1-1からの続きです。
(可睡斎の画像は目下行方不明中・・・見つかり次第掲載します)
○ 可睡斎
次に向かったのが可睡斎。かすいさい、と読みます。
人の名前のようですが、お寺の名前。
徳川家康とここの和尚さんのエピソードが、名前の由来となりました。
静岡には秋葉山本宮秋葉神社がありますが、ここも火防の総本山。
古い狛犬がいました。
お寺で狛犬を発見すると、神社で見るよりもテンションが上がります。
本堂を見回すと、梁のところに大山のぶよさんの千社札を発見。
ここをお参りしているんだわ。
○ 日本一のトイレ
お参りをすませ、御朱印をもらいに寺務所に行くと、「日本一★の東司」があるというポスターが貼られていました。
東司というのは、つまりトイレのこと。京都の東福寺に大きな遺構があります。
日本一なんて、知らなかったわ。
お坊さんにの場所を尋ねると、「見学料は500円です」とのこと。
え、トイレを見るのに500円?
驚いてあとずさりましたが、東司だけでなく、本堂にまでつながった大きな建物内を見学できるということでした。
中は広く、見学者はほかにもいました。
一族で特別のお参り帰りのような、フォーマルスーツの人たちも見かけます。
階段を上ったり下りたり、スロープを通ったりして、お寺所蔵の仏像などを拝観しながら、長い歴史があることを知ります。
奥の方に、日本一のトイレがありました。
どれだけ広いんだろう?とのぞきかけると、広い東司の中で、ご年配のスーツ姿の男性が、後ろ向きに立っていました。
あわてて身をひるがえします。
え、もしかして、利用中??
ここは、今でも使われているの??
男子トイレなの??
そこをのぞくって、ダメじゃない!
びっくりしました。
Qちゃんと目を見合わせていると、その男性はゆうゆうと出て行きました。
どうやら、現役の東司のようです。
さらに、男女兼用のようです。
これはハードル高いわ~。
少し待って、中にもう誰もいないことを確認し、おそるおそるまた近寄りました。
広い東司の真ん中には、トイレの神様、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の大きな立像がありました。
かなり新しさを感じます。
東司といったら東福寺のイメージしかなかったため、かなり違ったことに戸惑いました。
振り向けば、女性用のトイレは東司とは別の場所にありました。
そうよね。ああ、びっくりした。
○ うなぎ食べられず
お寺を離れて、再び車に乗ります。
浜名湖の辺りを通りました。名物のうなぎを食べようとしましたが、店を探せないでいるうちに、浜松を通り過ぎてしまいました。
あ~、うなぎが遠ざかっていく~。ついでにうなぎパイも~。
ここまで、思ったよりも時間がかかってしまっています。
この日の宿は渥美半島。そこまで辿り着かなくてはなりません。
到着時間が気になり、ランチを取らないまま、渥美半島へ向かうことにしました。
○ 一路渥美半島へ
前日、あまり睡眠時間をとれなかったというQちゃんは、とうとうパワーが尽きてきた様子。
私が運転することにして、眠ってもらいます。
運転する時、いつも助手席のナビに頼っている私は、一人で車を動かせるかヒーコラ。
「大丈夫、あとはまっすぐの一本道だから」
そう言って眠りに落ちたQちゃんを起こさないよう、急ブレーキをかけないように運転しました。
日差しがとても暑く、車内にもジリジリと照りつけます。
気温は29度。真夏に戻った感じです。
私も眠りそう。いえいえ、眠りません。
渥美半島には、2本の道があり、海沿いの方を選びましたが、それでもシーサイドラインではなく、海は見えませんでした。
岬の先の方へさしかかり、坂を上って行きます。
この日の宿がありました。明るいうちに着けてよかったー。
伊勢湾に沈む夕日が美しいと聞き、それに間に合うように着きたくて、お昼を抜いてがんばってきたのです。
