多摩川土手、散歩道の折り返し点。日が落ちる少し前の水面に対岸の柳の影。青葉が茂り、風がそよぐ、初夏の記憶。 . . . 本文を読む
名水百選に選定されている御岳渓流。岸辺の木々は季節ごとに移ろい、大気が変わり、それだけでも楽しめるけれど、しばし川の流れを聞きながら眺める、岸辺の巨岩。初夏の陽射しにきらめく水面、草むら。大きな影を宿す岩♪
「プレート運動による圧力が地下深部で岩石に加えられ、混ぜ合わされたものが隆起、多摩川が浸食して誕生」し、地質は「混在岩」(メランジュ)だという。 . . . 本文を読む
月が東にのぼり、西に日が沈む一面の菜の花にもうっとりするけれど、河原近くの公園の片隅に、ひっそりと咲く菜の花もいい。かたわらに、切り倒された古木、奥に、橋のように倒れた木が点景で、初夏の静かな夕暮れ。 . . . 本文を読む
玉川上水ぞいの散歩道。ゆるい坂道を登ったあたり右手にこんもりと林が続く。午後遅い陽射しが山の端にのびて、木々と草原を照らす。その光がいつもの見慣れた光景に彩りをそえて、そろそろ帰り道。 . . . 本文を読む