酒屋ナカムラ〜天神西通り・大名にある角打ちが出来るワインショップ。ギフトにおすすめボトル彫刻もオーダー出来ます!

ポルトガル・マデイラ島『マデイラワイン』の品揃えは日本有数!只今70種類、角打でもお楽しみ頂けます。

2月のお休み

2012年01月30日 | 営業時間のお知らせ

2月のお休み

定休日の日曜

6日~11日もお休みさせて頂きます。

ご迷惑をおかけしたしますがよろしくお願いいたします。

やっとクリスマスと正月が来る感じ、初めてこんなに休みます、すみません


大地からのメッセージを聞け!

2012年01月26日 | ギリシャワイン

『このワインに果実の香りはない、

花の香りも、そして樽の香りもない。

あるのは大地からの唯一のメッセージ』 

by ジェラール・マルジョン

衝撃的なメッセージです。これはどういう意味なのか?!

皆さんはどう思いましたか?!

それは後の説明で分かっていただけると期待してます。

この衝撃的なワインはギリシャの小さな島、ティノス島のワインです。

メッセージの発信者ジェラール・マルジョン氏は生産者ではありません。

実は昨年11月末にマルジョン氏とのガラディナーの為東京に行って来ました。

(もっと早くに紹介したかったのですが、年末の忙しさで今になってしまいました。)

場所は『ベージュ アラン・デュカス東京

ワインの説明の前に、まずジェラール・マルジョン氏とは誰なのか?

彼はブルゴーニュのオスピス・ド・ボーヌ(慈善施療院)で生まれ。

まさにワインの仕事をするために生まれてきたかのようですね。

地元ボーヌのレストランで見習いの仕事からはじめ、

パリのホテル・メリディアン・モンパルナスのシェフソムリエだった1993年に

アラン・デュカスに引き抜かれました。

そして全世界にあるアラン・デュカスグループ全27店の飲料の責任者を務め

ひと月の半分は全店舗に顔を出すために世界中を飛び回り、

パリの「プラザ・アテネ」で統括シェフソムリエとしても働く多忙な方です。

そんな彼がギリシャのティノス島のワインとどういう関係なのか?

そう思われることでしょう。

それは彼がワイン関係の仕事をするようになって30年、

様々なワインを見てワインを試飲していくうちに、世界中で造られるワインが

テクニックに走ってみな同じような品種を用い、同じようなスタイルばかりになって

きているのはなぜかと疑問に思うようになったことから始まります。

マルジョン氏の言葉をそのまま書きますと

ある特定の国や地域産のワインから放たれるメッセージに、

人為的介入の色が濃く出てしまっていることを感じるようになりました。

個人的な意見かもしれませんが、全てのワインはそれを取り巻く環境、

エコシステムの影響を受けるものです。

一般的にテロワールといわれているものはもちろん、空気や水、

周りにあるすべてのものの影響です。全てが連鎖しています。

ビオがどうこう言う以前に、ワインはまさにナチュラルな自然の産物なのです。

ブドウは栽培者の為に存在するのではありません。

ブドウ自身が最適の場所を選んで生きているので、人間はあくまでも

それをサポートするだけなのです。

人の力が前面に出てはいけません。ブドウがあるべき場所に生えている

というのが最低必須条件です。

美味しいワインというのは2種類あります。

1つはほとんど人的介入のないワイン、もう1つは手を加えすぎている

ワインです。

デュカスグループでは勿論両方購入しますし、後者が劣るわけでは

ありません。

ただ、長いワイン人生で毎日テイスティングをする中で

私はもっとピュアで唯一のメッセージを持ったワインを求めるようになりました。

多少欠ける点があっても、土地の個性を純粋に出したもの。

ビオワインと言う意味ではありません。

そしてそんなワインをもっと歴史的な場所、自分が生まれ育ったフランスから

離れた場所で、古代品種を使ったものの中に追求するようになりました。

これまで北アフリカ、中東、中欧など様々な土地を探しました。

このようにワイン造りの長い歴史があり、かつ現在でも醸造が可能な土地を

探していたところ、ギリシャプロジェクトのワイナリーのオーナー、

アレクサンダー氏と出会いました。13、14年前です。

そして彼を通じてたどり着いたのが、ギリシャのサントリーニ島です。」

長くなりましたので今日はここまでにします。

なかなか簡単に説明できないのですこのワイン。

Toinos_002 Toinos_003


今年1発目はこれだ!

2012年01月18日 | イタリアワイン

Canaya_006

気が付けばもう1月も半分過ぎましたが

なんとか寝込まずに持ちこたえました。。。

そのかわりブログを休んでたので、そろそろ始めんとですね。

今年は週2回の更新をめざして頑張ろうと思っとります

それでは新年一発目はこちら!

もう結構売ってしまいましたが紹介。

イタリア/ヴィッラ・アンナベルタ

★カナヤ セレツィオーネ2006 ¥2940

この素敵なラベルの感じ、見覚えのある方もいるかも。でもラベルの色が違うでしょ~

そうそう、ジャイロ(リパッソ製法)やカナヤ(アパッシメント&リパッソ製法)とは違うんです。

100%アパッシメント製法による、カナヤの最高峰です。

アパッシメントとはブドウを陰干しすることで、この製法によって作られる

ワイン「アマローネ」はワイン好きにはたまらない有名な逸品です。

陰干しってどういうことか良くわからないと思いますので、アマローネで有名な

MASI社の説明をすみませんがお借りしましてご覧くださいませ。→MASI

要するにこのカナヤ・セレツィオーネはアマローネDOCの地域じゃないので

アマローネと名乗れませんが造り方は同じと言うわけです。

アマローネはお高いのですが、こちらはお手軽で楽しめます。

ブドウ品種はコルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ。

ブドウは40%水分が失われるまで自然状態の部屋で乾燥させ、

自然の糖分が高くなります。熟成はオーク樽で24ヶ月間。

濃厚なボリュームです。

凄い人気な為、やっと初めて入荷しました!


新年の営業

2012年01月02日 | 営業時間のお知らせ
謹賀新年
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日12時から18時まで営業しております!
1月3日は12時~18時まで
1月4日は12時~18時まで
1月5日から通常通り11時~20時の営業です!
※8日(日)は11時~19時まで営業いたします
※9日(祝)はお休み
元旦からジャスミンさんが熱出しました。なんか僕も移りそうな予感。。。
もし移ったら、営業時間変わるかもしれません。。。。