文章でお恥ずかしい…(汗)。
改めてそちらのコメント欄を拝見させて頂きましたが、「ジーニアスバーに持って行った時にこう言われたらどう思うか」というのは今回の話を考えるのに非常にいい例だと思います。それでも怒らない人はいるでしょうけど、私はやっぱり腹が立つと思いますね。
「AppleがWindowsの脆弱性について語った(皮肉った)」というその事だけに関して言えば「Appleらしくていい」と言う人の気持ちも確かにわかるのですが、そういうことはLeopardのプレビューの時なんかにじゃんじゃん言うべきであって謝罪の場で言う事じゃねぇだろう、と。セリフの中身が問題なのではなくもっとTPOをわきまえてほしい、ということが腹が立つポイントなんですよね。
>直すより即新品交換というパターン
Appleに限らず、最近のテレビやパソコンは修理するよりも交換が主流になっているそうですよ。最近は製品の部品の集積度が上がってきているので修理というのは神業のレベルになっているからだそうです。
症状を見て故障部品を特定し、ミクロン単位で作られている精密部品を交換できる。そんな人を育成するより交換した方がコストが押さえられるってことではないでしょうか。
まあ、その新品に交換した物が動かなくって、さらに交換したって事(ええ、うちのBPG4の事ですよw)は、どういう事なのかAppleには小一時間(rya
>組織だのブランドイメージだのってのは、実体のないものの最たるものなので、好きも嫌いもないですねぇ。
そ、それを言っちゃあ身もフタもないというか…^^;。まぁすっきりしててみぃさんらしいというか(朱美サンや堂島のセリフっぽいというかなんというか)。それこそブランドイメージという憑き物を落とされた気分ですわ(笑)。ただ、やっぱり「自分の好きなMacを生んで売ってる会社」には好意を抱き、「バギーな窓を生んで売ってる会社」「20年くらい過去へ飛んでるサイトを運営する会社」には嫌気がさすのが人情ってもんじゃありませんかねぇ。うーん、まだまだ修行の足らないバカオロカです。
>あれで禿げてなけりゃもっといいんだが(笑)
ぎくっ(自爆)。
でも、ジョブズは今のあの頭はあれはあれでかっこいいと思いますよ^^。
>Appleのコメントに対して怒っている人が多いようですが、どうもApple製品のユーザーではないようですし
そんなことはありませんよ。私も、コメント頂いた MacBookさんもみぃにゃさんもApple製品ユーザーです。まぁ、みぃさんは別に怒ってはいないみたいですが他にも怒っていた(あるいは悲しんでいた)Apple製品ユーザーはいましたし、また、これだけのことでMS製品に乗り換えるつもりもありません(というより私はMS製品から乗り換えて来てます)。
例えば自分の恋人や妻が子が自分に対してちょっとかちんとくることを言ったからといってすぐ別れたり他の女性に走ったり養子をもらったりということは(少なくとも私は)ありません。一応話し合いというか、「お前のここは腹が立つからこう直して欲しい」という意思表示をします。好きだからこそApple製品のユーザーとして、Macファンとして、Appleの褒められない(と私が感じる)点について一言いいたいと思ったから書いたのであって、出て来た杭を打つつもりで書いた(批判が目的の記事)ということはありません。
そうなんです。確かにコストのこともあったり、製品自体が複雑化していることもあり、「修理より交換」というのは世の中の流れとして受け入れるべき当たり前のことになってきているのかもしれません。ただ、数年前には秋葉原等の電気街にそれこそ神業レベルのMac修理人がいたとか、しかも今はそういう人たちが修理したいと思っても(詳しいことは分からない/忘れましたがパーツの供給が無いとかなんとかで)店としては本体丸ごと交換しかできなくなってしまっている、という話なんかを聞いたりしますと、ちょっと淋しい気がしてしまうんですよね。
例えば、お話のPBG4は本体全て丸ごと交換でしたか?
PBG4の中の、仮にCPUに問題があってCPUそのものを修理ということになると大事(というかそれこそ神業)ですから、じゃあCPUだけを新品のものと交換しましょう、という話ならもちろんいいんです。問題が液晶にあるのかCPUなのかHDDなのかグラボなのか、ちょっと調べればわかるような場合でもパーツ交換ではなく丸ごと新品の本体と交換してしまうようなサポートは、私はちょっとヤダな、と思っちゃうんです。それがいいという人もあり、その方がいいという場合が私にもあったりしますが、単純に「新品にすればいい」という発想は一番安易でなんだかモノに愛情が無い感じがしちゃうんですよ。
そういえば、iPodの第一世代を大事に持ってらっしゃる方というのも結構おられますよね。まだiPodくらいならパーツが残っていて修理してもらえるのかもしれませんが、もし第一世代のiPodを修理に出した時に「もうパーツが無いから」とか「不具合箇所が特定できないから」といって現行のiPodが代わりに送られて来たりしたら、私は喜べないどころか多分泣いてしまいますね。
これだけ売れているiPodの修理依頼一つ一つに対していちいち不具合箇所の特定なんかしてはいられない、交換が一番てっとり早い、というのはもちろんその通りなんだろうと思いますが、そしてこれは多分に私の推測ですが、本来はもっと丁寧だったAppleの一つ一つの商品に対するサポートが、iPodのバカ売れによって今はどんどん安易でラクな方へ流れて行ってしまっているのではないか、という印象を受けるんです。ホントに印象とか推測というレベルであってしっかりした根拠があるわけでもなく、昔のApple商品やサポートは今と比べてどれだけしっかりしていたのか、なんてこともよくは知らないのですが。ただ、それこそ最近のMacBookの不具合報告等を聞いていますと、「急激な業績拡大によるひずみ」を強く感じてしまうんですよね。
私のPBG4はマザーボード取替えでした。
古い人間なので、ハンダで付け替えられる部品なら、その部品だけ取り替えるのが部品交換と思っているので、マザーボード取替えは丸ごと取り替えるのと同じに感じまして。
>愛情が無い感じがしちゃう
それは、同感です。MacやiPodは特に愛情を注ぎたくなるモノですしね。
実は、Apple製品は昔から結構不具合多かったりします。
アメリカ製品自体、初期不良品が多くて、商品到着直後交換が当たり前にあるそうです。
漢字トーク時代の事を思い出せば、今のMacBookの不具合など軽く感じてしまうのです。(毒されてる?)
OS9を使っていた人なら「Appleキー+Sを無意識に押すクセ」でニヤリとできます。
(フリーズが非常に多かった為、こまめに保存するクセがついていたんです。)
>「自分の好きなMacを生んで売ってる会社」には好意を抱き、
>「バギーな窓を生んで売ってる会社」「20年くらい過去へ飛ん
>でるサイトを運営する会社」には嫌気がさすのが人情
逆さまの事を考えてみよう。
自分はAppleが生みの親だと言う理由でMacやiPodを好きだと思っているだろうか?
自分は某社が開発、販売元であるという理由で窓が嫌いだと思っているだろうか?
Macを好きなついでにAppleも応援してるけど、Appleがもし、Macではなくあのバギーな窓を出してたら、あたしゃこれほどAppleに入れ込んでいないだろう。
これが愛なんだよぉ(*^_^*)
>でも、ジョブズは今のあの頭はあれはあれでかっこいいと
>思いますよ^^。
まーね、あたしゃ毛深いのは生理的にダメなんで、それよかましではあるけれど、若かりし日の貴公子の姿を見ちゃうとねぇw