酒屋ナカムラ〜天神西通り・大名にある角打ちが出来るワインショップ。ギフトにおすすめボトル彫刻もオーダー出来ます!

ポルトガル・マデイラ島『マデイラワイン』の品揃えは日本有数!只今70種類、角打でもお楽しみ頂けます。

マデイラワイン1850年※ペリー来航3年前です!

2018年08月26日 | ポルトガル・マディラワイン

昨日テレビ(てんじんNOW)で撮影していただいて

ちょっと訂正したい事が・・・

ポルトガルのマデイラワインに関してです。

マデイラ島のポルトワイン」とおっしゃっていましたので

正しくは「マデイラ島のマデイラワイン」です。

それと「1850年はペリー来航の3年後」ではなく

ペリー来航の3年前」です

1850年ヴェルデーリョ(中辛口)¥248,400  ペリー来航3年前

1912年ヴェルデーリョ(中辛口)¥105,840  タイタニック号沈没

1927年バスタルド(中辛口)¥102,600 リンドバーグがプロペラ機での大西洋無着陸横断に成功

 

1850年は今から168年前、江戸時代! 

現在日本で発売されている一番古いマデイラワインです。

日本が江戸時代だった頃のお酒が飲めるなんて、それも美味しく、本当に信じられないです。

マデイラワインはまさに時を味わう素晴らしいお酒です。

いずれも店内改装後からグラスでお出しいたします。

 

マデイラワインって何?と言う方は、過去のブログを是非御覧下さい

マデイラワインの魅力①、 、 

IVBAM PROMO

 

それから店内改装ですが、やっと明後日の28日から入る事になりました。

職人さんの手配がやっとついたそうです。どこも不足してるそうで・・

店内と裏のスペースの2カ所を工事するのですが、まず裏のスペースから始めますので

その時は店の営業は出来ると思います。

店内工事の時はさすがに営業出来ないんじゃないかなぁ・・・と思うのですが

閉める際にはブログでご案内します。

自動販売機を撤去してもらってスッキリしました!


マカオのホテル色々②

2018年08月18日 | マカオ

お盆も終わり、夜は少し涼しくなってきましたね。

そろそろ秋らしくなってくるかな〜と願う今日この頃です。

平成最後の夏、皆さんいかがお過ごしでしょうか?! 

うちはやっと今月末から改装工事に入れそうです。

お客様からは「工事の間どこか旅行けますね?!」と言われるのですがそうもいかず

改装後はもう自由がきかないだろうから、香港マカオもあまり行けなくなるか・・と

モヤモヤしている私です。

前々回の「未来世紀ジパング」御覧になりましたでしょうか?!

アラン・デュカスさんもピエール・エルメさんも、非常に魅力を感じて

(モーフィアスに?マカオに?)出店したような事をおっしゃっていました。

私もマカオに魅力を感じている1人ですが、マカオがきっかけでポルトガルワインに

力を入れ出したのです。

マカオでポルトガル料理とワインを味わううちに、素朴でシンプルで飾りっけが無くて

温かみがある・・何よりお米や魚をたくさん食べる食文化が日本人にピッタリ!

もっと日本でも広まって欲しいと思うようになりました。

たまにお客様やワインの輸入会社さんからも「どうしてポルトガルワインなんですか?」と

言われるのですが、きっかけはマカオなんです。

今ではうちのラインナップはポルトガルとスペインワインで半分をしめるようになりました。

ブログのマカオねたは、マカオで感じられるポルトガルをテーマに、出来るだけポルトガル料理店を、

そして趣味のホテルを書いています。

今日はまとめてホテルを載せたいと思います。

1人で泊まる時はだいたい1泊1万くらいまでの条件で・・

週末や中国の祝日はものすごく高くなるので、なるべく避けるようにしています。

 

ハーバービューホテル (マカオ半島)

中心地からちょっと離れますが、まだまだ新し目なホテル。女性らしい内装です。

となりのホテル「サンズ」のカジノに行く方は便利なのかも。私はカジノ一切しませんが。

週末他のホテルが高い時、このホテルは意外と安かったりするので

どうしてもの時はまた泊まってもいいかも。

 

メトロポールホテル(マカオ半島)

