酒屋ナカムラ〜天神西通り・大名にある角打ちが出来るワインショップ。ギフトにおすすめボトル彫刻もオーダー出来ます!

ポルトガル・マデイラ島『マデイラワイン』の品揃えは日本有数!只今70種類、角打でもお楽しみ頂けます。

ポルトガルの産地から⑤ルイス・パト(バイラーダ)

2016年09月30日 | ポルトガルワイン

やっと8名のうち半分を紹介しました。

今日から後半に入ります。ポルトガルばかりで飽きた〜なんて皆さん言わないでね!

さて今日は、昨日のダン地方のお隣「バイラーダ」から「ルイス・パト」です!

ちなみにポルトガル語で「パト」=鴨なので、パトさんのワインラベルには鴨がデザインされています。。。



バイラーダはポルトガル中部、大西洋岸から内陸に広がる生産地。

ポルトガルの産地では多品種のブドウを混醸、もしくはブレンドしますが、バイラーダはバガ種単一品種で赤ワインを造る特徴ある産地です。マリア・ゴメス種を中心に白ワインも造られますがポルトガル全体の60%ものスパークリングを送り出すワイン産地でもあります。





 

アインシュタインならぬ「ワインシュタイン」と自らを呼ぶ

ルイス・パトさん。

そして「ミスター・バガ」と呼ばれるほど、バガ(赤ワインのブドウ品種です)のスペシャリスト!

ポルトガルワイン生産者協会の副会長でもあり、ポルトガルを代表する生産者です!

バイラーダ地方の赤ワインの90%を産するバガは、小粒で厚い果皮のため、ワインの色合いも濃厚で酸とタンニンに富んだ重厚な味わいが特徴。

以前は安ワインの代表などと蔑視されたバガの可能性に気付いたパトさんは、 徹底してブドウ造りからワイン造りを改革し、現代のバイラーダ産プレミアムワインのベースを造り上げました。そしてヨーロッパではまれなアメリカ台木に接木をしない自根栽培によるバガから造った「ペ・フランコ」はポルトガルを代表する偉大なワインです!

(※ヨーロッパ本来の葡萄の姿を復活させたいと願うパトさんが、 フィロキセラの危険を冒してまでも実践した彼の夢ともいえるワインです)

2004年2月のファイナンシャルタイム誌で「ヨーロッパのベストワイナリー25」にも選ばれまています。(名だたるワイナリーとともにポルトガルは2社のみ)

パトさんのワインは今店頭に1種類のみ、あとパトさんの娘さんフィリッパ・パトさんのワインが2種類あります。

写真左から

ルイス・パト  

赤 バガ&トウリガ・ナショナル・レッド 2013 ¥1620

品種:バガ60%、トゥリガ・ナショナル40%

パトさんの一番スタンダードなワインです。

赤い果実の甘い香り。タンニンは柔らかく、くせがなく滑らかでさわやかな味わい。

2008年よりトゥリガ・ナショナルが増え、より柔らかい味わいとなりました。

フィリッパ・パト

赤 ノッサ・カルカリオ・レッド 2013 ¥5940

品種:バガ100% ※オーガニック

ノッサ(Nossa)とはポルトガル語で「我ら」の意味。フィリッパと彼女の夫ウイリアム(ベルギーのトップ・ソムリエ)が共同して造り上げたワイン。
Ois do Bairroとその周辺の畑から収穫されたバガのみを使用し、非常に凝縮感のある高品質のワインに仕上げた。オーガニック栽培を実践しており、葡萄栽培は全て手作業。そのため葡萄本来の個性をより強調することが出来る。

白 ノッサ・カルカリオ・ホワイト 2014 ¥4860

品種:ビカル100%

最初に柑橘系の香り、特にオレンジの香りが印象的。樽からくるバニラの甘い香り、トースト香が僅かに香る。果実の複雑な味わいに酸味が絡みあい長い余韻に浸ることが出来る。濃密で複雑、凝縮した味わいだが飲み心地の良さに驚かされる。現代ポルトガル産白ワインのトップクラスの一つ。