○ 貝殻オブジェの宿
窓から海が臨める、のんびりした雰囲気の漁師民宿。
採ってきた貝でこしらえたオブジェが、入り口にも廊下にも部屋にもてんこもりです。
これは、作りすぎ、飾りすぎでしょう~。
まるで貝がらのジャングル。取り込まれそうな迫力です。
三連休とあって満室らしく、宿の中はにぎやか。
おかみさんに勧められて、夕食前に隣のリゾートホテル、伊良湖シーパーク&スパの大浴場へ行きました。
パーキングに、自転車が堂々と停まっていました。
○ 椰子の実メッセージ
ホテルの大浴場からは、伊勢湾が広々と見えるいい眺望が臨めます。
下に広がる砂浜に、なにか文字が書かれていました。
これは、椰子の実を置いて作ったメッセージなんだそう。
わー、初めて見るものだわ。
ホテルスタッフが作っているとのことで、素敵なサービスだなと思います。
○ 伊勢湾の夕日
お湯につかって海を眺めていると、次第に日は傾いてきました。
念願の、伊勢湾に沈む日没を、堪能できました。
太陽の光が海面を明るく照らして、忘れられないような美しさでした。
入浴後、ほてりを鎮めがてら、砂浜に出てみました。
そばまで行ってみると、砂浜メッセージはとても大きく、たしかに椰子の実を使ってラインが引かれています。
ナスカの地上絵を間近で見た時のことを思い出しました。
波の音がすぐそばに聴こえて、リゾートムードたっぷりでした。
宿に戻ると、夕食です。
だんご汁、岩海苔、めかぶなどが並ぶ、ヘルシーな磯料理づくしでした。
民宿では食堂もやっており、地元の人も利用していました。
○ 最寄りのコンビニは7キロ先
食後、買い出しに行こうとしたら、最寄りのコンビニはなんと7キロ先!
7キロの間、何もないの~!?
歩いていける距離ではなく、車で行きましたが、それでも遠かったです。
対向車もない真っ暗な一本道を延々進んで行きました。
部屋に戻って早々に、Qちゃんが「眠くてもうだめ、おやすみ~」と10時前に眠りにつきました。
夕べ寝られなかったというからね。
私も10時半にしてネムネム。
コンビニ遠征をしてスイーツやドリンクを買い込んできたのに、そのまま寝に落ちました。
2-1に続きます。
◆ みちびきたずねて東海へ index
(可睡斎の画像は目下行方不明中・・・見つかり次第掲載します)
○ 可睡斎
次に向かったのが可睡斎。かすいさい、と読みます。
人の名前のようですが、お寺の名前。
徳川家康とここの和尚さんのエピソードが、名前の由来となりました。
静岡には秋葉山本宮秋葉神社がありますが、ここも火防の総本山。
古い狛犬がいました。
お寺で狛犬を発見すると、神社で見るよりもテンションが上がります。
本堂を見回すと、梁のところに大山のぶよさんの千社札を発見。
ここをお参りしているんだわ。
○ 日本一のトイレ
お参りをすませ、御朱印をもらいに寺務所に行くと、「日本一★の東司」があるというポスターが貼られていました。
東司というのは、つまりトイレのこと。京都の東福寺に大きな遺構があります。
日本一なんて、知らなかったわ。
お坊さんにの場所を尋ねると、「見学料は500円です」とのこと。
え、トイレを見るのに500円?
驚いてあとずさりましたが、東司だけでなく、本堂にまでつながった大きな建物内を見学できるということでした。
中は広く、見学者はほかにもいました。
一族で特別のお参り帰りのような、フォーマルスーツの人たちも見かけます。
階段を上ったり下りたり、スロープを通ったりして、お寺所蔵の仏像などを拝観しながら、長い歴史があることを知ります。
奥の方に、日本一のトイレがありました。
どれだけ広いんだろう?とのぞきかけると、広い東司の中で、ご年配のスーツ姿の男性が、後ろ向きに立っていました。
あわてて身をひるがえします。
え、もしかして、利用中??
ここは、今でも使われているの??
男子トイレなの??
そこをのぞくって、ダメじゃない!