このホテルは結構古い方に入ると思いますが、リノベーションはしてあります。

古いので天井が低く部屋も広い。でも室内が暗く、夜なんだか怖かった

2度目はないかも。でも中心地にあるので便利な場所です。

 

ベストウェスタンホテル・サンサン(マカオ半島)

ソフィテル@ポンテ16の近くで、街歩きするには悪くない場所。

部屋はマカオにしては狭く、小綺麗にはしてあるが古い。Nespressoがあってビックリ。

2度目はないかも。

 

グランドコロアンリゾート(コロアン島)

マカオでは貴重なビーチリゾート。海は泳ぐ気はしないですが・・・

夏休み中は子連れファミリーでかなり混む様ですが、私達が行ったのは9月下旬で

プールは貸し切り状態で最高でした!

このホテルもかなり古い(前はウェスティンでした)ですが、メンテナンスはしっかりしてある感じ。

滞在が長くてのんびりしたい時にまた泊まりたい!気に入っています。

※ゴルフ場がありますので、ゴルフしたい方にはいいかも。

ホテルの周りに何も無いのですが、ポルトガルレストラン「ミラマー」が隣にあります。

フェルナンドは歩いて30分くらい。

 

ホテルオークラ(タイパ島・コタイ地区ギャラクシーマカオ)

日本語が通じるホテル、着物を着たスタッフがロビーに常駐しています。

安心感半端ない!部屋も日本のホテルにいるよう!なので海外に来た気がしないのですが

親が一緒だったりすると安心でしょうね。

予算オーバーなので泊まりたくてもめったに泊まれません・・・

 

スタジオシティー(タイパ島コタイ地区)

まさにゴッサムシティー!ハリウッドエンターテイメント満載のホテルです。

お子様連れも楽しめるでしょう。お部屋はセレブリティータワーとスタータワーに分かれています。

スタータワーの方が大人っぽいデザインです。

フロントのスタッフが皆感じ良くてとても驚きました。

チェックアウトの際にも感想を聞かれたり、良い口コミをして欲しい感じがしました。

スタータワー、余裕があればまた泊まりたいです。

8の字の観覧車は造りを見てるとちょっと怖かった。

 

JWマリオット(タイパ島コタイ地区ギャラクシーマカオ)

リッツカールトン、バンヤンツリー、JWマリオット、ホテルオークラ、ギャラクシー、ブロードウェイホテルの6つのホテルと商業施設で構成されたギャラクシーマカオにあります。

宿泊者が共通で利用出来る広大なリゾートプールもあります。

部屋はそこまで広くないですが、明るくてとても使いやすい作りで良かった!

リッツやバンヤンツリーは予算オーバーですが、余裕があればまた泊まりたい!

娘も自分の部屋にしたいと気に入っていました。

こちらのフロントスタッフも、とても素敵な接客でした。

 

 

 


スペイン産『バイオダイナミック&オーガニック』なオリーブオイル「Finca la Torre」

2018年08月14日 | おすすめの食品

オリーブオイルをもうひとつ。

こちらもスペイン・アンダルシアから、バイオダイナミック&オーガニック

で造られたスペシャルなオイル(demeter認証)です。

このオイルも2016年から取り扱っているお気に入りです。

九州での取り扱い、今年はうちだけじゃなくなったみたい

フィンカ・ラ・トーレ  

オヒブランカ種 2017年 250ml ¥2678

前回ご案内の「morellana」もたくさん受賞していますが

このフィンカ・ラ・トーレもめちゃくちゃたくさん受賞しています→こちら

国際オリーブカウンシル(International Olive Council)はオリーブオイルの品評会を2001年から開催し

昨年から北半球と南半球の生産時期に合わせて2月と6月にオリーブオイルの品評会を開催しています。

このマリオソリーナス賞は世界で最も権威の高い賞の一つで、2014年以降オイルの特性に合わせた4つの部門

「インテンス」「ミディアム」「マイルド」「ライプ・フルーティ」でFirst Prize、Second Prize、Third Prizeの

3品のみの受賞という価値の高いものです。

Finca la Torreのオヒブランカは早摘みで香りの高い「インテンス」部門で最優秀賞(First Prize)を受賞しました。この受賞は何と4年連続となる快挙で、Finca la Torreの品質の高さが毎年維持されていることを示すものです!