ポルトガルの産地から④キンタ・ドス・ロケス(ダン)

2016年09月28日 | ポルトガルワイン

今日はダン地方から「キンタ・ドス・ロケス」をご紹介します。

ダンはポルトガル中央部、周囲を山に囲まれた標高の高い盆地。大西洋の海風やスペインからの乾いた風から守られ、穏やかな環境は優しくバランスの良いワインを生み出します。古くからワイン生産地として有名なダン地方は16世紀には既にこの地を保護する法律が制定されました。1900年のパリ万国博覧会でのワインコンテストで金賞獲得以降、良質なワイン生産地として知られるようになりました。1908年にはポルトガル最初の原産地管理呼称(DOC)の指定を受けました。ダン地方では現在、年間約55,000klのワインを生産、その内40%がDOCワインです。

赤ワイン用の主要品種はトウリガ・ナショナル、ティンタ・ロリス、ジャエン、アルフロシェイロ・プレト、白ワイン用ではエンクルザードが最も重要な品種とされます。日本では作家壇一雄氏が氏の姓と同じ発音のダンワインを愛飲されたことでも知られています。氏はポルトガルに1年4ヶ月間滞在し「火宅の人」を執筆されましたが、その間「赤、白のダンワインを何百本抜いたことか」と随筆に記述するなど、ダンワインへは特別な思い入れがあったことが伺われます。



←こちらはキンタ・ドス・ロケスのルイス・ローレンソさん。

8年前にお会いした時の写真ですが、今回来福された8名の中では何度かお会いしている方です。

ローレンソさんにお会いするといつもニコニコしてらっしゃって、ほっとさせられます。

造るワインは酸もしっかりして上品、どれも美味しいです!


ポルトガルワインのほとんどはブレンドで造られていますが、キンタ・ドス・ロケスは単一品種で造る数少ない生産者の1人だと思います。

(ダンでは現在でも総生産量の80%~90%が協同組合や少数の大手醸造会社で生産され、 葡萄栽培家は自分達が作った葡萄を協同組合や大手メーカーに販売しています)

多くの生産者が質より量を優先する中、前当主オリビエラさん(ローレンソさんの義理父)はポルトガルを代表する品種ながら収量が少ないトウリガ・ナショナル(赤ワインのブドウ品種)を全畑の40%まで植え替えたのです。

そのトゥリガ・ナショナルのみで造られた「トゥリガ・ナショナル1996年」がワイン&スピリッツ誌99年6月号の「ポルトガル・ヴァラエタルワイン特集」で、全出品アイテムの中の最高点(94ポイント)を獲得
オリビエラさんの先見の明とローレンソさんの情熱が生み出したワインが、遂にポルトガルNo.1の栄誉に輝いたのです。これを機にポルトガルのワイナリーは次々と単一品種のワインを生産するようになっていきました。

それから8年「トゥリガ・ナショナル2005年」がインターナショナル・ワイン・チャレンジ2007年の ポルトガル赤ワインカテゴリーでトロフィーを受賞!名実ともにポルトガルのNo.1の地位を不動のものにした。

白ワインにおいても1992年に初めてエンクルザード種100%のワインを造り(エンクルザード種を40%以上と、 他の品種を混合することが義務付けられていた中)このワインが各地で大きな反響を呼び、他の生産者も次々とエンクルザード100%のワインを造りだしました。ダンのDO協会もこのワインをDOダンワインとして認めざるを得なくなり、 1998年ついにエンクルザード100%のダンワインが誕生しました。

 さてさて、キンタ・ドス・ロケスのラインナップから今店頭にあるワインを!

ブレンドで造ったデイリーなワインから、単一品種の上級ワインまで。

写真左から

白 キンタ・ド・コーレイヨ・ダン・ホワイト 2014 ¥1080 ※価格が下がりました!

