Saitolab 「なにもせんほうがええ」

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ユニットバスの換気扇メンテナンス

2007年08月18日 | 修理・工作・技術
ユニットバスの換気扇ファンモーターがグリス切れでキリキリと異音が鳴り出した。以前にも何度か注油したことがあるので今回もメンテナンスを兼ねて注油と清掃にとりかかる。浴室の換気口を開け排気ファンをユニットごと取り外す。排気ダクトに繋がる板金の箱にぶら下がるように四箇所のビスで箱の天板にファンユニットは留められているのだ。このビスは外すのも厄介だが、取り付け時はこれにも増して発狂しそうに面倒なのだ。重いファンユニットを片手で支えつつ長いドライバーの先端にそっとビスを乗せ、ゆっくりと暗闇の先の天板のビス穴にファンユニットの足を共締めしなければならないのだ。しかも上を向いての作業なので容赦なく細かなホコリや砂が目に入るという苦行を乗り越えねばならない。苦労して降ろしたファンユニットを分解し、シロッコファンとケース、モーターに分ける。シロッコファンには黒い泥のようなホコリが堆積し恐ろしい程に汚れている。ファンの羽一枚一枚を中性洗剤とブラシで洗い流していくと無限と思えるほど黒いゴミの塊が止め処なく流れ出る。ファンケースの内側も溜まった汚れを拭って水洗い。ファンモーターの軸受けにはスプレー式の細ノズルでモリブデングリスを根気よく注入していく。軸を手で回転させながらグリスを馴染ませていく。勿論これら分解作業は換気扇SWを切って行い、「くれぐれも電源を入れてくれるな」と家人にも伝えておく。清掃が終わったファンユニットの部品は乾拭きしてから元通りに組み上げていく。苦行のダクト箱への取り付けを終え、はじめてSWを入れ動作確認。作動音も静かで力強く排気が行われる。ユニットバスの扉を閉めて換気スリットからの浴室外気流入量を確認する。脱衣場の冷たい空気が勢い良く吸い込まれているのが確認された。面倒だけれど遣り甲斐のある作業だ。ところでみなさんはこの換気扇の清掃って行っておられるのだろうか?
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