農場はアンダルシアの心臓部でアンテケラ中心部より15分のところにあり

2つの極めて重要な自然地域、フエンテ・デ・ピエドラ自然保護区と

エルトルカル自然公園のあいだに位置しています。

バイオダイナミック農法という月の満ち欠けなど自然のサイクルに沿った作業で、

自然の力を最大限発揮する有機農法でオリーブを栽培しています

demeterはその認証のあかし。

単なる無農薬栽培ではなく、オリーブ栽培にもできるだけ人の手を入れず、

雑草取りも羊の放牧で行い、オリーブの搾りかすを土壌に混ぜて発酵させた堆肥を再利用するなど、

環境への配慮もバイオダイナミック農法の優れた栽培方法です。

グリーンタイプ特有の青い草やハーブ、青いトマト、アーモンドやバナナなど複雑で力強い香り

味わいもしっかりしていてパンチのある苦みが特徴です!

Finca la Torre Vídeo corporativo

 


さて、余談ですが・・・

ワインもそうですが、横文字の名前って覚えるのは難しいですよね

お客様がこのオリーブオイルのことを「マンダムみたいな瓶のオイル」と呼びだしたので

通称「マンダム」と呼んでおります

私と同年代以上の方は覚えていらっしゃいますよね?!

あの有名なセリフ「ん〜マンダム」。学校でも流行りました。

チャールズ・ブロンソンさん、私の子供時代もっとも印象深いハリウッド俳優さんです。

てっきりマンダムがこのオイルの瓶と似たような瓶だったのかと思っていたら

昔のCMを見ると、全然似てなかったのです。あらら?!

記憶は曖昧ですね〜 瓶の色が似ていたのかな・・・

でも懐かしいCMを見るきっかけになって嬉しかったので、皆さんも良かったらどうぞ

1970年CM マンダム う〜ん、マンダム チャールズ・ブロンソン

1971年CM マンダム 男の所在 チャールズ・ブロンソン

 

 


スペインから空輸のオリーブオイル「モレジャーナ」自分史上最強なパンチあり

2018年08月12日 | おすすめの食品

オーダーしていたオリーブオイルがやっと届きました!

特にグリーンのボトル、これ待ってたのよ〜早く味わいたい!

自分史上最強にパンチのある辛みと苦み、たまりませ〜ん

スペインからこだわりのオイルは空輸便です。

福岡で販売しているのはまだうちだけだと思います、多分

2016年から取扱

スペイン南部、コルドバとグラナダの間にある町”ルケ”にある

スセソーレス・デ・エルマーノス・ロペス社は今年100周年を迎えています。

ピクード種、ピクアル種、オヒブランカ種、それぞれの特徴を持った品種の単一品種

オーガニックエクストラバージンオイルを生産しています。

 

左:モレジャーナ ピクード種 EUオーガニック 125ml缶 酸度0,14%    ¥1620 

深みのあるフルーティーな香りと、刈りたての葉のフレッシュなグリーンの香り。

ピクード種の特徴である甘味と青い麦の味わいに後から来る微かな苦味が特徴。

右:モレジャーナ オヒブランカ種 EUオーガニック 500mlデザインボトル瓶 酸度0,14%  ¥5200 

青いアーモンドや刈りたての草のようなオリーブらしい香りを持つ品種です。

ピクードも結構苦味と辛みはあってとても美味しいのですが、こちらはもっと強いです!

この瓶入りは消費期限過ぎても質が保てて凄いです。 

 

生産者のコメント

ピクード種はとても希少な品種で、現在この品種を使っている生産者もごく僅か。

スセソーデエルマーノロペス株式会社が所有する木のみから生産。

肥料や 農薬に化学合成製品は一切使わず、全ての工程は環境を尊重しています。

高品質のオイルに最適な早い時期に若い実を収穫。

さらに最新のシステムと徹底した管理で風味を追求しています。

搾油量は下がりますが、収穫から貯蔵までを 4時間以内に行い、フレッシュなオイルを実現しました。

貯蔵庫に窒素を入れることで、酸素がない状態で保管、皆様にお届けしています。 

 たくさん賞を受賞しています

 

そして同社のもうひとつのブランド「ラ・ラグーナ」

ララグーナ オーガニック EUオーガニック 500ml遮光瓶 酸度0,17%    ¥2376  

スセソーレス・デ・エルマーノス・ロペス社が初めて生産したオリジナルブランドです。

ピクード、オヒブランカ、ピクアル種を厳選し100%自然の風味を生かし低温で搾油しています。

これはかなりお買得だと思います。

単一品種のピクードやオヒブランカのような強い個性はありませんが

新鮮な風味とバランスと質の良さ、どなたでも使いやすいタイプだと思います。

是非どれもお試し頂きたいな〜と思います!