品種:マルヴァジア・フィナ45%、セルシアル25%、ビカル20%、エンクルザード10%

キンタ・ドス・ロケスのデイリーユーズワイン。コーレイヨ葡萄園で栽培された豊かな果実味を最大限に表現し、普段の食事と楽しめるような親しみやすいスタイルの味わいにするため、樽熟成を行なっていない。

レモンやライムに代表されるシトラス系の香りや花の香り、切れ味の良い酸味が特徴。果実味の中に僅かに蜜入り林檎を思わす、熟した果実の甘さを感じる。「コーレイヨ」とはポルトガル語で郵便配達員を意味し、それにちなんでラベルも切手風にアレンジされています。

白 キンタ・ダス・マイアス マイアス・ホワイト2014 ¥1620 ※価格が下がりました!

品種:マルヴァジア・フィナ、ヴェルデーリョ、エンクルザード、セルシアル  ※オーガニック認証

赤 キンタ・ダス・マイアス マイアス・レッド 2011 ¥1620 ※価格が下がりました!

品種:ジャエン、トウリガ・ナショナル、アルフロシェイロ、ティンタ・ロリス ※オーガニック認証

この2つに関しては以前のブログをどうぞ!→こちら

赤 トゥリガ・ナショナル 2010 ¥4320

品種:トゥリガ・ナショナル100%

キンタ・ドス・ロケスの先進性を内外のワイン市場に示した記念碑的なワイン。
しっかり熟した果実の香り、
わずかに松の葉のようなハーバルな印象。充実した果実味を楽しめる。

※写真にはありませんが、定番で置いているエンクルザードも10月入荷です。

白 エンクルザード 2014 ¥2700

品種:エンクルザード100%

エレガントな果実香と樽からのバニラ香や木の香りも感じられる。味わいはフレッシュな果実味、柔らかで爽やかな酸味、長く心地よい余韻を楽しめるワイン。

 


ポルトガルの産地から③ニーポート限定品(ドウロ)

2016年09月27日 | ポルトガルワイン

ニーポートの続き、12月に入荷予定の限定品です!

どれも少量の入荷です。マニアックなワインの贈物にも使えます。

御予約下さいね!

資料左より

ビオマ2012 ¥3132

品種:ティンタアマレラ、トゥリガフランカ、ティンタロリス、ソウザオン、

   トゥリガナショナル 

   ※ビオ認証、ノンフィルター、ノンファイニング、5000Lの木樽で12ヶ月熟成

    6570本製造

ミネラル感のあるフレッシュなワイルドベリーや野菜を思わせる香り。濃縮したフレーバーやタンニン。フルーティーな味わいに樽熟成によってピュアさや密度が与えられており、長い余韻が楽しめる。ドウロの自然を凝縮したようなワイン。

クロ・デ・クラップ2013 ¥3024

品種:トゥリガフランカ、ティンタロリス、ソウザオン、アリカンテブーシュ、他

   平均樹齢60〜80年、全房発酵、18ヶ月間新樽率20%のフレンチオーク樽熟成

   3600本製造

ニーポートのどのワインとも異なった香りを持つ。最初の瞬間はスモークやゴムやリンゴなどの香り、時間が経過しワインが呼吸すると、フレッシュで鮮烈な赤色の果実の香りに驚かされる。

香りは刻々と変化し、時間の経過とともに同調して行く。フレッシュで精密、繊細で角が無くまろやか。非常に軽快でエレガント。デキャンタが必要で、ブルゴーニュタイプのグラスでのサーブを勧める。

ポエイリーニョ2013 ¥4860

品種:平均樹齢100年のバガ100%

ポエイリーニョはかつて、葡萄品種バガの為に使われていた名前で、このワインは色とアルコール度数は軽快ながら、熟成のポテンシャルも大きい、偉大なバイラーダワインに対するオマージュである。デュルク・ニーポートのバガ品種とバイラーダ地方の素晴らしいテロワールに対する熱い情熱は、3年以上に渡って、カンタニェデ地域付近に散在していた非常に古いブドウの樹からバガの小さな区画を探し出した。ラガールでの足踏み破砕、2500Lの樽で20ヶ月間熟成の後、無濾過でボトリング。テロワールが際立った繊細かつ複雑なアロマ。石灰岩の香りは野生の花のようなフルーツの香りと完全に調和している。完全で活力に満ち溢れた印象的なワイン。

