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桃栗三年、柿八年
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広辞苑にも出ています。
芽生えの時から、桃と栗は三年、柿は八年たてば実を結ぶ意。
文字通りというか、説明通りなのでしょうが、それにしては桃に比べ柿が珍重されているわけでもないですね。
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で、この記事を読んで、この「桃栗三年、柿八年」を思い出しました。
サントリー 5年で1000億円米国に投資 ウイスキー生産増強
ちょっと前の日経の記事を元ネタにした、一昨日の日経夕刊の英語記事(というのかな)。
内容は文字通り、ジム・ビームを買収したサントリーが米国でバーボンウイスキーの生産増強を計画しているという話。
世はウィスキー・ブームですから、生産増強はある意味時代の流れなのですが、個人的にはバーボン、というのがポイントかと。
と、いうのも、バーボン・ウィスキー、トウモロコシを主原料にしてつくられますが、もう一つの特徴は熟成のさせ方。
使うのは新しい樽のみで、しかも内側を焦がします。
そして容量もバレルという180リットルほどの小さな樽で熟成を行うので、熟成が早い、と言われています。
それ故、法的にも確か2年以上熟成すれば、「ストレートバーボンウイスキー」と呼ばれます。
「ジムビーム」は4年以上の熟成と言われていますが、ものの本によれば、バーボンの4年とスコッチの12年の熟成度合いはほぼ同じ、らしい。
とは言え、「4年」という数字があるとそれに引きずられる(見劣りする)ので、4年以上熟成させたバーボンは熟成年数の表記が無くても良いそう。
それで「ジムビーム」をはじめ、バーボンには年号表記がないものが多いのですね。
本題に戻りましょう。
熟成期間が短いということは、設備を揃えてからの期間が短いということ。
今はノンエイジに変わった「山崎」も、昔は「10年」が定番だったことを考えると、2年とか4年とかで本格的に熟成するバーボンは、原酒不足の今、新規参入、あるは設備増強に際し、「てっとり早く」お金になる商品が生まれるということ。
ほぼ熟成のいらないジンもそうなのですが、サントリーさん、その辺りはしっかり考えて事業展開を行っているようです。
まあ、そう言いつつ、個人的にはバーボンって結構好きなんですけどね(ライも)。
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