3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

ユナイテッド航空の国内線の航空機が、定員オーバーで無理やり引きずりおろした

2017-04-12 18:09:19 | 現代社会論
アメリカのユナイテッド航空って、やくざかと思った。

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アメリカ中西部シカゴにあるオヘア国際空港で、9日夜、離陸を前にしたユナイテッド航空の国内線の航空機が、定員を超えていることがわかったとして、航空会社側がすでに搭乗していた乗客たちの中から、ホテルの宿泊代などを支払う代わりに、別の便への振り替えに応じてくれる人を募りました。しかし、誰も応じなかったことから、会社側が4人の乗客を任意に選んで、航空機から降りるよう求めたところ、男性1人が拒んだため、航空当局の保安担当者を呼んで、無理やり引きずり降ろしました。別の乗客が撮影して、インターネット上に投稿した機内の映像には、乗客の男性が大声で叫んで抵抗する中、保安担当者が男性の両腕をつかんで、通路を引きずっていく様子が映っていて、周りの乗客たちからも「ひどい」などと批判の声が上がっています。

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CNNでやっていたので、この手荒なユナイテッドの保安担当者のひどいやり口を見た。強い憤りを感じる。
降りることを拒否した男性はアジア系の人のようにみえた。
だれも応じなかった、というのも信じられないし、どのような方法で4人の乗客を選んだのか不明である。

日本の航空会社だとだいたい、定員オーバーの時は、ボランティアを募集して、1万円くれたりする。
以前、出張の時、オーバーしていて、ボランティアで別便に変更するお客様を募集していたことがあり、1万円もらえるなんてラッキーと思って応募したことがある。

無理やり引きずりおろすとは、ならず者国家なのかと思ってしまう。
アメリカには紳士はいないのだろうか。
いやだといっているのに、無理やりはないだろう。
ほかの人にも声をかければ応じてくれる人もいただろうに。

なんとも胸糞わるい事件なのである。
拒否してけがしたこの男性、本当にお気の毒である。
そのあとどうなったのだろうか。

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大岡信を送る谷川俊太郎の詩に涙する  波音で 君を送りたい

2017-04-12 17:45:03 | 文学ノート



 4月5日に86歳で亡くなった詩人・評論家の大岡信(まこと)さんとの親交が、約60年に及ぶ詩人の谷川俊太郎さん(85)。「一人で死を悼みたい」と沈黙を守ってきたが、朝日新聞に書き下ろしの追悼の詩を寄せた。

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本当はヒトの言葉で君を送りたくない

砂浜に寄せては返す波音で

風にそよぐ木々の葉音で

君を送りたい

 

声と文字に別れを告げて

君はあっさりと意味を後にした

朝露と腐葉土と星々と月の

ヒトの言葉よりも豊かな無言

 

今朝のこの青空の下で君を送ろう

散り初(そ)める桜の花びらとともに

褪(あ)せない少女の記憶とともに

 

君を春の寝床に誘(いざな)うものに

その名を知らずに

安んじて君を託そう

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こんな時にも文学はいつもそこにあって、私たちの心を揺さぶる。
時代が揺らいでいても文学は文学なのだ。
私たちは、文学を大切にしなければならない。
戦争を始めてはいけないのだ。
涙がこぼれそう。


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北朝鮮情勢が緊迫している2017.4月のバルコニー

2017-04-12 17:28:12 | 日記
北朝鮮情勢が緊迫しているこんな時に、私は一人のアジア人として、何ができるかバルコニーで考える。

午前中は強風だった。
久しぶりの晴れなので、シーツや大判のタオルなどを洗って干すが、強風にあおられ、洗濯物がすっ飛ぶ。
洗濯物を干しながら、北朝鮮情勢の問題に思いをはせる。

ヘリコプターがうるさく飛んでいくから、なにか官邸であったのだろうかと心配してしまう。

こんな時に、洗濯している私。
どこまでも高い空、いい季節なのに気分は曇る。

何があっても自然は泰然としている。

一気に楓の木に葉がたくさんついてきた。
夏に向かって青々とした楓の木になり、秋には赤く色づく。

紫陽花はこの間まで枯れた枝だけのように見えたのに
今日あたりは、すごい勢いで葉をつけ、心強い。

ふと見ると、小さな桔梗の芽が!
美しい桔梗。小さなその芽を見つけて、季節が変わったのだと改めて感じるのである。

時代の分岐点に立って、アジアの国に住む一人として、日本に生まれ長く暮らしてきた日本の四季折々の美しさを大切に思う一人として、北朝鮮情勢について必死に考えている。

一滴の血を流してはいけない。だれの血も流してはいけない、それが鉄則である。
戦争はもうたくさんと言っていたじゃないか、なのに、こんな近くで戦争が起きそうだなんて、長生きはしたくないと思ってしまうのである。



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シリア → 北朝鮮 ときて、日本はどのような立場をとるのか 戦後最大の危機である。

2017-04-12 17:08:26 | 現代社会論
トランプになったら、世界がめちゃくちゃになるとみんな思っていた。
やはり、混乱してしまった。
世界の警察はやめたはずなのに、「気まぐれ」にシリアを攻撃。
シリアが毒ガス兵器をつかったということだが、だとしても、先の先をみて次の一手を考えるべきだろう。
しかも、北朝鮮も攻撃するという脅し?をかけている。

アメリカは遠く離れた国だから、「気楽」だが、隣国の日本韓国中国の危機感は最高レベルである。

習近平がトランプと電話会談をして、とにかく、クールダウンをさせたようだが、それもどれだけもつか?

安倍も森友学園問題や加計学園問題でかなり動揺しているので、北朝鮮問題も対応する必要が出てくるともう頭が回らないですっていう感じになってますます危険水域である。

だから、常日頃からアジアの国々と良い関係を保っておく必要があったのに、拉致問題をかかげて北朝鮮と強い対立構造を作ってしまったのはまずかったのだ。
靖国参拝なんかをして、中国、韓国を必要以上に刺激して、いざというときにますます困るじゃないか。

日ごろ、近所づきあいがよいほうがいいにきまっているじゃないか。
地震や火事のときに、助けてくれるかもしれないから。
上から目線で嫌がらせの靖国参拝なんかして、困ったときにだれも頼れないということになったら日本の行く末はどうなるのか。

こんなに大変な事態になっているのに、テレビは呑気に料理番組や麻央ちゃんの引退、それは否定しないが、もっと放送すべき話題があるはず。

我々はテレビの中で報道される北朝鮮やシリアの状況についてどれだけリアリティをもって見ているのだろうか。
こんな大変な時に、明日はないかもしれない、ぐらいなのに、なぜ、みんな危機感がないのか。
新年度がはじまって、わがことに振り回されているのだろうが、もっと世界の動きに敏感にならないと後で悔やむことになりはしないだろうか。

一滴も血を流してはいけない。
北朝鮮、韓国、中国日本、アジアは我々の国である。不安定化させてはいけないのである。
シリアのような泥沼にさせてはならぬ。

安倍はトランプと金正恩を38度線で握手させるところまでやらなければならない。

でなければ、日本も一緒に火だるまになってしまう。

みんな戦争はいやだといっているのに、なぜか戦争への道を突き進んでしまう。
今が正念場である。
私は国民の一人として何ができるのだろうか。

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