オリーブオイル好きな方、食にこだわりある方のプレゼントにも最適です

SUCESORES HERMANOS LOPEZ


マカオのホテル「カラベルホテル」「パリジャン」そして泊まってみたい「モーフィアス」

2018年08月08日 | マカオ

今日はマカオネタを。

またテレビ番組ですが、今日夜10時「未来世紀ジパング」

”一生に一度は見たい”世界の驚き建物!アンビルトVSニッポン建築特集で

マカオの新しいホテル「モーフィアス」が出ます。

直前の更新ですみません!

2013年着工から今年6月15日にオープンしました。

アンビルトといえばそう「アンビルトの女王」ザハさんの設計

2年前に訃報を聞いて非常に残念でしたが

着工から段々形が見えてくるにつれて、早く完成しないかと待ち望んでいました。

予約してみようとHPを見てみるのですが、全く予約が出来ない?!空いていない?!

Inside Morpheus at City of Dreams

摩珀斯酒店「夢之探索」

マカオ以外の近場でザハさん設計で楽しみなのが、来年9月30日開港予定「北京新空港

あとクアラルンプールにも・・・

 

さて、マカオネタやっとちょっと更新しておきます。

今年の春頃オープン(多分)したホテル「CARAVEL HOTEL

「2度目のマカオ」にも登場した、有名な「南屏雅敘」が裏手にあるし

半島の観光にも街歩きにもピッタリの場所!

部屋の窓を開けると地元の人の暮らしが感じられ、

まるでマカオに部屋を借りている感じでとっても気に入ってます!

 

そして「パリジャン

部屋の照明が薄暗くって、あまり好みではなかったです。


今夜のNHK「旅するスペイン語:第18課」でこのワイナリーが登場します!

2018年08月07日 | スペインワイン

今日はこちらのワインです!

左:赤

ヴェルメウ'14  (赤トンボという意味) ¥1944

品種:マンドー20%、モナストレル40%、ガルナッチャ40%

2600リットルのアンフォラにて4ヶ月熟成、熟した果実の香りとスパイス、パワフルなワイン

右:白
クリェロト’16(オタマジャクシという意味) ¥1728

品種:ペドロ・ヒメネス30%、ベルティル30%、シャルドネ30%、マルヴァジア10%

2600リットルのアンフォラにて6ヶ月間熟成

フレッシュなタンジェリン・シトラス・メロン、ビスケット、エキゾチックな甘いハーブ

 

ちょうど3年前に紹介して以来、準レギュラー的な定番のスペインワインです。

NHKの語学番組「旅するスペイン語」今日深夜放送(0:25分〜0:50分)

第18課:古来のワイン製造法を調べよ」で、このワイナリーが登場します!

是非御覧になってみて下さい! 

珍しい品種のワイン、それもアンフォラ熟成です。

スペイン・バレンシア南西部モイセンにある『セイェル・デル・ロウラ

セイェル・デル・ロウラ」は1996年に設立の家族経営のワイナリーで

2009年までは50ヘクタールの自社畑から2種類の赤ワインを造っていました。

その頃彼らはアメリカンやフレンチオークを使ったワインを造りアメリカ市場で

大きな成功を掴んでいましたが、そのスタイルでは市場のニーズにあったしっかりした

味わいに仕上がるものの、フレッシュさやエレガンス、なにより本来この土地で育つブドウが

持っているはずのオリジナリティーは表現できるはずもありませんでした。

そこでバレンシア工科大学と研究をすることになり、絶滅しかけていた

この地域の固有品種である「マンドー種」を復活させることになりました。

(※このマンドー種は20世紀以降、大量生産には難があることで使用されなくなり

栽培面積も激減してほぼ絶滅しかけていたそうです。)

そして研究を続けた末に、この地方でかつてワイン造りに使われていた

アンフォラでの熟成に辿り着きました。

さらにワイナリーの敷地内で発掘された(15世紀頃につくられたとされる)

