団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の53年167 いとこ会5

2018-12-28 14:39:28 | 夫婦

ホテルの話でいとこ会のメイン行事、銀座のお寿司屋さんで1万円で飲み放題が後回しになりましたが、食いしん坊には堪らない素敵ないとこ会となったのです。

総勢19名、80才の私達を除いて、後は男女とも40代から60代の言わば現代の働き盛り?チョッと過ぎたのもいたでしょうか・・

ほゞ貸し切りに近い銀座のお寿司屋さんはビルの4階にありました。

写真を撮っている男の人が一人、ご夫婦で出席されてるようですが大人しくて私は余り面識は無いのですが、大きなカメラを自分の席からあちらこちらと向けて、頻りにシャッターを切っているようなので、私は只管周りの人たちと一緒に、次々と出て来る料理に箸をつけて口に運べば良いだけ・・無心で食べる食べる・・何かお喋りしていたようですが余り記憶に有りません。耳が遠いし、お料理が口に入っている間は、補聴器は何の役にも立たないのですから・・

いつも沢山集まる会の初めに、自分の席周辺の人達には「スミマセン私、耳が遠いので、私に話しかける時は、どうか大きな声でお願いします」とお断りを入れておりますが・・いつしかそれも忘れてしまって・・何か夢中になるとその場の雰囲気で全て気にならなくなるのかも・・とても気分の良い2時間余りの宴会でした。

 このマグロの刺身が出て来た時は、流石銀座のお寿司屋さん、出す物が違うな~と・・周りの皆がこのお皿に乗ったマグロをみて目が皿の様に皿のマグロに集中して???・・誰が先に手を付けたらと、暫らくは誰も手を付けず・・お蔭でゆっくりと私のデジカメでも見事な刺身を撮ることができたのです。

同時に他の席にも4人前の皿が出たようで、あちこちで「へ~凄い!美味しそう、ウーン・・・」と賛辞が・・

然し、いつまでも切り身姿刺身を見つめている訳にもいかず、ここは年の順と言う事で、「では私が・・」と見事に包丁が入った赤身から先ず一切れっと・・続けて各自赤身の後は中トロへと箸が続いて・・然し最後の大トロには中々箸が届きません、何だか食べては惜しい気がして皆も同じ・・・

その時お店の人から一声「お早く召し上がって下さい、次の料理が出ます」やっと最後の皮に近い大トロの刺身に箸が・・口の中でユックリと銀座のマグロ大トロが溶けていったのです。

肝心のにぎり寿司の姿は・・胃袋に入った後で気が付いて「ホイッシマッタ・・この食いしん坊めが・・」と叱られそうですが・・「旨かった」とだけご報告させていただきます。

皆元気に良く食べ、良く飲みました。いとこの中で、今日だけ「飲んで良い」と奥様から、ご許可がおりた者がおられて、急ピッチでビール、日本酒、焼酎とグイグイと煽りに煽り、遂にダウン・・

宴会終了後奥様の運転で日立市の先まで車内で良い夢をみて、翌日「恐らく散々に油を搾られたでしょう」とは姪っ子たちの噂です。

ともあれ幹事さんお疲れゴクロウサン、そんな蟒蛇(うわばみってこんな字?)みたいな猛者もいて、銀座のお寿司屋さん大赤字と聞きましたが・・聞けば店主は同じ大学で幹事の後輩だとか・・後日何とかしたのでしょうかしら・・84才で初めての銀座の寿司店、若い頃銀座の寿司店はキャバレーの女給さんを引き連れて、旦那が大判振る舞いをするところ、当時大とろ一貫1万円なんて話題になった位、高いイメージが有ったのに・・

いとこ会のメンバーが、あれだけ騒いで飲み食いしたのに私達が帰る際には名店寿司屋の親父の顔、笑顔で「有難うございました、又どうぞお越しください」と・・お客様を送り出してくれたのでした。ゴチソウサマ  

続く

 

 

 


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