ナバゾス・ニーポート2014 ¥3240

品種:パロミノ・フィノ100%

ニーポートはこれまでテルモ・ロドリゲスを始め、デュルク・ニーポートの創造性を刺激する生産者とコラボし新たなワインを生み出した。既に伝説的なヘレスの造り手「エキポ・ナバゾス」とコラボして完成したのがこのナヴァゾス・ニーポート。スペインのヘレス・デ・ラ・フロンテラ地方の歴史的なブドウ畑の1つ、アルヴァリザで造られたパロミノ・フィノ種を100%使用。このワインは200年前のワイン造りの技術の厳格な基準に従って造られている。

ブドウは”botaボタ”と呼ばれる600Lの古いアメリカンオーク樽で自生酵母を使用して発酵後、フルール(酸膜酵母)の層の下で8ヶ月間熟成。2014年ヴィンテージはフロールの影響にもかかわらず、並外れた果実味を保っている。ヘレス地方の典型的な石灰岩やチョークの粉の香りを持ち、鮮やかでフレッシュかつミネラル感を持ち白亜土壌をピュアに表現した個性に溢れたワイン!

 ↑「エトカルタ

うちの常連さんには御馴染み!ニーポートの味がお手頃で楽しめるので人気のワイン。

干支がユニーク描かれているので、お正月にピッタリのラベルです。

こちらも12月に限定数入荷しますので、お早めのご予約を!

エトカルタ金ラベル(赤)2014 ¥2484

エトカルタ銀ラベル(白)2015 ¥2484

    



ポルトガルの産地から③ニーポート(ドウロ)

2016年09月23日 | ポルトガルワイン

今日はポルト&ドウロ地方から

「ニーポート」をご紹介します。

ポートワインは、ポルトガル北部を流れるドウロ河上流とその支流一帯に広がるドウロ地方が産地。

ドウロ地方はポートワインの生産地域を限定することを目的に、18世紀に世界で初めてワインの原産地管理が設定されたエリア。

最古の原産地管理地域と美しい葡萄の段々畑の景観は世界遺産に登録されています。

1982年にはスティルワインのドウロDOCが制定され赤、白、ロゼの生産が認められるようになりました。

 

 

 

今回来福した8名の中で、一番緊張した方はこのニーポート社の5代目当主デュルク・ニーポート!

 (写真左。右はデュルクの父ロルフ)

ドウロの偉大な生産者で、ドウロのスティルワインの名声を世界に轟かせた人であり、天才と言われる人物。緊張せずにはいられません!

そして目にする写真がほとんどクールな感じ・・・気難しそうな方だと思っていました。

実際にお会いして笑っている姿を拝見し、少し緊張はほぐれ・・・

奥さんがまた気さくで「ドウロのワインをドウロ〜(どうぞ!の意味)」なんて一生懸命覚えたであろう日本語を披露してくれたり・・・

夫妻は日本茶や和食が大好きと言うことで、和食を意識した白ワインも販売予定です。

ニーポートは1842年創業の歴史あるポートワインメーカーであり、今では数少ない家族経営のメーカー。何よりも品質を重視するため、生産量はポートワイン全体の僅か1%にも満たない小規模生産者です。

世界のワイン産地で多くを学び、ブルゴーニュワインのエレガントな味わいに魅了されたディルクは、自社畑の葡萄からスティルワイン造りを始めました。

そのスティルワインは、多くのワインジャーナリストたちを驚かせ、フラッグシップの「バトゥータ」をはじめ、世界にドウロのスティルワインの素晴らしさを広めるきっかけとなったのです。ワインスペクテイターやアドヴォケイト誌など多くのワイン誌で高得点をたたき出し、ジャンシス・ロビンソンMWも彼のワインに最高得点を付け大絶賛しています。