地下セラーであるボデガ・フォンダを復元させ、そこでのアンフォラ熟成を経ることにより

本来ブドウが求めていた温度・空気・暗さなどの最高の環境が整いこの地のブドウの個性を

最大限に引き出したワイン造りが可能となりました。

 Feliç 2014

 

 


ローマ皇帝も愛したピコ島の酒精強化ワイン「ラジド」

2018年08月04日 | ポルトガルワイン

本日はピコ島のワインです。

ピコ島なんて初めて聞いた!とおっしゃるかた多いと思います。

登山をされる方は結構知ってらっしゃるのでしょうか?!

ピコ島と島の名前が付いたのは、この島にある火山、ピコからついたそうで

この山が日本の富士山と似てるとか何とか・・・

ちょっと検索すると、ピコ島に登るツアーが日本から結構あるんですね〜知らなかった。

さてピコ島の場所ですが、ポルトガルのアソーレス諸島(9つの島からなる)にあり

リスボンから飛行機で約2時間半の距離。

ちなみにマデイラ島は約1時間半くらいのフライトなので、アソーレスはやはり遠いです。

ピコ島の面積はちょうど種子島くらいで、人口は約1万5千人。

火山ピコはポルトガル最高鋒の2351mで、最後に観察された噴火は1963年です。

流れ出た溶岩で覆われた島をポルトガルが発見して入植するようになると

主にカトリックの修道士たちによって開拓が行われましたが、溶岩の島を開拓するのは

容易ではありませんでした。修道士たちは、実に500年もの歳月をかけて島の土壌を変え

豊かな農村地帯にしたのです。

ブドウ栽培の方法が非常に特殊で、海から強く吹く潮風から守る為

溶岩の石を積み上げて「クラウ」と呼ばれる石垣にし、低い位置でブドウの栽培をするのですが

この石垣の石をつなぐと地球2周分にもなるとか?!

15世紀以来続く伝統的なピコ島のこの農業景観は、2004年にピコ島のブドウ畑文化の景観

として世界遺産に登録されました。

Landscape of the Pico Island Vineyard Culture (UNESCO/NHK)

※ご興味がある方は↓こちらもどうぞ。

せかけん提供 世界遺産 『ピーコ島のブドウ栽培の景観』 (ポルトガル共和国)

 

ローマ皇帝も愛したというピコ島を代表する酒精強化ワインはこちら。

こんなに離れた小さな島のワインが輸入されているとは、とても貴重です。

ピコ島協同組合

ラジド2003年 500ml ¥3850 アルコール度16%

品種:ヴェルデーリョ、アリント、テランテス

夏の日差しの強さと溶岩台地の水はけの良さから糖度の高い葡萄が生まれ、

火山岩に含まれるミネラル分の豊富なワインが生まれます。

島民は先祖から受け継いだその畑を昔と変わらない方法で維持し、葡萄作りを行なっています。

特殊な畑のため剪定、収穫などは全て手作業。

収穫された葡萄は伝統的に足踏みで搾汁される。
この島で最も有名なワイン「ラジド」は、木樽で発酵され、

終了直前にグレープスピリッツを添加(酒精強化)して発酵を止め

アメリカンオークで3年間熟成されます。やや甘口です

ほぼ辛口、でも若干甘味も感じなくはないです。シェリーに近い感じです。


そしてもう1本ピコ島ワインをご紹介します。こちらは白ワインです。

クラル・アトランティス社

ファリアズ・ヴィニヤード・ブランコ  ¥2700

品種:ヴィオジーニョ、ゴウヴェイオ、シャルドネ、フェルナン・ピレス、アリント

最近観光客が多くワインの需要も多いので、ようやく日本への順番が回ってきたそうです!

トロピカルな香りや柑橘系のフレーバーが爽やかで心地よく、ポプリのような香りもあります。

海風を思い起こすような豊富なミネラル、酸味が存在感を発揮し、スッキリとした味わいです。

焼き魚、貝類、白身の肉、寿司、刺身、パスタ、サラダ、スパイシーなタイ料理などとピッタリです。

ラベルにはピコ島のブドウ畑とクジラの絵。

1980年まで捕鯨基地があったそうです。

遠く離れた小さな島の貴重なワイン、飲んでみたくなりました?!