日曜日、小雨の間隙をついて近くまで買出しに。まずは携帯ラジオのイヤホンだ。朝の散歩の時はたいがいラジオ番組を聞きながら歩くから、携帯ラジオをいつもバッグに入れている。なるべく軽くて小型のものがいいから、とイヤホンがないと聞けない種類のポケットラジオを愛用している。
このイヤホンのコードを狙ってかじるのは「クリ」のやつだ。すでに3本やられているから、こちらも警戒心が強くなり、バッグから出している時 . . . 本文を読む
土曜日の水墨画教室で久しぶりに静物スケッチをした。師匠が自分のコレクションから姿のいい流木をいくつか持参し、「会館」の近所の仲間が庭先からビワを持ってきてくれたから、各人が好きに組み合わせて静物画に取り組んだのだ。
質の違うふたつの素材は、見ているぶんには面白いのだけれど、これをどう墨で描くのかと考えると気が遠くなりそうだった。それでも形と構図に気をつけて鉛筆でスケッチして淡彩で色を落とすと、そ . . . 本文を読む
今朝は少し身体がだるくて朝の散歩をとりやめた。そのぶんを昼に消費しようと、会社から歩いて20分ほどの西新宿のパスタ屋さんで昼飯をとる。今日のおすすめから小えびとブロッコリーのペペロンチーノを注文。以前は小皿にのっていたおまけのようなパンがスパゲティの皿に同席し、単価も前のパンより安いものに替わった、ように思える。
パンのダウングレードは小麦高騰の影響だろうけれど、麺のボリュームは変わらず、サラダ . . . 本文を読む
中野坂上近くでの打ち合わせの帰り、駅まで戻り大江戸線で六本木に向かった。週末も予定があり、こんなときにでも都合つけないと「新美術館」に行く時間がとれないからだ。霧雨におおわれたガラスの美術館。平日の昼間なのにそこそこに人が出ていて、建物を背景にデジカメのシャッターを切るシニアやハングルを話すカップルの姿も。
目当ての「蒼騎展」は1階のC会場だった。案内ハガキがあったから入場無料。上野の公募展と比 . . . 本文を読む
たとえば六本木の国立新美術館が洗練された都会の「アートシーン」だとすると、反対側に位置する美術館のひとつが御岳の「せせらぎの里美術館」だ。JR青梅線の「御嶽駅」から多摩川沿いの遊歩道を歩いて20分ほどの、緑の濃い奥多摩の木々に囲まれた古民家作りの小さな美術館。
新美術館はガラス張り吹き抜けの巨大な容器でハトバスも止まるけれど、せせらぎは築150年の民家を解体、再構築したギャラリーで、展示室の隅に . . . 本文を読む