私が一番好きなワインはこの「シャルム」というワイン。

繊細できれいな酸味、滑らかなタンニン、まるでブルゴーニュの

ピノノワールを思わせるような上品で豊かな果実味

これはポルトガルワインなのか?!と思わせられる驚くべきワインです。

ニーポートの中で一番ピノノワールを思わせるワイン。

シャルム’14 ¥9720

品種:ティンタロリス、トゥリガフランカ、他

樹齢は70年及び100年以上

伝統的なラガール(ブドウの房ごと足で潰す)で発酵、

14ヶ月フレンチオーク熟成、ノンフィルターで瓶詰めしています。

今回日本に30本しか入荷していません。

写真左

トゥニーポート10年 ¥5940

品種:トウリガ・ナショナル、トウリガ・フランカ、ティント・カン、ティンタ・フランシスカ、ティンタ・アマレラ他

オレンジやレモンの皮、タフィーやカラメル、蜂蜜など様々な香りの要素を持ち、驚くほど長い余韻を楽しむことができる。

写真中央のヴィンテージポート2000年 ¥9288と右のトゥリス2012年 ¥21600は、昨年末ブログでご紹介していますのでそちらをどうぞ!→こちら

 

その他に12月入荷予定の限定ワインもありますので、また後ほど・・・



 

 



 


ポルトガルの産地から②ヴィニョス・ボルゲス(ヴィーニョヴェルデ)

2016年09月22日 | ポルトガルワイン

次は1884年にポートに創業された歴史のあるワインメーカー「ヴィニョス・ボルゲス」です。

ヴィーニョ・ヴェルデ、ドウロ(ポートとスティルワイン)、トラズ・オス・モンテス、 ダン等に広大な自社葡萄園を所有し、品質の高いデイリーワインから見事なヴィンテージポートまで数多くのポルトガルワインを送り出しているポルトガル屈指のワイン生産者。

一番の看板商品、猫のラベルで御馴染みの「ガタオ」なので、ヴィーニョヴェルデで紹介させて頂きます!

もう御馴染みなので特に説明はいらないと思います!

ピチピチフレッシュ系ヴィーニョヴェルデ、スパークリング、赤ワインもありますが、

ただ今店頭にはロゼのヴィーニョヴェルデのみ。

ガタオ・ヴィーニョヴェルデ・ロゼ ¥1242


ポルトガルの産地から①ソアリェイロ(ヴィーニョヴェルデ)

2016年09月22日 | ポルトガルワイン

ブログでポルトガルワインを紹介する比率がどんどん多くなっていますが、

8月末、私にとって今年最大のメインイベントがありました。

ポルトガルから素晴らしい生産者の皆さんが8名も、それも福岡までいらっしゃったのです!

これは凄いこと!皆さんそれぞれの産地を代表する(いや、ポルトガルを代表するといっても過言ではない)素晴らしい生産者です。

もう前日から緊張しまくりでした。。。

お店に立ち寄ってくださり緊張もMAX!でもサインも頂き感激です

それでは地図の上の地方から、皆さんをご紹介したいと思います。

 


 

もう御馴染み「緑のワイン=ヴィーニョヴェルデ」は軽やかで豊かな酸味を特徴とするこの地方のワインはアルコールが低く軽快なスタイルのワインを求める欧米各国でトレンドになってきました。

和食との相性も良く日本でも注目されています。

 





一番上の「ヴィーニョヴェルデ」から、ソアリェイロ

 「ソアリェイロ」はピチピチフレッシュなヴィーニョヴェルデとは一線を画すワインです。

ポルトガルの誰もが認めるアルバリーニョ(←ブドウ品種名です)のトップ生産者!

