牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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サラダ缶チューハイ/ベジッシュ

2008-05-13 10:06:35 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
登場以来四半世紀という缶チューハイ(あるいはリキュール)ですが、その数年後には

「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの

という短歌がリアリティを持って受け止められるくらい、世の中になじんでしまいました。

この短歌、作者は俵万智さん、出世作のサラダ記念日所載の、恐らく二番目に有名な歌(一番はタイトル作)でしょう。


で、カンチューハイサラダ記念日と来て、ようやく本題。

昨日、アサヒビールとカゴメからのプレスリリースがあった、サラダのカンチューハイ
「アサヒ ベジッシュ」
です。


このベジッシュ、カゴメのヒット作「野菜生活100」がベースとのこと。黄にんじんなど21種類の野菜汁と、グレープフルーツなど5種類の果汁を使用、味の
ベースはグレープフルーツテイストだそうです。
(野菜汁)
にんじん、ほうれん草、アスパラガス、赤ピーマン、小松菜、クレソン、かぼちゃ、紫キャベツ、ブロッコリー、メキャベツ(プチヴェール)、ビート、赤じそ、セロリ、レタス、はくさい、ケール、パセリ、なす、たまねぎ、だいこん、キャベツ
(果汁)グレープフルーツ、レモン、パイナップル、バナナ、西洋なし

アルコール度数は4%。
野菜汁20%、果汁20%。350ml缶で希望小売価格187円(消費税抜き)。6月3日からの発売です。

他の方の酒ブログでも結構話題になっていそうです

さて、この「ベジッシュ」経緯を追ってみましょう。アサヒとカゴメは、昨年年初に業務提携を交わし、秋にはトマトのカクテル「アサヒ トマーテ」を発売。


これが発売直後にカクテルドリンクのなかでシェア1位になるなど、ヒット!!!これで勢いづいたのでしょうか。
その後、3月には今度はトマトを野菜ジュースに変えた「アサヒ ベジーテ」を発表し、今度は炭酸を加えた「アサヒ ベジッシュ」となったわけです。

トマーテ、ベジーテ、ベジッシュ、です。
ホップ、ステップ、ジャンプ、といったところでしょうか。

ちなみに、野菜系カクテルとしては、昨年秋に梅酒のチョーヤから、こちらもにんじんベース(その他はセロリ・ビート・パセリ・ほうれんそう・レタス・クレソン)の梅酒カクテル「ベジタブルカクテル」が出ているのですが、1リットル紙パックということもあり、あまり話題にはなっていないようです。
(こちらのアルコール度は7%。野菜汁はなんと56%で、残りも砂糖無添加の梅酒と、ヘルシー度はこちらの方が高そうなんですけど)


で、元に戻ってベジッシュです。
今回はスパークリングというのがミソですね。
どんな味なのか、試飲缶が気になりますが、それと共に、次の展開も気になりますね。そろそろネタ切れで、野菜の配合・ベーステイストを変えるという横展開になるのでしょうか。

ベジタブルカクテル。一つの流れになるかもしれませんね。

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