ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

柿衞(かきもり)文庫

2009年10月23日 | 一寸そこまで
伊丹の柿衞文庫へ「芭蕉・新しみは俳諧の花」にお誘いを受けて友人2人と
行ってきました。

今月は何て伊丹にご縁があるのでしょうか、10日には「絵画展」へ、19日
には「伊丹自衛隊駐屯地」へ、そして今日は「柿衞文庫」へとご縁がありまし
た。


                    柿衞文庫のお庭


        旧石橋家(移築)の2階から見た柿衞文庫  前方の白い建物


柿衞文庫は2度目でした。前回は何の展示の時に足を運んだかは、すっかり
忘れております。

創設者である岡田利兵衞(柿衞)は俳文学の研究者として道を究めましたが、
特に「芭蕉」の研究について大きな足跡を残した人です。わが国三大俳諧コレ
クションの一つで約1万点にのぼる作品、その「柿衞文庫」も開館25周年を
迎え、又「芭蕉」の奥の細道の旅から320年を数える今年この会が持たれた
のです。

昔の人は手紙をおいそれとは捨てなかったのでしょうね。さまざまなものが残
されているものだな~と感心しました。

習字を習っていた頃は何とはなしに「かな」が読めていたのですが、今では読
めなくなっています。そんな中でも読める部分を見つけた時はほっとすると同
時に、嬉しかったです。



                   台柿の沢山成った木


今日も生まれた初めてのものに出会いました。文庫の近所のレストラン(今
日都合で欠席だった、伊丹の友人が教えてくださった)のレジの所で見つけた
「台柿」です。

「写真を写させていただいて良いですか?」といいますと「どうぞどうぞ、ブロ
グをしておられますか?」といわれて驚きました。「ブログに載せたいからと写
していく方が多いのですか?」と聞きますと「そ~なんですよ」と言う答えが返
ってきました。

その木は「柿衞文庫」に2代目の木が1本あると教えられました。石橋家の2
階から、説明ボランティアの方に確かめて写したのが上の写真です。

伊丹では「台柿」継承プロジェクトを作り、3代目の苗木を作りました。俳句の
町・伊丹のシンボル的なものとして、児童生徒が身近なものとして親しみ、伊
丹の歴史を学んでもらう為に去年、平成20年の1~2月に市内の小中学校
に「3代目台柿」の苗を配って、育てているそうです。

女3人寄れば姦しいといいますが、まさにその3人で、舌の喜ぶ美味しいもの
と脳の喜ぶ会話をいっぱい詰め込んで、又の元気な再会を楽しみに散会しま
した。私の脳はフレッシュな知識を積め込まれて、ニコニコさんでしょう。
                             (1210回)




                これぞ「台柿」 初めて見ました



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