Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

Ai AF NIKKOR80mm F2.8

2014年07月27日 | 修理・工作・技術
銘玉との噂を聞いて使いたくなったAi AF NIKKOR80mm F2.8。F3AFの専用レンズとして誕生したこのレンズはAF創成期の試行錯誤の混乱そのままに以降のAFレンズとは仕様が異なる。F3AF以外にはF4とF501のみがこのレンズの着用を許されていた。メーカーのアナウンスでは現行機種への取り付けはボディー側電気回路への悪影響から使用を禁止している。今回はそれを承知でレンズを入手。既に悪巧みの魂胆はできていた。整備がてらレンズの電気接点部を分解。ピンアサインを調べADD、GNDとモーター電源端子を内部で浮かせ絶縁してしまう。パターンカットなど改造破壊することなくお手軽改造にて非CPUのAiレンズへとなった。愛機F4Sでの使用時は3分もあれば端子は元に戻せる。あとはD600のボディー側にレンズ情報を登録しFnボタンにレンズ呼び出しメニューをセット。絞りリングを有効設定に。これで絞り優先モードでマルチ測光が使えるようになった。もちろんフォーカスはMFになるがインジケータのサポートが使える。これは素敵なレンズが増えましたよ。イヒヒ (改造はown risk!)
ニッコール千夜一夜物語
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2 コメント

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200は買わないんですか (リョウ)
2014-07-27 21:31:16
ご指摘のとおりMFになってしまうため、自分もデジタルではほとんど出番がないですが、コントラストがあるわりに明暗のバランスよく粘るので、ISO感度が高く設定できるので、ISO3200あたりにして夕景に使えるのがいいですね。素敵なレンズだと思います。
望遠は持て余します (研究員)
2014-07-27 22:38:59
天気が悪いので窓から風景を試写してみましたが、骨太の描写です。周辺部まで破綻なく分解能も高いようです。早く撮影に使ってみたいです。

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