ポルトガル国内外のメディアにも必ず高評価で取り上げられます。

ポルトガル最北端メルガッソ初のアルヴァリーニョブランドであり、ポルトガルで最初にアルヴァリーニョ種の生産を始めたメーカーのひとつです。(1974年最初にアルヴァリーニョ種を植え、1982年に初めて「ソアリェイロ」ブランドをリリース)

メルガッソの目の前はミーニョ川を挟んでスペインのガリシア州で、同じアルバリーニョ種を使った上質な高級白ワイン産地として有名です。

まだまだポルトガルの方がお買得なのは言うまでもありません

大部分の畑の葡萄は有機農法で栽培されており、動植物の生物多様性を促進しています。

常に最高品質のアルヴァリーニョ種を生み出すため、醸造設備についても品質向上のため何年にもわたって近代化が行われてきました。

このワインはソアリェイロのスタンダードなワインです。

シトラスなどの柑橘系のアロマ、凝縮感のあるトロピカルな風味とミネラル感が豊かな味わいで、アペリティフやシーフード、鶏肉にもバッチリです。

オーナーのアントニオさん、壁にサインをしていただいた時どうしても「ICHIBAN」と書きたかったらしく、通訳の方に聞いてNo1,アルバリーニョ!イチバン!」と言っているのがお茶目でした。

フレッシュでプチプチした安いヴィーニョヴェルデをガブガブ飲むのも好きなのですが、ソアリェイロを飲むと、あ〜やっぱり別物!本当に美味しいな〜とつくづく思います!

ポルトガル/ヴィーニョヴェルデD.O.P

アルバリーニョ・ソアリェイロ’15 ¥2700



今日からアジアフォーカス福岡国際映画祭!

2016年09月15日 | 映画

今年もこの季節がやって来ました!

「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016」

本日19時からオープニングセレモニー開催!

今年のレッドカーペットはキャナルシティ西側の清流公園です。

普段は見ることの出来ないアジア映画を沢山見れるチャンスですよ〜。会期は25日まで。

当日チケットは1作品¥1300です。是非何かひとつでもご覧になってみて

それでは私が見たいと思う作品を何本かご紹介。

 

「7レターズ」2015年/シンガポール・マレーシア/116分

シンガポールを代表する映画監督エリック・クーを筆頭に、7名の監督が贈る7本のショートムービー。テーマは各監督それぞれが抱く故郷との繋がり。7監督7様、言葉や人種、世代とそれぞれにバックグランドを異にするシンガポーリアンのエピソードを通して、そこに暮らす人々の核心に迫っていく。

「あの時に思いを」2016年/香港/88分

1997年に香港が中国に返還されて約20年、急速な再開発が進み、古きよき下町の風情や庶民の暮らしもグローバルな変化の波に飲み込まれている。古い写真館を舞台に、これまで別々の人生をすごしてきた友人や親子、恋人の4組8人、平凡な人々の人生が絡まり写真に刻まれていくハートフルコメディ。

「予言者ムハンマド」2015年/イラン/158分

これまで本映画祭で、多くの秀作を発表してきたマジド・マジディ監督最新作。預言者ムハンマドを通してイスラム世界を描く一大歴史絵巻。本作の音楽を『スラムドッグ$ミリオネア』などで知られるインドの作曲家・A.R.ラフマーンが担当。ラフマーン氏の福岡アジア文化賞大賞受賞を記念しての特別上映。

「ポリス・エボ」2015年/マレーシア/120分

都会のタフガイ捜査官と地方の警官がコンピを組み、麻薬事件の解決に挑む痛快ポリス・アクション!マレー半島東岸のトレンガヌ州で、豪雨の中、老人のひき逃げ事件が起きた。被害者から強力な薬物と謎の地図らしきものが見つかる。その薬物情報を得た敏腕捜査官がクアラルンプールからやって来た…。


「台湾映画祭2016」と「福岡アジアフィルムフェスティバル」も同時開催です!

「太陽の子」2015年/台湾

台湾の東海岸・花蓮の港口という美しいアミ族の集落が舞台の実話を元に映画化。ホテル開発にさらされた伝統の土地を守るべきか、開発を受け入れて経済発展を選ぶべきか。そこに生きる人々が悩みながら「海稲米」という伝統の稲作の復活を通して、バラバラになりかけた「故郷」と「家族」の再生に取り組む。

シアター・プノンペン」2014年/カンボジア/105分

カンボジアの首都プノンペン。女子大生のソポンが廃墟のような劇場で見た古い映画。その主演女優は何と母だった。だが、映画の結末は失われていた。今は病状に伏せる母の為、映画の最終シーンを取り直そうとするソポン。その時から軍人の父、かつて母と愛し合った監督ソカなど、世界を揺るがせたクメール・ルージュの時代を懸命に生きた人々の半世紀近くにも及ぶ数奇な運命が明らかになってゆく。第27回東京国際映画祭で国際交流基金アジアセンター賞に輝いた感動のヒューマンドラマ。


そろそろ新酒の季節です

2016年09月13日 | 日本のワイン

ブログ結構あいだ開けてしまってすみません!

