晴れ時々休み

雨でも晴れでも地球は回る。夏でも冬でも日は昇る。だから一歩ずつ時々休んで前向いて歩く♪

多摩川日暮れて

2022-01-31 | 水彩画
多摩川散歩道の土手をおりると、小さな支流がゆっくり流れている。そろそろ陽がかたむいて、川面が朱色に染まりかけて、流れはさらに無口になる。風もやみ、足もとまる。 . . . 本文を読む
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落ち葉の物語

2022-01-27 | 水彩画
少し季節を巻き戻して、昨年の秋。玉川上水沿いの散歩道。コースの中ほど、右手にこんもり盛り上がった小さな丘があり、雑木林が陽射しをあびてきらきら輝いている。紅葉と暗い斜面のコントラストが心地よく、足元の落ち葉がかさかさと季節をめぐる。 . . . 本文を読む
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不穏な風が

2022-01-24 | 水彩画
何年か前の箱根・芦ノ湖の冬。風が強く、気圧は下がり、なんとも不穏な雰囲気があたりを包んでいた。ジョルジュ・デ・キリコの絵のような、形而上的な…、と感じて何枚か撮影したことを覚えている。湖面はしぶきをあげ、右から伸びる木の影が揺れて、不穏に腕を抱く。 . . . 本文を読む
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悲しみは雪のように

2022-01-20 | 水彩画
先日の雪、第2弾♪ 神社に向かう土手道を歩く。左手の山並みは雪にかすみ、多摩川河原のハリエンジュの枝にも雪が積もり、少しかしいでいる。音のない灰色の空から、雪が…。 . . . 本文を読む
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用水路の流れに

2022-01-17 | 水彩画
神社の階段下そばを流れる用水路。流れはかなり強く、左手の多摩川に戻るのだけれど、見守る水守のように、黒い木が横たわる。何度か描いた、桜の倒木だ。夏の間は涼しげに、身体を伸ばしていたのに、この時期はやはり寒々しい。それでも惹かれる何か…。 . . . 本文を読む
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