「カレー教室の花」 (15―2―25)
まだまだ寒い気温ですが、「梅」「菜の花」が咲き始めて、春の近づきを感じさ
せる日々を「光の春」っていうようです。なんと美しい言葉でしょう。日本語の
面目躍如という所ですね。
NHKの水曜日22:00の「スーパープレゼンテーション」という番組をご存知で
すか?其の再放送が朝の06:00に在ります。私は朝のテレビ体操の前の番
組として見ています。
「テッド」という会社? の提供で、日本人の伊藤さんという方が司会というか登
場する方の紹介役として出ておられます。世界の色んな分野の達人? が得意
分野の自分の考えや行動をスピーチする番組です。
先日はノーベル賞受賞者の山中さんがゲストでした。
山中さんの自己紹介で、英語が必要になりましたが、私の英語は受験英語です。
話すことは下手ですが、伝わったようです。英語は下手でも、伝えようとする努
力が大切だと思います。いまも英語を習っております。
「私(山中さん)の発音が悪かったので「レストランは何処ですか?}と訊ねたの
に返ってきた答えは「レストルーム=トイレ」でした。仕方がないので一応行きま
したけれど」って苦笑されました。テレビの中の山中さんの使われた英語も、私
が、聞いても日本語的発音でしたね。
情報にしても、テレビの状態は限られているので、ネットを使うようになった。
お二人の会話の中から「なるほど」と思った言葉を集めてみました。結局お二人
とも、過去の既成にはこだわらずに、自分の思いで行動した。「それがたとえ失
敗であっても、事実だから、仮設ではないので無駄ではない」
お二人の感じ入った言葉。
・誰かに教わるのが「教育」。自分から求めるのが「学び」
なるほどな~という感じ。さすれば、老後は「学びの時間」で結構と思う。
・ごちゃごちゃ(関西弁=色々)考えるより、まず手を動かせ。
山中さんが恩師に言われた言葉だそうで、実行している。まず行動!
・地図より、羅針盤。
海図を眺めて頭で考えているより、羅針盤を操作して行動せよ。
・考えるより、体でどんどんせよ。
上と同じ考え。
・ナウイズム=現在主義
革新的な事をしたいなら、今を生きよう。
英語についても、その人の持ち場持ち場で考え方も違うようです。、伊藤さんは、
英語圏で会社を興し、生活し、日常が英語の生活だから、英語の発音も日本人
離れしている。
山中さんは科学者になる前は外科医だったそうですが、怪我で出来きなくなり、
「研究ならできるのではないか」というアドバイスで、研究者の道に入られたそ
うです。元外科医とは驚きました。だから、英語は流暢でなくとも、発表が出来
ればいいということでしょうか?
☆ 読みました
近頃はあまり目にしなくなりましたが「梳き櫛」をつくるお話です。職人のお話は
大好きなので、楽しめました。私の使っていた「梳き櫛」は「柘植の木(本では違
った)」でできていましたので、「メバチコ」ができた時、畳の縁に櫛を擦り付け
て熱くなった時、「メバチコ」のできた目に当てると直るといわれて、小さい頃よ
くしたものでした。が…近頃「メバチコ」できませんし、見かけませんね。