ヒゲオ店長が顔面神経麻痺になってから早2ヶ月、本人的には全くまだ動かせない

らしいのですが、始めの頃より表情が大分良いので、店頭にも出る様になりました。

そうは言うものの、雑用があまりにも多いのでブログを書く時間が〜すみません。

さて9月も半ば、そろそろ今年も新酒の季節がやってまいりました!

今年も山梨県シャトー酒折ワイナリーの「デラウェアにごり2016」からスタートです

←こちらは昨年のワインです




















デラウェアはアメリカ・オハイオ州デラウェアで最初に繁殖されたことからその名前が

ついたラブラスカ種のブドウ。日本へは1872年に初めて輸入され、日本で最も広く

栽培される食卓でも御馴染みの品種です。7〜8月に最盛期を迎え、小粒でも強い甘さと

それにバランスする十分な酸味を持っています。

このにごりワインは出来立ての果実のみずみずしさを残し、この時期にだけ味わうことが

できる、とってもフルーティーな旬のワインで、生産量が少ない超限定ワインです!

9日に瓶詰めが完了したそうなので、そろそろ届く頃かなぁ〜と思います。

発売予定は9月15日(木)です ※すみません17日(土)でした

シャトー酒折ワイナリー「デラウェアにごり2016年」 ¥1577

この後には・・・

10月30日(日)イタリア・ノヴェッロ2016解禁

11月3日(木) 甲州にごり2016年解禁

11月17日(木)フランス・ボジョレーヌーヴォー解禁

そして今年は初めてスペインのヌーヴォー「ヌエボ2016」が入荷します



9月のお休み

2016年09月01日 | 営業時間のお知らせ

9月に入りましたね!このまま涼しくなるんでしょうか

それでは9月のお休みのお知らせです。

7月から日曜日(11時〜19時)を営業して、月曜日を定休日にしています

お盆休みの代休として18日(日)〜21日(水)をお休みさせて頂きます

※22日(祝)は日曜営業です

能楽堂イベントのため9日(金)は3時で閉店

    〃    10日(土)は2時から開店させて頂きますややこしくてすみません

               3時から

昨日のダナンの続きをもうちょっと・・・

フランスの香りを求めて行ってみた

カフェ&ケーキショップ

Le Bordeaux

フランス・ボルドーのお菓子「カヌレ」

好きなので買ってみました。

ん〜〜〜


フランス人男性とベトナム人女性が初めたと書いてあった、100%ベトナムカカオを使ったチョコレートのお店

Pheva

ダナンの町中では他に見なかったスタイリッシュな店構え

おしゃれでカラフルな箱に好きな種類をチョイスして入れてくれます。

狭い店内、先客で若い日本人の女の子グループと韓国人女子グループがいました。日本人が好きそうなお店です。

説明のカードなんかも日本語でした。

お味はともかく、全て材料が地元ベトナム産というのが大事なことだと思います。

リカーショップやワインショップは、町の規模に対して多い気がしました。

どんなワインがあるか、いくら位するのか、事前にワインショップを調べていたのですが、誰もいなくてなかなか入りづらそうだったのでビビってはいらず・・・・・

ベトナムにもワインを造っている場所があり「ダラットワイン」飲んでみたかった〜

ベトナムらしいものを食べたのはバインミーだけ。

それもきれいなお店でテイクアウト。

美味しかった!!

今回は全く地元ベトナムって感じのお店では食べず・・

ひたすら2万歩以上歩いた修行のような旅でした。