3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

2017年2月末のバルコニー便り メジロがやってきて甘い汁を吸っている

2017-02-25 16:38:52 | 日記
2月も末となり、日に日に陽ざしは暖かくなっている。風が強く寒い日もあるが、バルコニーに入る日の光の量が格段に増え、一歩ずつ春は確実に近づいているのだ。

おなじみさんの小さなメジロ、人影を察知してすぐ逃げていたが、最近は、この家の人は危害を与えないようだと少し気を許して、私がいてもかまわず、椿の蜜を吸い続けるようになった。
そして、火鉢の池の水を飲み、再び飛び立っていく。

ヒヨドリ、よく来る2羽のうち、小さいほうが勇気があるらしく、私がいてもだんだん慣れてきた。
一度、大きい奴と一緒に椿の蜜を吸いに来たが、大きい奴のほうが怖がりで、すぐ逃げていったのに、小さいほうは、大丈夫だよ、といわんばかりに、平気の平左で蜜を吸っている。

メジロは本当に小さい鳥である。手の平サイズ。
小さいのに丸々と太っていて、かわいい。

梅の花が満開になりつつある。
梅っていうのも、なかなか美しい花である。
2月の最初ごろはつぼみがびっしりあるがいかにも堅そうだったので、いつ咲くのかと思っていたのだが、この1週間あたりで次々と咲いている。水をやると花びらが水をはじいて、朝の光に照らされて、それが何とも言えず美しい。
近づいてみると花の香がほんのりとする。子規がこの梅の花を愛した句を作っていたなあと思い出す。

遠くのお寺の桃(たぶん)が満開で、そこだけ、ピンク色に浮き上がって見えるがそれも風情のあるものである。

2月は28日までしかないので、もうすぐ3月。
別れの季節がやってくる。
今年はいつもより定年退職の人が多い。
お世話になった方々を送るのは寂しいものである。

バルコニーの明るい春の日差しも別れの季節となるとなんとはなしに物悲しく思えてくる。





コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アメリカにはもっと社会民主... | トップ | 森友学園、国有地法外価格で... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事