びっくりしました。
Qちゃんと目を見合わせていると、その男性はゆうゆうと出て行きました。
どうやら、現役の東司のようです。
さらに、男女兼用のようです。
これはハードル高いわ~。
少し待って、中にもう誰もいないことを確認し、おそるおそるまた近寄りました。
広い東司の真ん中には、トイレの神様、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の大きな立像がありました。
かなり新しさを感じます。
東司といったら東福寺のイメージしかなかったため、かなり違ったことに戸惑いました。
振り向けば、女性用のトイレは東司とは別の場所にありました。
そうよね。ああ、びっくりした。
○ うなぎ食べられず
お寺を離れて、再び車に乗ります。
浜名湖の辺りを通りました。名物のうなぎを食べようとしましたが、店を探せないでいるうちに、浜松を通り過ぎてしまいました。
あ~、うなぎが遠ざかっていく~。ついでにうなぎパイも~。
ここまで、思ったよりも時間がかかってしまっています。
この日の宿は渥美半島。そこまで辿り着かなくてはなりません。
到着時間が気になり、ランチを取らないまま、渥美半島へ向かうことにしました。
○ 一路渥美半島へ
前日、あまり睡眠時間をとれなかったというQちゃんは、とうとうパワーが尽きてきた様子。
私が運転することにして、眠ってもらいます。
運転する時、いつも助手席のナビに頼っている私は、一人で車を動かせるかヒーコラ。
「大丈夫、あとはまっすぐの一本道だから」
そう言って眠りに落ちたQちゃんを起こさないよう、急ブレーキをかけないように運転しました。
日差しがとても暑く、車内にもジリジリと照りつけます。
気温は29度。真夏に戻った感じです。
私も眠りそう。いえいえ、眠りません。
渥美半島には、2本の道があり、海沿いの方を選びましたが、それでもシーサイドラインではなく、海は見えませんでした。
岬の先の方へさしかかり、坂を上って行きます。
この日の宿がありました。明るいうちに着けてよかったー。
伊勢湾に沈む夕日が美しいと聞き、それに間に合うように着きたくて、お昼を抜いてがんばってきたのです。
○ 貝殻オブジェの宿
窓から海が臨める、のんびりした雰囲気の漁師民宿。
採ってきた貝でこしらえたオブジェが、入り口にも廊下にも部屋にもてんこもりです。
これは、作りすぎ、飾りすぎでしょう~。
まるで貝がらのジャングル。取り込まれそうな迫力です。
三連休とあって満室らしく、宿の中はにぎやか。
おかみさんに勧められて、夕食前に隣のリゾートホテル、伊良湖シーパーク&スパの大浴場へ行きました。
パーキングに、自転車が堂々と停まっていました。
○ 椰子の実メッセージ
ホテルの大浴場からは、伊勢湾が広々と見えるいい眺望が臨めます。
下に広がる砂浜に、なにか文字が書かれていました。
これは、椰子の実を置いて作ったメッセージなんだそう。
わー、初めて見るものだわ。
ホテルスタッフが作っているとのことで、素敵なサービスだなと思います。
○ 伊勢湾の夕日
お湯につかって海を眺めていると、次第に日は傾いてきました。
念願の、伊勢湾に沈む日没を、堪能できました。
太陽の光が海面を明るく照らして、忘れられないような美しさでした。
入浴後、ほてりを鎮めがてら、砂浜に出てみました。
そばまで行ってみると、砂浜メッセージはとても大きく、たしかに椰子の実を使ってラインが引かれています。
ナスカの地上絵を間近で見た時のことを思い出しました。
波の音がすぐそばに聴こえて、リゾートムードたっぷりでした。
宿に戻ると、夕食です。
だんご汁、岩海苔、めかぶなどが並ぶ、ヘルシーな磯料理づくしでした。
民宿では食堂もやっており、地元の人も利用していました。
○ 最寄りのコンビニは7キロ先
食後、買い出しに行こうとしたら、最寄りのコンビニはなんと7キロ先!
7キロの間、何もないの~!?
歩いていける距離ではなく、車で行きましたが、それでも遠かったです。
対向車もない真っ暗な一本道を延々進んで行きました。
部屋に戻って早々に、Qちゃんが「眠くてもうだめ、おやすみ~」と10時前に眠りにつきました。
夕べ寝られなかったというからね。
私も10時半にしてネムネム。
コンビニ遠征をしてスイーツやドリンクを買い込んできたのに、そのまま寝に落ちました。
2-1に続きます。
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