皆さんこんにちは
あまりにブログを書かない為「お店をやってるのか?どこか行ってるのか?
はたまた何かあったのか?」ご心配くださった皆さんすみませんありがとうございます。ちゃんと元気にしてます
今年一発目の紹介、何にしよっかな~と悩んで?!今にいたりました。
な~んて言うのは大げさですが、今年1発目はこれにしました。
パーカーポイント100点、スペインのシェリー!
★1946年産Don PX Convento Seleccion ¥33600
ドン・ペーエキス・コンヴェント・セレシオン
正直あんまりパーカーポイントがどーのこーのとか言うのは好きじゃないんですが、まぁ100点ということで新年のスタート(良い年になりますように)景気付けの一発で紹介します。
このドン・ペーエキスはスペインのモンティーリャ・モリレスで1844年に設立された歴史ある造り手「トロ・アルバーラ社」が、伝統的な手法をかたくなまでに守り続けるクラシックな造りで最高のペドロヒメネスを造り続け、スペインの国宝とも呼ばれているそうです。
大陸性の乾燥した土地で造られたブドウ(ペドロヒメネス種)は糖度が非常に高い状態で収穫され、丹念に麦わらの上におかれます。約二週間太陽光の下で干され、さらに糖度をあげられます。
そして干しぶどうのようになったブドウをプレスにかけ圧搾を行い、発酵が始まると酒精強化を段階的に施し、糖分をワインの中に閉じ込めます。
その後長い熟成の期間を経て瓶詰めされるんです。これらのワインはきわめて少量の生産量しかなく、なんと1930年代の樽まで最高の状態で大切に保存されてるそうで、ワインはオーダーを受けてから瓶詰め、それまでは一切手を触れないそうです!
この1946年産は第二次大戦時に天日干しをして乾燥させたペドロヒメネスで造られ、2013年9月に瓶詰め、ボトルにはシリアルナンバーが記載されてます。
実際に自分で飲めないのでパーカーのコメントを借りますと。。。
『究極のワインで最初に感じるのが究極のとてつもない凝縮感である。
香りも味わいも信じられないほど力強く、旨味がたっぷりで、甘いシナモン、クリスマスケーキ、レモングラス、ベルギーチョコレート、バターが表れる。驚くほど複雑で、芳醇で、甘くバランスのとれた滑らかな味わいでありとても甘く、同時にどこか塩気を感じる。そして時間とともに発展し黒オリーブが表れる。極少量の生産だが、このような古いワインを今でもまだ買うことが出来ることに驚きだ。そしてこのワインの価値においてお買い得といっても良いだろう。甘口ワインの傑作だ。もしこれを手に入れる幸運があれば飲み頃は2013年~2060年』
1946年といえば68年たってる、両親にプレゼントといってももう過ぎてるな~68歳の方へのプレゼントや、シェリー好きな方にもいいかもですね。
本当こんな古いワインが大切に保管されてて貴重なワインですね。