「ライオン」と言うのは、施設の名前です。
小説の主人公も、よる年波で、施設に入ることにしました。
この施設は「自分の出来ることはじぶんでする、
出来ないことは手伝ってもらえると言う施設です。
その施設では、3時には、会員の好みによる「オヤツ」が出されます。
時には、主人公も「好みのオヤツ」を頼みます。
私も大体3時のオヤツは頂きます。
小さい頃、家は料理屋でしたから、
おじいちゃんが、私を寝かしつけます。
夜に一度は目を覚ますのですが、
そのときには、枕元に、「薄紙に包んだ御菓子」 が
おいてあります。 「おめざ」と言いましたね。
夜は皆忙しいので、私が寝覚めても、
かまうことが出来ません。
だから寂しがらないようにと言う事です。
でも「なにかな?」 と包みを開けることはあっても、
食べることは無かったと思いますよ。