3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

新型コロナウイルスの脅威 6 とうとう緊急事態となる

2020-04-07 11:26:12 | 病気
とうとう今日、緊急事態宣言がでるという。
家人は4月1日から在宅勤務、筆者は3月から在宅に切り替えている。
ひとりは自室に、もう一人はリビングの片隅にワークステーションをつくり、そこで仕事をすることに。
TV会議に備え、モニターやらヘッドホンやらアマゾンで買い、電気スタンドも移動したり、ひとしきりリビングの模様替えをして、気分一新である。
しかし在宅勤務というのは、なんとも運動不足である。
これまで通勤時間に多くの時間と労力を使っていたので運動の代わりになっていたが、自宅にこもれば太ります。
なので、6時半に起床、30分ぐらい競歩するということにした。
これで少しはダイエットになるだろうか。
三日坊主にならないようにしないと。

東京は連日感染者数が増え、指数関数的に増えているという。
倍々ゲームということである。
よく引き合いにだされるのは、池の蓮の花である。
蓮の花がまだ池の半分だといっていると次の日には倍になって池いっぱいになるということである。
ベッド数はまだ半分で余裕があるといっても、倍になれば、すぐに満杯、次の日はもう医療崩壊してしまうかもしれないということなのである。
だから、アパホテルなどに軽症の患者や退院間近の患者を移動させて、そこで医療的観察をして、陰性になれば自宅に戻るという流れを作ろうと東京都と東京都医師会は考えているらしい。
無駄に軽症者にベッドを占領されることもないので、病院は重症者のみ特化して治療に専念できるというもの。

それにしても横浜市立病院、慶應大学病院など研修医の無軌道な行い、つまり研修医が自粛要請中にもかかわらず、新人歓迎飲み会?を開いて感染者が多数でてしまったということなのである。ナイトクラブにもいっていたとかいないとか。

不眠不休で働いている医師や看護師がいる一方で、こんな自爆テロ、医療崩壊が内部から起こっているとは、信じられない。
昔とちがって医学部教育は機能不全に陥っているのだろうか。

東大医学部の学生が、新型コロナウイルスの問題が出ているときにもテレビに、クイズ王、出ていたらしいが、馬鹿なのだろうか。
こんなときにクイズに出ている暇があるか?普通自粛するだろうに。

世界の医師の卵たちは医師不足を補うために「学徒動員」、国家試験前の学生たちが医療現場に出て働いているというのに日本の医学生はこの有様。
親の育て方か医学部の教育が悪いのか、偏差値が高いというだけで、社会が学生を甘やかし、学生も思い上がっているのだろう。

若者のモラルの問題なのか?
われわれの命を預ける医師たちは、こんなときでも危機感をもたず、宴会やらクイズやらに現を抜かす、やからなのか。
なんとも情けなく口惜しいかぎりである。


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